四半期報告書-第75期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)

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2015/02/10 10:23
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有報資料


文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社) が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間は、米国の景気が好調に推移し、中国も緩やかな拡大基調が続き、日本及び欧州地域も回復基調が続くなど、世界景気は堅調に推移しました。
航空輸送業界では、世界的な旅客需要の拡大を受け、成長を続ける格安航空会社(LCC)のシェアが北米や西欧で3割、東南アジアで5割を超える一方、大手航空会社もサービスを充実させて顧客獲得を進めるなど厳しい競争環境にあるものの、ボーイング787型機の納入増加や、エアバスA350型機の初号機納入など運航効率の良い機体の導入が進み、更に原油価格の下落が追い風となり収益の改善が期待できる状況となりました。
航空機メーカーでは、主にLCCが使用する小型旅客機の生産機数の引き上げ、運航効率に優れる787型機の増産やA350型機の納入開始などで活況を呈しています。更にボーイング社は、777型機の後継機である次世代大型旅客機777Xの開発を進めており、日本国内の重工各社と開発・量産に係る契約を締結し、当社とも777X向けラバトリーの供給契約を締結しました。
こうした中当社では、航空機内装品事業においては、787関連内装品の月産10機への増産対応と、更なる増産に向けた製造能力拡大の準備や航空機用旅客シートの生産効率改善を進めました。航空機器製造事業においては、㈱ジャムコエアロマニュファクチャリングの炭素繊維構造部材(ADP)及び民間航空機用エンジン部品の生産体制の定着に努めるとともに、新規品目の生産を促進しました。航空機整備事業においては、受注量確保に努め操業度を上げるとともに、前期に実施した機体整備と装備品整備の組織再編による生産効率化の定着に努めました。
販売費及び一般管理費は、業容拡大に伴う人件費、販売手数料、保証工事費等の経費の増加に加えて、シート開発関係の試験研究費の増加などにより6,093百万円(前年同四半期比 1,175百万円増)となりました。
営業外損益は、対米ドル円相場が当第3四半期以降に円安基調に振れた結果、為替差益1,474百万円を計上したことなどにより、前年同四半期に対し873百万円増益となりました。
特別利益は、第1四半期において、従来持分法適用関連会社であったSINGAPORE JAMCO PTE LTD.(持分比率は30%)の資本構成を見直し、当社の連結子会社としたことに伴う段階取得に係る差益(259百万円)、及び投資有価証券売却益(137百万円)をそれぞれ計上しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結経営成績は、売上高 54,323 百万円(前年同四半期比 10,576百万円増)、営業利益 5,242百万円(前年同四半期比 2,751百万円増)、経常利益 6,668百万円(前年同四半期比 3,625百万円増)、四半期純利益 4,494百万円(前年同四半期比 2,725百万円増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
[航空機内装品等製造関連]
当事業では、787関連製品の出荷増加、スペアパーツ販売の増加、一部プロジェクトの追加コストに関する価格交渉の妥結や為替相場が円安に推移したことによる外貨建て売上高の増加などにより、前年同四半期に比べて売上高は大幅に増加しました。利益面については、前年同四半期は、米国の連結子会社JAMCO AMERICA, INC.における航空機用旅客シートの初期開発コストの増加により低調でしたが、当第3四半期では、シート事業の生産体制の見直しによる効果やスペアパーツ販売が増加したことなどから、前年同四半期に比べて経常利益も大幅に増加しました。
当事業の人員は、第1四半期連結会計期間に当社の持分法適用会社であったSINGAPORE JAMCO PTE LTD.の株式を追加取得して同社を連結範囲に含めた事、又、787関連内装品の増産対応等で当社及び連結子会社の採用を増やしたことから前年同期に比べて約390名増加しました。
この結果、航空機内装品等製造関連は、売上高 45,180百万円(前年同四半期比 10,922百万円増)、経常利益6,748百万円(前年同四半期比 3,645百万円増)となりました。
[航空機器等製造関連]
当事業では、リージョナルジェット機市場拡大の先行きが不透明な状況にあることから、民間航空機用エンジン部品の生産量が減少し、又、熱交換器等の防衛関連部品の出荷予定時期の遅れなどから、前年同四半期に比べ売上高が減少するとともに、新規品目の初期コスト増加の影響等も重なり経常損失となりました。
この結果、航空機器等製造関連は、売上高 3,517百万円(前年同四半期比 523百万円減)、経常損失 258百万円(前年同四半期は、経常利益 11百万円)となりました。
[航空機整備等関連]
当事業では、機体整備において出荷スケジュールの変動がありましたが、当第3四半期末までの生産状況は順調に推移し、装備品整備の生産量も増加傾向にあり、整備事業全体の操業度が向上したことなどから、前年同四半期に比べ売上高は増加し、経常利益を確保しました。
この結果、航空機整備等関連は、売上高 5,625百万円(前年同四半期比 177百万円増)、経常利益 174百万円(前年同四半期は、経常損失 80百万円)となりました。
[その他]
その他の区分には、連結子会社の㈱オレンジジャムコ及び㈱ジャムコテクニカルセンターの事業を含んでおり、いずれもセグメント間の内部取引が中心で、順調に事業を進めることができました。
この結果、その他の区分では、売上高 0百万円(前年同四半期は 0百万円)、経常利益 3百万円(前年同四半期比 5百万円減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の流動資産合計は 66,095百万円となり、現金及び預金の増加(1,773百万円増)、商品及び製品の増加(512百万円増)、仕掛品の増加(4,225百万円増)、原材料及び貯蔵品の増加(3,743百万円増)等により前連結会計年度末に比べ 10,926百万円増加しました。又、固定資産の合計は、前連結会計年度末に比べ 2,333百万円増加して 18,812百万円となりました。
負債総額は 60,806百万円となり、支払手形及び買掛金の増加(2,024百万円増)、短期借入金の増加(3,991百万円増)、工事損失引当金の増加(805百万円増)、退職給付に係る負債の増加(1,175百万円増)等により前連結会計年度末に比べ 8,849百万円増加しました。
純資産合計は 24,101百万円となり、利益剰余金の増加(3,355百万円増)、為替換算調整勘定の増加(498百万円増)、少数株主持分の増加(469百万円増)等により前連結会計年度末に比べ 4,410百万円増加しました。この結果、自己資本比率は 27.4%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は 935百万円(前年同四半期は 569百万円)であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません

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