有価証券報告書-第106期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/17 13:37
【資料】
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【項目】
188項目
19.資本
(1)資本金
前連結会計年度及び当連結会計年度における当社の発行可能株式総数及び発行済株式総数は以下のとおりです。
前連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
(株)(株)
発行可能株式総数:
普通株式(額面なし)2,500,000,0005,000,000,000
発行済株式総数:
期首残高1,544,660,5441,513,589,168
期中増減△31,071,3761,391,659,104
期末残高1,513,589,1682,905,248,272

当社は、2024年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っており、当連結会計年度において、発行可能株式総数及び発行済株式総数がそれぞれ2,500,000,000株及び1,513,693,486株増加しています。
上記の発行済株式総数に含まれる自己株式数は、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、それぞれ16,239,125株及び31,491,449株です。このうち株式付与ESOP信託が保有する当社の株式数は、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、それぞれ7,250,650株及び14,000,438株です。
前連結会計年度において、2023年4月6日及び2023年7月11日開催の取締役会において決議した事後交付型譲渡制限付株式報酬としての新株式及び在任条件型譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行により、発行済株式総数がそれぞれ2023年4月28日付で129,424株及び2023年7月26日付で96,700株増加しています。また、2022年11月1日及び2023年2月3日及び2023年10月31日開催の取締役会において決議した自己株式の消却により、発行済株式総数がそれぞれ2023年8月31日付で22,198,700株及び2024年2月15日付で9,098,800株減少しています。
当連結会計年度において、2024年4月9日開催の取締役会において決議した事後交付型譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行により、発行済株式総数が2024年4月30日付で104,318株増加しています。また2024年5月1日及び2024年9月11日開催の取締役会において決議した自己株式の消却により、発行済株式総数がそれぞれ2024年10月1日付で58,080,000株及び2025年3月5日付で64,058,700株減少しています。
(2)資本剰余金及び利益剰余金
資本剰余金は主に資本準備金から構成されています。前連結会計年度及び当連結会計年度における資本剰余金の変動は以下のとおりです。
前連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
(百万円)
当連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
(百万円)
期首残高381,869391,856
非支配持分株主との資本取引による変動額
子会社持分の非支配持分への異動による増減5,811521
子会社持分の非支配持分からの異動による増減△86233
非支配持分へ付与されたプット・オプション△1,4866,490
自己株式の処分△569△1,013
株式報酬に伴う報酬費用7,0939,845
期末残高391,856407,732

利益剰余金は、利益準備金及びその他利益剰余金から構成されています。
我が国の会社法では、資本準備金と利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで、各事業年度に剰余金の配当として支出する金額の10分の1を、資本準備金又は利益準備金として積立てることが規定されています。
会社法上の分配可能額は、我が国で一般に認められている会計原則に準拠して記帳された会計帳簿上の資本剰余金及び利益剰余金に基づいて算定されますが、資本準備金及び利益準備金は分配可能額から控除されます。なお、仮に当連結会計年度末時点で親会社において配当可能な剰余金の額を算定した場合、1,887,580百万円となります。
(3)配当
配当金支払額
決議株式の種類配当金の総額
(百万円)
1株当たり
配当額(円)
基準日効力発生日
2023年6月21日
定時株主総会(注1)
普通株式114,60737.52023年3月31日2023年6月22日
2023年10月31日
取締役会(注1)
普通株式128,66542.52023年9月30日2023年12月4日
2024年6月19日
定時株主総会(注2)
普通株式127,89442.52024年3月31日2024年6月20日
2024年11月1日
取締役会(注2)
普通株式147,59050.02024年9月30日2024年12月3日

(注1)2023年6月21日開催の定時株主総会及び2023年10月31日開催の取締役会において決議した配当金の総額には、株式付与ESOP信託が保有する当社の株式に対する配当金がそれぞれ282百万円及び622百万円含まれています。
(注2)2024年6月19日開催の定時株主総会及び2024年11月1日開催の取締役会において決議した配当金の総額には、株式付与ESOP信託が保有する当社の株式に対する配当金がそれぞれ616百万円及び710百万円含まれています。
基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
2025年6月18日開催の定時株主総会の議案として、次のとおり付議する予定です。
決議株式の種類配当金の総額
(百万円)
配当の原資1株当たり
配当額(円)
基準日効力発生日
2025年6月18日
定時株主総会
普通株式144,391利益剰余金50.02025年3月31日2025年6月19日

(注)上記の配当金の総額には、株式付与ESOP信託が保有する当社の株式に対する配当金が700百万円含まれています。
当社は、2024年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っています。上記は、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり配当額を算出しています。
(4)その他の資本の構成要素
前連結会計年度及び当連結会計年度におけるその他の資本の構成要素の期首から期末までの増減は以下のとおりです。
前連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
(百万円)
当連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
(百万円)
FVTOCIの金融資産
期首残高215,612265,570
期中増減48,746△99,386
利益剰余金への振替額1,212△25,173
期末残高265,570141,011
確定給付制度の再測定
期首残高--
期中増減27,361△14,272
利益剰余金への振替額△27,36114,272
期末残高--
外貨換算調整勘定
期首残高638,5021,090,378
期中増減451,876△167,672
期末残高1,090,378922,706
キャッシュ・フロー・ヘッジ
期首残高14,849△32,127
期中増減△46,97642,021
期末残高△32,1279,894
合計
期首残高868,9631,323,821
期中増減481,007△239,309
利益剰余金への振替額△26,149△10,901
期末残高合計1,323,8211,073,611

(5)その他の包括利益に係る法人所得税
前連結会計年度及び当連結会計年度における、その他の包括利益に係る法人所得税の内訳は以下のとおりです。
前連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
(百万円)
当連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
(百万円)
再分類修正により連結損益計算書へ分類されない項目:
FVTOCIの金融資産△8,77939,331
確定給付制度の再測定△13,6957,605
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分△6,6184,477
合計△29,09251,413
再分類修正により連結損益計算書へ分類される項目:
外貨換算調整勘定68,770△16,989
キャッシュ・フロー・ヘッジ△5326,985
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分△75,12120,919
合計△6,88310,915

(6)非支配持分に帰属するその他の包括利益の内訳
前連結会計年度及び当連結会計年度における、非支配持分に帰属するその他の包括利益(税効果後)の内訳は以下のとおりです。
前連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
(百万円)
当連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
(百万円)
FVTOCIの金融資産549
確定給付制度の再測定20△31
外貨換算調整勘定16,639△1,589
キャッシュ・フロー・ヘッジ1,475△408
合計18,139△1,979