訂正有価証券報告書-第152期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2021/06/18 14:07
【資料】
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【項目】
140項目
当社は、株主の皆様に対して長期にわたり安定した配当を行うことを基本方針としつつ、中長期的な利益成長による配当額の増加を目指して取り組んでおります。
2018年度からの3ヶ年を対象とする「中期経営計画2020」においては、連結配当性向30%程度を目安に、基礎収益やキャッシュ・フローの状況等を勘案のうえ、配当額を決定することとしております。
2019年度の親会社の所有者に帰属する当期利益は、新型コロナウイルスの感染拡大及びこれに伴う事業環境の急速な悪化等により1,714億円となりました。本年2月7日の公表予想から大幅に悪化したものの、当期利益の減少の主な要因がキャッシュ・フローの流出を伴わない一時的な損失であることから、長期にわたる安定配当という基本方針を踏まえ、2019年度の年間配当金は、1株当たり80円と致しました(内訳:普通配当70円、創立100周年記念配当10円、前期年間配当金実績75円)。当期の中間配当金は45円(内訳:普通配当35円、記念配当10円)でしたので、期末配当金は35円となりました。
2020年度の年間配当金については、足元の事業環境下、業績の落ち込みは避けられないものの、長期にわたる安定配当という基本方針を踏まえ、2019年度の年間配当金から記念配当を除いた普通配当と同額の1株当たり70円(中間35円、期末35円)とする予定です。内部留保資金につきましては、更なる収益力の向上と収益基盤の拡大に資する事業展開のための資金需要に備える所存であります。
当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本方針としております。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。
なお、当社は会社法第454条第5項に規定する中間配当をすることが出来る旨を定款に定めております。
(注) 当期の中間配当に関する取締役会決議日 2019年 11月 1日 配当総額 56,215,909,035円
当期の期末配当に関する株主総会決議日 2020年 6月19日 配当総額 43,724,888,830円