訂正有価証券報告書-第64期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/08/06 14:55
【資料】
PDFをみる
【項目】
139項目

研究開発活動

当社グループは、すべてのステークホルダーの「夢」を実現するために「新しい遊びの価値」を創造することを企業理念として、世界中の子供たちに夢と希望を与える商品やコンテンツの創出に向けて研究開発活動を行っております。
当連結会計年度につきましては、時代とともに進化する遊びに対応するため、これまでのアナログ玩具にデジタルの要素を加えた「おもちゃ4.0」の商品開発を推進し、人感センサーを搭載した約1,000フレーズのおしゃべりが可能なパーソナルトークロボット「Robi jr(ロビジュニア)」や無料配信のバトルホビーゲームと連動するカードゲーム「イジン爆闘!!ウデジマン」を開発いたしました。また、今年度は競争環境の変化に対応した新商品開発を積極的に進め、業界初の、アミューズメントマシンと無線LAN通信ができるデジタル液晶玩具「プリパス アイドルリンク」やディズニーの大ヒットアニメーション映画「アナと雪の女王」関連商品などの女児向け商品に加え、深夜アニメとの連動により人気を博したトレーディングカードゲーム「WIXOSS」などのハイターゲット向け商品を展開いたしました。さらに、ディズニー/ピクサー作品の最新作である「インサイド・ヘッド(原題:インサイド・アウト)」「グッド・ダイナソー(原題)」の全世界での玩具を中心とした商品化権に加え、ディズニー専門チャンネル「ディズニージュニア」のアニメーション作品「マイルズ・フロム・トゥモローランド(原題)」の玩具商品化権を取得し、グローバルでの販売強化に向けた取り組みを積極的に進めました。ASEAN諸国では、リールとロッドで操作する男児向け玩具「テイルバトラー」やバトルロボット玩具「ブラストファイター」など、国や地域の購買水準に対応し、現地の子どもたちの嗜好を反映した新商品開発を投入しました。
これら当社が進める商品開発においては、厳格な独自の社内基準のもと自社検査体制を充実させ、商品の品質向上とお客様の安全を第一とする商品開発を進めるとともに、商品の企画開発段階から機能とコストの最適化を図るバリューエンジニアリング(VE)活動を推進しております。
当連結会計年度における研究開発費は2,598百万円であります。