訂正有価証券報告書-第59期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

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2015/03/20 9:54
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【項目】
120項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループでは、主たる業態が空調機器の仕入・販売であり、運転資金として主に長期・短期共に銀行借入により調達しております。余資は安全性を重視した金融資産主体とし、デリバティブは主に借入金の金利変動リスク回避のために利用しております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金、未収入金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、販売管理規程・信用管理規程等に従って、取引先毎に期日管理・残高管理を行い、信用調査会社より信用状況の更新情報が得られる体制をとっております。
有価証券及び投資有価証券は、業務上の関係を有する企業の株式が主であり、市場価格の変動リスクに晒されております。その時価については、主なものは日々、全てのものは毎月末時点で把握され、管理本部長へ報告されております。
営業債務である支払手形及び買掛金、電子記録債務は、ほとんど1年以内の支払期日であります。
短期借入金は納税・賞与による季節資金と運転資金であり、長期借入金はほとんどが運転資金であります。長期借入金の金利は固定金利によっており、一部に金利スワップ取引であるデリバティブ取引があります。なおこれらは金利スワップの特例処理の要件を満たしております。
デリバティブ取引につきましては、特例処理要件を満たす金利スワップ以外は、資金運用規程に基づいてリスク低減を図っております。そのリスク並びにリスク管理体制は以下のとおりであります。
① 取引に係るリスクの内容
当社グループで利用している複合金融商品は株式相場の変動によるリスクを、金利スワップ取引は市場金利の変動によるリスクを有しております。
なお、デリバティブ取引における取引相手先は、大手金融機関等に限定しているため、信用リスクは極めて低いと考えられます。
② 取引に係るリスク管理体制
デリバティブ取引は、取締役会で定められた社内管理規程に基づき、資金課が実行し実行状況につき逐次報告しております。内部牽制のため、経理部がその内容につきチェックを行うほか、定期的に直接取引先との間で残高確認を行っております。
なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の「会計処理基準に関する事項」に記載されている「重要なヘッジ会計の方法」をご覧下さい。
支払手形及び買掛金、電子記録債務、借入金には流動性リスクがありますが、入出金予定金額の把握による資金繰計画の作成・更新を行う事で手許流動性資金の月次管理をしております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
注記事項「デリバティブ取引関係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません。((注)2参照ください)
前連結会計年度(自平成24年4月1日 至平成25年3月31日)
(単位:百万円)
連結貸借対照表計上額時価差額
1.現金及び預金5,9275,927-
2.受取手形及び売掛金19,62719,627-
3.有価証券及び投資有価証券
その他有価証券3,6523,652-
4.未収入金5,4645,464-
資産計34,67134,671-
5.支払手形及び買掛金13,17013,170-
6.電子記録債務2,0962,096-
7.短期借入金6,0396,039-
8.長期借入金4,1544,14410
負債計25,46125,45110
9.デリバティブ取引
①ヘッジ会計が適用されていないもの---
②ヘッジ会計が適用されているもの---
デリバティブ取引計---

当連結会計年度(自平成25年4月1日 至平成26年3月31日)
(単位:百万円)
連結貸借対照表計上額時価差額
1.現金及び預金5,0855,085-
2.受取手形及び売掛金23,46023,460-
3.有価証券及び投資有価証券
その他有価証券4,2074,207-
4.未収入金4,5474,547-
資産計37,30137,301-
5.支払手形及び買掛金14,80814,808-
6.電子記録債務1,7981,798-
7.短期借入金6,4226,422-
8.長期借入金4,0644,0567
負債計27,09327,0867
9.デリバティブ取引
①ヘッジ会計が適用されていないもの---
②ヘッジ会計が適用されているもの---
デリバティブ取引計---


(注) 1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
1.現金及び預金、並びに2.受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
3.有価証券及び投資有価証券
これらの時価については、株式は取引所の価格によっており、債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。なお、その全てをその他有価証券として保有しております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照下さい。
4.未収入金
主に期日指定未収入金であり、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
負 債
5.支払手形及び買掛金、6.電子記録債務並びに7.短期借入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
8.長期借入金
長期借入金の時価は、元利金の合計額を新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。変動金利による長期借入金は金利スワップの特例処理の対象とされており、当該金利スワップと一体として処理された元利金合計額を、同様に新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
9.デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:百万円)
区分前連結会計年度
(平成25年3月31日)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
非上場株式 ※1284287
投資事業有限責任組合出資持分等 ※2191173

これらについては、「資産3.有価証券及び投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
※1 非上場株式については、市場価格が無く、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。
※2 投資事業有限責任組合出資持分等は、非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので構成されていることから、時価開示の対象とはしておりません。
3.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成25年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
現金及び預金5,912-----
受取手形及び売掛金19,627-----
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち
満期があるもの14665----
未収入金5,464-----
合計31,15165----

当連結会計年度(平成26年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
現金及び預金5,067-----
受取手形及び売掛金23,460-----
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち
満期があるもの173-----
未収入金4,547-----
合計33,249-----

4.社債、長期借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成25年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
短期借入金2,830-----
社債460290200180160-
長期借入金3,2092,2031,300441208-
リース債務12585613290
合計6,6242,5791,5616533780

当連結会計年度(平成26年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
短期借入金3,110-----
社債389299282160--
長期借入金3,3122,4091,21226850123
リース債務143124792695
合計6,9542,8321,57345559129