四半期報告書-第79期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/02 15:00
【資料】
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【項目】
18項目
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年6月30日まで)の売上収益は、841億7千5百万円と前年同期に比べ31億5千2百万円の減収となりました。二輪車・汎用製品では238億6千5百万円と前年同期に比べ10億1百万円の減収、四輪車製品では603億1千万円と前年同期に比べ21億5千1百万円の減収となりました。利益においては、合理化効果などはあるものの、研究開発費の増加や売上減に伴う利益の減少などにより営業利益は56億3千9百万円と前年同期に比べ、23億1千7百万円の減益となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、19億1千4百万円減益の24億8百万円となりました。
セグメント別売上収益の状況
(日 本)
二輪車・汎用製品は、主にインドやインドネシア向け製品の販売が増加しました。四輪車製品は、主に欧州での販売が減少しました。
これらにより、為替換算上の減収影響はあるものの、全体の売上収益は388億3千1百万円と前年同期に比べ15億7百万円の増収となりました。
(米 州)
二輪車・汎用製品は、主に南米での販売が増加しました。四輪車製品は、北米での販売が減少しました。
これらにより、為替換算上の増収影響はあるものの、全体の売上収益は233億9千8百万円と前年同期に比べ8億3千9百万円の減収となりました。
(アジア)
二輪車・汎用製品は、主にインドやベトナムでの販売が減少しました。四輪車製品は、主にマレーシアやタイで販売が減少しました。
これらに加え、為替換算上の減収影響により、売上収益は264億4千4百万円と前年同期に比べ12億8千万円の減収となりました。
(中 国)
二輪車・汎用製品は販売が増加しました。四輪車製品の販売が減少しました。
さらに、為替換算上の減収影響により、全体の売上収益は208億3千8百万円と前年同期に比べ2億1千1百万円の減収となりました。
(注)セグメント別売上収益は、セグメント間の内部売上収益を含んでおります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下、「資金」)の残高は、594億3千9百万円と、前連結会計年度末に比べ16億8百万円の減少となりました。
当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況と、その前年同期に対する各キャッシュ・フローの増減状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間における営業活動の結果増加した資金は、棚卸資産の増加や法人所得税の支払額などはあるものの、税引前四半期利益や減価償却費及び償却費などにより、92億9千8百万円(前年同期比13億5千8百万円の収入減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間における投資活動の結果減少した資金は、有形固定資産及び無形資産の取得などにより、75億4千4百万円(前年同期比2億5千1百万円の支出減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間における財務活動の結果減少した資金は、配当金の支払いなどにより、31億2千2百万円(前年同期比34億7千5百万円の支出増加)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間における当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容に関し、重要な変更や新たに生じた事項はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発活動にかかる費用の総額は、62億3千万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売実績
当第1四半期連結累計期間の生産、受注及び販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
その内容等については、「(1) 業績の状況」をご参照ください。
セグメントの名称生産高
(百万円)
前年同期
増減率(%)
受注高
(百万円)
前年同期
増減率(%)
販売高
(百万円)
前年同期
増減率(%)
日 本42,4862.641,98913.838,8314.0
米 州30,126△3.322,629△0.523,398△3.5
ア ジ ア29,862△4.327,104△6.426,444△4.6
中 国20,647△2.021,333△3.420,838△1.0
合 計123,122△1.4113,0552.1109,510△0.7