四半期報告書-第48期第2四半期(平成29年3月1日-平成29年5月31日)
有報資料
(1) 経営成績の分析
当第2四半期累計期間(自平成28年12月1日 至平成29年5月31日)における日本経済は、緩やかな回復基調がみられるものの、中国をはじめとする新興国の景気の減速や英国のEU離脱問題、米国では経済政策の進展の遅れなども懸念され、世界経済の不透明感が高まり不安定な状況が続いております。
当社の関連するアウトドア関連産業においては、釣用品市場、アウトドア衣料品市場ともに消費が落ち込んでおり、全般に厳しい市場環境となりました。
このような状況の中、当社では収益内容の改善に取り組むべく積極的に営業活動を行ってまいりましたが、市場低迷の影響を受け、当第2四半期の売上高は14億66百万円(前年同期比0.8%減)となりました。
また、販売強化を目的とした販売促進費等をはじめとした販売費及び一般管理費が増加したことにより、営業利益は8百万円(前年同期比31.1%減)、経常利益は9百万円(前年同期比45.8%減)となりました。
なお、四半期純利益は保険事業譲渡益の特別利益の発生により、9百万円(前年同期比2.3%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次の通りであります。
(フィッシング事業)
フィッシング事業のうち、ルアー用品に関しては、フィッシングロッドやルアー(擬似餌)等の新製品投入効果により、前年同期の売上高を上回ることとなりましたが、フライ用品に関しては、天候不順や市場低迷の影響を受けて販売が苦戦をいたしました。
その結果、当第2四半期におけるフィッシング事業の売上高は前期を下回り、5億14百万円(前年同期比2.7%減)となりました。また、新製品発売に先行して販売促進費等が増加したことにより、セグメント利益(営業利益)は74百万円(前年同期比 18.2%減)となりました。
(アウトドア事業)
アウトドア事業に関しては、秋冬シーズン初頭における暖冬傾向により、アウトドア衣料を含む衣料品市場は全般に低迷いたしました。当社ではマークダウン(割引販売)等や店頭における販売促進策を実施するとともに、春以降においては防虫衣料「スコーロン」製品の販売に注力いたしました。
その結果、当第2四半期におけるアウトドア事業の売上高は、9億35百万円(前年同期比0.3%増)となりました。また、売上総利益率が向上したことにより、セグメント利益(営業利益)は48百万円(前年同期比47.7%増)となりました。
(その他)
その他の主な内容は、損害保険代理業の手数料収入ならびに不動産賃貸収入売上であります。当第2四半期累計期間に関しては、その他売上高は16百万円(前年同期比1.0%増)となりました。また、セグメント利益(営業利益)は11百万円(前年同期比2.3%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
資産、負債、純資産の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末の資産は、前事業年度末に比べ1億64百万円増加し59億17百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金の増加3億55百万円や季節的な要因による商品及び製品の増加1億61百万円、有価証券の満期が1年内になったことに伴なう投資有価証券からの振替による増加1億円、受取手形及び売掛金の増加61百万円などの一方で、有価証券が償還時期を迎えたこと等による減少5億円などの影響により、前事業年度末に比べ1億74百万円増加し、43億91百万円となりました。
固定資産は、投資有価証券の有価証券への振替えなどによる減少1億円や有形及び無形固定資産等の減価償却等による減少35百万円などの一方で、投資有価証券の取得1億円や工具、器具及び備品や造作などの有形固定資産の増加18百万円、敷金及び保証金の増加3百万円などの影響により、前事業年度末に比べ10百万円減少し、15億26百万円となりました。
(負債)
当第2四半期会計期間末の負債は、前事業年度末に比べ1億83百万円増加し10億68百万円となりました。
流動負債は、仕入が集中する季節的な要因により支払手形及び買掛金が1億98百万円増加したことや、未払法人税等の増加5百万円などの一方で、返品調整引当金の減少10百万円などの影響により、前事業年度末に比べ1億91百万円増加し、8億38百万円となりました。
固定負債は、長期リース債務が10百万円減少したことなどの影響により、前事業年度末に比べ8百万円減少し2億29百万円となりました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ18百万円減少し,48億49百万円となりました。これは主に、四半期純利益9百万円の発生の一方、前事業年度決算の配当支出29百万円などによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ47百万円増加し、4億42百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、2百万円(前年同四半期の使用した資金は2億51百万円)となりました。これは主に、仕入債務の増加1億92百万円、減価償却費35百万円、税引前四半期純利益17百万円などによる資金の増加の一方、たな卸資産の増加1億62百万円、売上債権の増加63百万円、返品調整引当金の減少10百万円などによる資金の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、84百万円(前年同四半期の使用した資金は7百万円)となりました。これは主に、投資有価証券の取得と有価証券の償還による差額収入4億円などによる資金の増加の一方、定期預金の預入と払戻による差額支出3億8百万円、有形固定資産の取得による支出11百万円などによる資金の減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、39百万円(前年同四半期の使用した資金は39百万円)となりました。これは主に、前事業年度決算に係る配当金による支出29百万円とリース債務の返済による支出10百万円によるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は36百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。