有価証券報告書-第78期(平成28年1月1日-平成28年12月31日)

【提出】
2017/03/30 10:33
【資料】
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【項目】
110項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 当連結会計年度の財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の総資産は1,031億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億90百万円増加しました。流動資産は639億5百万円となり、19億47百万円増加いたしました。固定資産は392億66百万円となり5億56百万円減少しました。うち有形固定資産は344億9百万円となり2億18百万円減少しました。
(負債)
当連結会計年度末の負債は216億55百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億85百万円減少しました。流動負債は162億74百万円となり4億47百万円減少いたしました。固定負債は53億81百万円となり、11億37百万円減少しました。主な要因は、退職給付に係る負債の減少によるものです。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産は815億15百万円となり、前連結会計年度末に比べ29億76百万円増加しました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益計上による増加と剰余金の配当による減少です。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の77.1%から78.9%となりました。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の当社グループ関連市場は、業界内競争の激化により、厳しい状況で推移しました。このような環境の中、グループ一丸となって受注活動及び拡販活動に努めてまいりましたが、売上高は前期比6.8%減の832億90百万円となりました。
(売上総利益)
売上総利益は前期比12.5%減の186億79百万円となりました。
(営業利益)
販売費及び一般管理費は主に広告宣伝費、特許関係費の減少により前年に比べ2億14百万円減少しました。
この結果、営業利益は前期比23.2%減の80億77百万円となりました。
(経常利益)
経常利益は前期比25.5%減の79億59百万円となりました。
(税金等調整前当期純利益)
税金等調整前当期純利益は前期比25.2%減の79億41百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
これらの結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は前期比20.1%減の55億53百万円となりまし た。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
「1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
「4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。