訂正有価証券報告書-第60期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/07/27 13:47
【資料】
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【項目】
121項目

対処すべき課題

当社グループでは受注の拡大と利益の確保を課題として掲げ、成長持続を堅持するため次の諸施策を推進してまいります。
1. 業界においては受注拡大は続く状況と思われますが、当社グループとしては機器販売から工事・保守・メンテナンスまでをトータル提案していける強みを発揮して、ソリューション営業を一段強化してまいります。
2. 再生可能エネルギー分野では、太陽光発電はまだ中心であり、同システムの販売・工事は継続いたします。さらにエネルギーソリューション拡大に向けて、当社グループとしてバイオマス発電システム、コージェネレーションシステムやリチウム蓄電池などの取扱を継続推進すると共に、ESP事業への対応準備も進めてまいります。
3. 収益力向上を目指して工事、保守、メンテナンスを主とした連携を強化する体制を確立して同分野の拡大を図ってまいります。
株式会社の支配に関する基本方針について
当社は、昭和30年7月の創業以来、冷熱機器を中心とした設備関連機器とそれらの制御技術を提供する専門商社として、事業規模を拡大してまいりました。多様化するユーザーニーズに最適な製品を最適なサービスで提供することをモットーに、当社グループでは、あらゆる種類の空調設備機器や機電装置品の取扱いだけでなく、システムオートメーションの複合技術も兼ね備えた組織特性を発揮するとともに、保守・メンテナンス業務を充実させ、総合的なサービスを提供できる体制としております。
このような組織体制の維持・拡充を図っていくことが当社の企業価値および利益の源泉であると言えます。この事を実践するには、専門的な業務知識や営業ノウハウを備えた者が取締役に選任され、法令や定款などの定めを遵守して重要な経営方針の決定にあたっていくことが不可欠であります。このことをもって会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者としての基本的な在り方としております。