四半期報告書-第79期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/06 15:00
【資料】
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【項目】
18項目
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)の売上収益は、1,641億2千7百万円と前年同期に比べ89億9千9百万円の減収となりました。二輪車・汎用製品では492億5千6百万円と前年同期に比べ12億5千万円の減収、四輪車製品では1,148億7千1百万円と前年同期に比べ77億4千9百万円の減収となりました。利益においては、合理化効果などはあるものの、売上減に伴う利益の減少や研究開発費の増加に加え、為替影響などにより営業利益は65億9千7百万円と前年同期に比べ、67億7千3百万円の減益となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、57億2千2百万円減益の17億9千万円となりました。
セグメント別売上収益の状況
(日 本)
二輪車・汎用製品は、主にインドやインドネシア向け製品の販売が増加しました。四輪車製品は、主に北米向けや中国での販売が減少しました。
これらにより、為替換算上の減収影響はあるものの、全体の売上収益は778億2千1百万円と前年同期に比べ1億3千7百万円の増収となりました。
(米 州)
二輪車・汎用製品は、主に南米での販売が増加しました。四輪車製品は、北米での販売が減少しました。
これらに加え、為替換算上の減収影響により、全体の売上収益は442億2百万円と前年同期に比べ12億1千9百万円の減収となりました。
(アジア)
二輪車・汎用製品は、主にインドやベトナムでの販売が減少しました。四輪車製品は、主にタイやマレーシアで販売が減少しました。
これらに加え、為替換算上の減収影響により、売上収益は536億2千2百万円と前年同期に比べ41億3千3百万円の減収となりました。
(中 国)
二輪車・汎用製品は販売が増加しました。四輪車製品は販売が減少しました。
これらに加え、為替換算上の減収影響により、全体の売上収益は406億5千5百万円と前年同期に比べ21億1千3百万円の減収となりました。
(注)セグメント別売上収益は、セグメント間の内部売上収益を含んでおります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下、「資金」)の残高は、559億2千3百万円と、前連結会計年度末に比べ51億2千4百万円の減少となりました。
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況と、その前年同期に対する各キャッシュ・フローの増減状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果増加した資金は、棚卸資産の増加や法人所得税の支払額などはあるものの、税引前四半期利益や減価償却費及び償却費などにより、143億3千2百万円(前年同期比6億4千万円の収入減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果減少した資金は、有形固定資産及び無形資産の取得などにより、174億2千万円(前年同期比46億6百万円の支出増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果減少した資金は、配当金の支払いなどにより、21億3千7百万円(前年同期比141億8千万円の支出増加)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間における当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容に関し、重要な変更や新たに生じた事項はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発活動にかかる費用の総額は、135億8千8百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売実績
当第2四半期連結累計期間の生産、受注及び販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
その内容等については、「(1) 業績の状況」をご参照ください。
セグメントの名称生産高
(百万円)
前年同期
増減率(%)
受注高
(百万円)
前年同期
増減率(%)
販売高
(百万円)
前年同期
増減率(%)
日 本84,604△1.179,9621.077,8210.2
米 州56,297△3.444,110△5.444,202△2.7
ア ジ ア60,641△6.353,782△9.453,622△7.2
中 国40,771△5.740,712△4.540,655△4.9
合 計242,312△3.8218,565△4.0216,300△3.3