四半期報告書-第39期第3四半期(平成30年7月21日-平成30年10月20日)

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2018/12/03 11:19
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33項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の回復や経済政策および金融政策による下支えによる企業収益や雇用環境の改善等を背景に、緩やかな景気回復基調で推移いたしました。
当社グループを取り巻くガーデニング業界におきましては、各種政策効果による下支えが続いたものの、新設住宅着工戸数はやや持ち直し感はあるものの前年に比べ減少しており、さらに猛暑による工事の停滞や地震や台風の被害における復旧工事の影響を受け、全国的に資材と作業員が不足していること等から依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の中において、当社グループでは、庭は家での暮らしにおける5番目の部屋である「5th ROOM」(フィフスルーム)に基づき、庭からできる省エネ、節電、安全をテーマとした「SMART LIVING GARDEN」(スマートリビングガーデン)や家族が笑顔で健康になる庭をテーマとした「ガーデンセラピー」等、自然や季節を楽しむ心地良い庭での暮らしを目的とする新商品の拡充を図るとともに、今後のガーデン・ライフスタイルを提案する自社展示会TGEF2018(タカショーガーデン&エクステリアフェア2018)を開催する等、販売活動の強化を図りました。
また、海外展開におきまして業績が不振であったTakasho Europe GmbHを解散すると同時に、イギリスに本社を置くVegTrug Limitedの子会社としてドイツにVegTrug Europe GmbHを設立することで、欧州地域においてベジトラグ・ブランド商品をベースとする園芸資材をホームセンターやガーデンセンターに展開を図るとともに、エバーアートウッドを中心としたエクステリア商品の展開を目的に当社EU支店を開設し、欧州地域における販売体制の再構築により売上拡大を図ってまいります。さらに、国際市場の拡大において、近年経済成長が堅調で有望な市場であるインド地域における展開を目的にTakasho Garden Living India Private Limitedを設立し売上拡大を図ってまいります。
国内の売上高につきまして、プロユース部門ではアルミ製人工木「エバーアートウッド」ならびに木、石、塗り壁、和風など様々な天然素材を再現したアルミ複合板「エバーアートボード」を用いた大型エクステリア商品等の販売が順調に推移いたしました。また、現場ですぐに取り付けられるエクステリアのパッケージ化も進め、現場に合わせて製造・提供できる『EX&ガーデン商品パッケージプラン』による現場の人手不足の解消や、それぞれの顧客ライフスタイルを提供するための『マスカスタマイゼーション』の推進、建築作図の際にエクステリア&ガーデンのデザイン設計の出来るシステムも整い、住宅と庭の同時提案が出来る画期的なシステム開発にも注力いたしました。さらに、室内専用の「エバーアートボード」を発売し、建材としての販路拡大を図りました。
ホームユース部門では梅雨明けの早期化ならびに猛暑の影響により日除け商品の販売が拡大したものの海外子会社からの直接貿易による商圏の移行が進んだことから、国内販売量の減少にともない売上高は前年同四半期と比べて減少いたしました。
海外の売上高につきましては、ホームユース部門における取扱商品の供給元を当社中国製造子会社に集約し原価コスト削減、生産性の向上を図るなか、販売子会社においてベジトラグ・ブランド商品の展開により大型ホームセンターとの新規口座開設や定番商品の投入等により売上高は前年同四半期と比べて増加いたしました。
販売管理費においては、会社の管理、生産性の強化を図るため、AIならびにRPA(ロボティクス・プロセス・オートメイション)の推進により競合他社との差別化と経費削減の強化を図ってまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は13,770,276千円(前年同四半期比0.5%増)と増収となりました。利益面では、為替変動による売上原価の上昇や、販売費及び一般管理費において販売力および生産量増加に向けた人材の採用や運賃の高騰の影響、さらにTakasho Europe GmbHの清算に伴う費用が一部発生したこと等により営業利益は360,995千円(前年同四半期比37.7%減)となりました。また、営業外費用において、為替変動リスクを回避すべく手段を講じたものの、為替差損を計上したことから、経常利益は244,669千円(前年同四半期比52.9%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は107,004千円(前年同四半期比55.1%減)となりました。
セグメントの業績は次の通りです。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
①日本
日本においては、「エバーアートウッド」、「エバーアートボード」などの新商品の販売が順調に推移するなか、「エバーアートウッド」が建材としても使用されることにより、プロユース部門の売上は増加したものの、ホームユース部門では、新商品を投入する等売上の増加に努めましたが、当社施策により為替リスクを軽減させる目的で当事者会社間の直接取引に変更したことから売上が減少した結果、売上高は11,787,256千円(前年同四半期比2.1%減)となりました。セグメント利益については、販売費及び一般管理費においては前年同四半期と比べ抑制したものの、為替変動による売上原価の上昇に伴い売上総利益率が悪化したことから、297,743千円(前年同四半期比43.1%減)となりました。
②欧州
欧州においては、ドイツの販売子会社の清算手続き開始の影響やイギリスの大手ホームセンター売却問題による市場の混乱の影響等により、売上高は703,518千円(前年同四半期比15.9%減)となりました。セグメント損失については、売上高が減少した結果、184,574千円(前年同四半期は69,228千円のセグメント損失)となりました。
③中国
中国においては、親会社からの商圏の移管を受けたことや、自社生産品への集約が進むことで、売上高は779,507千円(前年同四半期比51.4%増)となりました。セグメント利益については、売上高が増加したものの、為替変動の影響により原価率が上昇したことや設備投資による減価償却費の増加や賃借料の増加等により、166,010千円(前年同四半期比40.1%減)となりました。
④韓国
韓国においては、ホームセンターへの導入アイテム増加やエクステリア関連商品の販売が順調に推移したことにより、売上高は76,665千円(前年同四半期比32.3%増)となりました。セグメント損失については、売上高の増加等により損失が縮小し、24,514千円(前年同四半期は43,840千円のセグメント損失)となりました。
⑤米国
米国においては、大型ホームセンターとの新規口座開設やテレビショッピングを主体とした通信販売会社との取引拡大により、売上高は318,930千円(前年同四半期比100.5%増)となりました。セグメント利益については、売上高が順調に推移したことから、37,640千円(前年同四半期は7,559千円のセグメント損失)となりました。
⑥その他
その他の地域においては、大型ホームセンターとの取引が順調に伸びたことから、売上高は104,398千円(前年同四半期比16.7%増)となりました。セグメント損失については、売上高が順調に推移したことから損失が縮小し、1,175千円(前年同四半期は11,147千円のセグメント損失)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は19,869,873千円(前連結会計年度末と比べ2,034,635千円増)となりました。
流動資産においては、公募増資により現金及び預金が3,620,403千円(前連結会計年度末と比べ1,032,797千円増)、また売上高の増加に伴い受取手形及び売掛金が3,103,115千円(前連結会計年度末と比べ645,601千円増)となりました。
固定資産においては、中国製造子会社の工場増築、国内製造子会社の工場増築、またIT関連でハードウェアの再構築等を進めていることにより建設仮勘定が340,692千円(前連結会計年度末と比べ256,088千円増)、無形固定資産は減価償却が進んだことから350,720千円(前連結会計年度末と比べ41,704千円減)となりました。
流動負債においては、売上高が順調に推移したことから仕入高が増加し支払手形及び買掛金が3,576,206千円(前連結会計年度末と比べ322,025千円増)、海外販社の売上増加に伴う運転資金需要の増加等の影響を受け、短期借入金が5,448,843千円(前連結会計年度末と比べ840,701千円増)、1年内返済予定の長期借入金が223,773千円(前連結会計年度末と比べ82,501千円減)となりました。
固定負債においては、借入金の返済が進んだことにより長期借入金が278,619千円(前連結会計年度末と比べ163,113千円減)となりました。
純資産においては、公募増資により資本金および資本準備金が増加したこと等により8,523,531千円(前連結会計年度末と比べ947,803千円増)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況ならびに研究開発費の実績は軽微なため記載しておりません。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、中国の販売、米国の商品仕入及び販売が増加しております。中国の販売の増加は、親会社からの商圏の移管を受けた結果であります。また、米国の商品仕入及び販売の増加は、大型ホームセンターとの新規口座開設や通信販売会社との取引拡大により売上が順調に増加した結果であります。中国の当第3四半期連結累計期間における販売実績は779,507千円(前年同四半期比51.4%増)、米国の当第3四半期連結累計期間における商品仕入実績は20,116千円(前年同四半期比110.4%増)、販売実績は318,930千円(前年同四半期比100.5%増)となりました。

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