四半期報告書-第89期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/11 9:13
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況が続いているものの、各種政策の効果や新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が促進される中で、製造業を中心に企業収益や設備投資に持ち直しの動きが出ています。しかしながら、依然として新型コロナウイルス感染症の抑え込みには歯止めがかからない中、個人消費や国内需要の回復には至らず、先行き不透明な状況が続いています。
また、紙パルプ業界におきましては、期待されていた東京オリンピック・パラリンピック開催における各種イベント関連需要や訪日観戦による観光関連需要が見込めず、情報伝達媒体のデジタルシフトによる印刷・情報用紙の需要減少も継続しています。ただし、段階的な経済活動の再開に伴いコロナ禍以前の水準までには至らないものの需要回復の兆しが見られ、紙・板紙合計での国内出荷量は前年同四半期実績を上回っております。
このような中で当社グループは、高効率ローコストオペレーションに向けた構造改善を推し進めるとともに、需要構造の変化や対面での各種事業活動に制限がかかる状況を新たな可能性を生む機会と捉え、需要が見込める領域にフォーカスをあてた高付加価値特殊紙の開発・販売ならびにSDGsや脱プラスチック等の社会ニーズに応える販売・提案活動に注力いたしました。新型コロナウイルス感染症の影響下での生活様式の確立とそれによる需要の安定もあり、当第1四半期実績は前年同四半期実績を上回りました。
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高36億66百万円(前年同四半期比18.4%増)、経常損失9百万円(前年同四半期は経常損失1億99百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は13百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億53百万円)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。また、当該会計基準等の適用については、「収益認識に関する会計基準」第84項に定める原則的な取扱いに従って、新たな会計方針を過去の期間のすべてに遡及適用しているため、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前年同四半期連結累計期間との比較・分析を行っております。
当第1四半期連結累計期間におけるセグメントごとの経営成績は、次のとおりです。なお、以下の数値はセグメント間の取引消去後となっております。
<和洋紙卸売業>和洋紙卸売業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、国内消費及び需要は回復には至っていないものの持ち直しの動きもあり、売上高は36億60百万円(前年同四半期比18.5%増)、営業損失は26百万円(前年同四半期は営業損失2億36百万円)となりました。
<不動産賃貸業>不動産の売買、賃貸借、管理及び仲介で構成される不動産賃貸業は、賃貸物件数の増加により不動産賃貸収入が増加し、売上高は6百万円(前年同四半期比1.5%増)、営業利益は7百万円(前年同四半期比26.1%増)となりました。
(参考)
当社単体の和洋紙卸売業の営業成績
品目別前第1四半期累計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年6月30日)
当第1四半期累計期間
(自 2021年4月1日
至 2021年6月30日)
増減率(%)
金額(百万円)構成比
(%)
金額(百万円)構成比
(%)
ファンシーペーパー61721.076522.123.8
ファインボード33711.539011.315.7
高級印刷紙61921.076522.123.6
ベーシックペーパー93431.71,01529.38.7
技術紙40313.748714.120.9
その他331.1421.124.4
合計2,947100.03,467100.017.7

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
[ファンシーペーパー]
多様な色、表面性、風合いを持つ高付加価値特殊紙のファンシーペーパーは、コロナ禍における需要減少は続きましたが、リモート、SNS等での販売促進活動を継続し、出版、商業印刷物用途や東アジア向けの輸出が安定、売上高は7億65百万円、前年同四半期比23.8%の増加となりました。
[ファインボード]
ファンシーペーパーの厚物(板紙)であるファインボードは、インバウンド、各種イベント需要の減少による影響が継続するも、商業印刷物用途や化粧品・和洋菓子等の高級パッケージ向けの販売が徐々に回復、売上高は3億90百万円、前年同四半期比15.7%の増加となりました。
[高級印刷紙]
独自の風合いを持ち、通常の印刷用紙より高価格帯の高級印刷紙は、カタログ・パンフレット等の商業印刷物や名刺・封筒等の紙製品需要が前年同四半期比で増加、売上高は7億65百万円、前年同四半期比23.6%の増加となりました。
[ベーシックペーパー]
上質紙、塗工紙、色上質紙等の印刷用紙、包装用紙、各種板紙等で構成されるベーシックペーパーは、商業印刷物用途の需要が前年同四半期比で増加、各種パッケージ向けも安定した実績で、売上高は10億15百万円、前年同四半期比8.7%の増加となりました。
[技術紙]
通常の紙にはない特殊機能が付与されている技術紙は、合成紙、耐水撥水性機能紙及び各種工業品製造用工程紙の販売が堅調に推移し、売上高は4億87百万円、前年同四半期比20.9%の増加となりました。
[その他]
家庭紙、紙加工品、製紙関連資材等で構成される当区分では、観光需要向け家庭紙は新型コロナウイルス感染症の影響で減少しましたが、ペーパータオル、製紙関連資材や各種紙加工製品等の販売が堅調に推移し、売上高は42百万円、前年同四半期比24.4%の増加となりました。
② 財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1億80百万円減少して、157億39百万円となりました。主な要因は、電子記録債権3億95百万円、商品1億61百万円が増加したものの、現金及び預金1億16百万円、受取手形及び売掛金4億64百万円、投資有価証券1億40百万円が減少したことによるものであります。
(負債)
負債は、前連結会計年度末に比べて15百万円減少して、71億88百万円となりました。主な要因は、賞与引当金19百万円が減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べて1億64百万円減少して、85億50百万円となりました。主な要因は、利益剰余金61百万円、その他有価証券評価差額金1億4百万円が減少したことによるものであります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。

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