有価証券報告書-第38期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/27 13:24
【資料】
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【項目】
112項目

対処すべき課題

2017年度は、第11次中期(2017年4月1日~2020年3月31日)の初年度として、中期経営ビジョンを『地球環境に貢献できる商品と価値を提供しYAMADAブランドを世界へ』と定めました。又、これを支える3本の柱として、経営方針を「QCDトップクラスの実現」「ALL YAMADAで技術とノウハウの標準化」「お客様の期待を超える新商品・新技術の提案」と設定し、それぞれの領域に於いて、ビジョンの実現に向けた活動を推進して参ります。更にそれぞれの施策をより着実に実施すべく、人財力の向上にも積極的に取り組んで参ります。
第10次中期最大の課題事項であった製品の品質については、諸施策の確実な実行により、2016年度には概ね正常化が図られております。今後は、効果に繋がった施策を継続すると共に、更なる品質保証体質向上施策を推進することで、「不良ゼロ」を目指して参ります。
又、当社の将来を担う開発の領域については、第11次中期の最重要課題と位置付け、高効率化・軽量化・電動化など、あらゆる側面から「魅力ある新商品・新技術」の創出を進めて参ります。更に、これらの取り組みによって生み出された「YAMADAブランド」を世界各国のお客様に発信・提案していくことで、販路の拡大を図って参ります。
第11次中期に於きましても、YAMADA WAYの下、社是である「優秀なる品質の製品を低廉なるコストにて生産し、以て社会に貢献すると共に我々の生活を繁栄させる」の具現化に向け、より一層の経営体質向上に全力を注ぎ、株主の皆様のご期待に応えて参ります。