四半期報告書-第70期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)
有報資料
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業収益を背景に設備投資は回復基調にあるものの、個人消費は足踏み状態が続くなど、景気回復は依然として緩慢なペースにとどまっています。海外においては、中国で景気減速が鮮明となり、その影響もあって東南アジアの成長も鈍化しました。
当社グループの主要販売先である自動車業界は、国内販売は昨年4月の軽自動車税の増税や、エコカー減税の基準厳格化が響き、低調に推移しました。海外では、景気の底堅い米国市場がガソリン安を追い風に牽引する一方、中国や新興国の一部では景気減速による販売低迷が続いています。
このような企業環境下、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高222億41百万円(前年同期比1.3%増加)、営業利益2億67百万円(前年同期比10.7%増加)となりました。しかしながら、海外子会社の外貨建て借入金で為替評価損が発生したこと等に伴い、経常損失は2億92百万円(前年同期は3億47百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失4億91百万円(前年同期は73百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
(エンジン部品事業)
国内及びインドネシアでの販売は減少しましたが、米国向けの増加及び第1四半期においてタイ子会社が稼働開始したことにより、売上高は増加しました。また、原価低減活動等の取組みにより、利益面でも良化しました。その結果、売上高154億97百万円(前年同期比3.6%増加)、営業利益1億73百万円(前年同期は95百万円の営業損失)となりました。
(機械装置事業)
主に太陽電池向けワイヤーソーの販売が伸びなかったことにより、売上、利益共に悪化しました。その結果、売上高36億75百万円(前年同期比10.2%減少)、営業損失1億80百万円(前年同期は1億95百万円の営業利益)となりました。
(環境機器事業)
海外向けエアーポンプの販売が増加したこと及び原価低減効果等により、売上、利益共に前年同期を上回りました。その結果、売上高28億6百万円(前年同期比7.6%増加)、営業利益2億61百万円(前年同期比109.8%増加)となりました。
(その他の事業)
当セグメントには、運輸事業及びサービス事業を含んでおります。
売上高2億60百万円(前年同期比9.1%減少)、営業利益29百万円(前年同期比32.8%増加)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ8億33百万円(前連結会計年度末比2.6%)増加し、331億18百万円となりました。
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ15億31百万円(前連結会計年度末比10.4%)増加し、162億39百万円となりました。
この増加の主な要因は、受取手形及び売掛金5億94百万円等の減少がありますが、仕掛品12億67百万円、現金及び預金8億29百万円等の増加によるものであります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ6億98百万円(前連結会計年度末比4.0%)減少し、168億79百万円となりました。
この減少の主な要因は、リース資産2億91百万円、建物及び構築物2億57百万円、機械装置及び運搬具2億5百万円等の減少によるものであります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ16億96百万円(前連結会計年度末比14.3%)増加し、135億54百万円となりました。
この増加の主な要因は、賞与引当金2億22百万円等の減少がありますが、支払手形及び買掛金4億87百万円、未払金4億33百万円、短期借入金3億円、1年内返済予定の長期借入金1億65百万円等の増加によるものであります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ2億83百万円(前連結会計年度末比3.3%)増加し、87億93百万円となりました。
この増加の主な要因は、社債1億10百万円等の減少がありますが、長期借入金4億63百万円等の増加によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ11億46百万円(前連結会計年度末比9.6%)減少し、107億70百万円となりました。
この減少の主な要因は、利益剰余金5億99百万円、為替換算調整勘定5億10百万円等の減少によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億88百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において新たに確定した重要な設備の新設は、次のとおりであります。
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメント の名称 | 設備の内容 | 投資総額 (百万円) | 着手年月 | 完了予定年月 |
| 提出会社 | ゆめぽりす工場 (三重県伊賀市) | エンジン 部品 | 生産設備 | 301 | 平成28年1月 | 平成29年1月 |
| 安永メキシコ㈱ | メキシコ ハリスコ州 | エンジン 部品 | 土地・建物 | 651 | 平成27年7月 | 平成28年11月 |
| 安永メキシコ㈱ | メキシコ ハリスコ州 | エンジン 部品 | 生産設備 | 948 | 平成27年7月 | 平成31年12月 |