有価証券報告書-第68期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)
沿革
当社は、昭和9年4月故久世福松(前会長)が東京都豊島区に久世商店(個人商店)を創業し、食堂、レストラン、ホテル等へ食品を販売したことに始まります。その後、食生活の洋風化を感じトマトケチャップ、ウスターソース、香辛料等を製造し販売してまいりました。
戦後も事業を続け、昭和25年1月に株式会社久世商店を設立、自社ブランド製品を開発し食堂や事業所給食を中心に製造販売し事業基盤を固めるとともに、販売先の求めに応じ小麦粉、砂糖、缶詰、醤油、植物油、調味料等の仕入商品の取り扱いにも事業を拡大いたしました。
昭和40年代以降、経済成長とともに食の外部化が進み、外資系レストランチェーンの日本進出などで外食産業は成長期を迎えることになりました。当社はこのような背景のもと、外食産業向けのあらゆる食材ニーズに対して「食材のフルライン」化を目指し、昭和50年代に入るとともに商圏の拡大を図ってまいりました。また、これとともに、創業の原点でもある製造事業の強化を図るべく子会社を設立して業務用のアップグレードなスープ、ソースの製造販売を始めました。
当社設立後における事業内容の変遷の主なものは次のとおりであります。
戦後も事業を続け、昭和25年1月に株式会社久世商店を設立、自社ブランド製品を開発し食堂や事業所給食を中心に製造販売し事業基盤を固めるとともに、販売先の求めに応じ小麦粉、砂糖、缶詰、醤油、植物油、調味料等の仕入商品の取り扱いにも事業を拡大いたしました。
昭和40年代以降、経済成長とともに食の外部化が進み、外資系レストランチェーンの日本進出などで外食産業は成長期を迎えることになりました。当社はこのような背景のもと、外食産業向けのあらゆる食材ニーズに対して「食材のフルライン」化を目指し、昭和50年代に入るとともに商圏の拡大を図ってまいりました。また、これとともに、創業の原点でもある製造事業の強化を図るべく子会社を設立して業務用のアップグレードなスープ、ソースの製造販売を始めました。
当社設立後における事業内容の変遷の主なものは次のとおりであります。
年月 | 概要 |
昭和25年1月 | 株式会社久世商店を設立(資本金50万円) |
昭和42年7月 | 商号を株式会社久世に変更 |
昭和52年4月 | 神奈川地区の営業強化のため、神奈川県横浜市に神奈川営業所を開設 |
昭和54年8月 | 業務用高級スープ、ソースを製造するため、子会社キスコフーズ株式会社(現連結子会社)を設立 |
昭和61年1月 | 千葉地区の営業強化のため、千葉県千葉市に千葉営業所を開設 |
昭和62年7月 | 埼玉地区の営業強化のため、埼玉県戸田市に埼玉営業所を開設 多摩地区の営業強化のため、東京都東大和市に多摩営業所を開設 |
平成元年7月 | トリュフ、フォアグラ等の高級食材を輸入、販売するため、子会社アクロス株式会社を設立 |
平成元年12月 | 外食事業の実態および情報収集のため、飲食店経営の子会社株式会社コノミーズを設立 |
平成5年5月 | 京浜地区の営業強化のため、神奈川県横浜市に京浜営業所を開設 |
平成6年3月 | 製造能力の増大、生産効率および品質管理の向上を図るため、清水市に連結子会社キスコフーズ株式会社の新工場を新設 |
平成6年4月 | 東京地区の営業強化のため、東京営業部を本社併設から分離し、東京営業所として開設 |
平成6年7月 | 中部地区へ進出するため、愛知県名古屋市に名古屋営業所を開設 |
平成9年7月 | 物流機能強化のため、埼玉県浦和市に浦和配送センターを開設 |
平成9年8月 | 関西地区へ進出するため、大阪府茨木市に関西営業所を開設 |
平成11年1月 | 品質管理の徹底と保管設備の統合、配送効率の向上を図るため、埼玉県戸田市に首都圏DC(ディストリビューションセンター)を開設し、東京営業所と埼玉営業所の物流機能を統合 |
平成11年5月 | 業務の効率化を図るため、神奈川営業所を京浜営業所へ統合 |
平成12年1月 | 子会社株式会社コノミーズが解散(平成11年12月)し、当社営業本部内に外食事業グループを統合 |
平成13年9月 | JASDAQ市場に株式を上場 |
平成13年12月 | 首都圏南部地区の営業力と物流機能を強化するため、神奈川県横浜市に首都圏南DCを開設し、浦和配送センター機能を統合 |
平成14年1月 | 京浜営業所を首都圏南DC内に移転し、物流機能を統合 |
平成14年3月 | 浦和配送センターを閉鎖 |
平成15年4月 | 営業の効率化を図るため、多摩営業所を国分寺市に移転し、物流機能を分離 |
平成15年4月 | 東京営業部を東京支店に呼称変更 |
平成16年4月 | 首都圏DCを戸田DC、首都圏南DCを横浜DCに呼称変更 |
平成18年4月 | 子会社アクロス株式会社が解散(平成18年3月)し、当社営業本部内にアクロス営業部を統合 |
平成18年4月 | 東京南部・神奈川エリアの物流サービス強化と効率化のため、川崎DCを開設 |
平成20年4月 | 神奈川県における営業力の強化、業容拡大のため、京浜営業所を横浜支店に呼称変更 |
平成21年6月 | 埼玉、多摩地区の物流業務の強化・効率化を図るため、埼玉県さいたま市に浦和DCを開設 |
年月 | 概要 |
平成21年7月 | 生鮮品の取扱い強化の一環として、生鮮野菜類の調達と販売を目的とした子会社株式会社久世フレッシュ・ワン(現連結子会社)を設立 |
平成22年4月 平成22年10月 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場 大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
平成23年4月 | 中京地区の機能強化のため、名古屋営業所を名古屋市守山区から同市港区に移転 |
平成23年5月 | キスコフーズ株式会社の補完的な生産拠点として、子会社KISCO FOODS INTERNATIONAL LIMITED(現連結子会社)を設立 |
平成23年9月 | 久世グループ海外法人持株会社として、子会社久世(香港)有限公司(現連結子会社)を設立 |
平成24年2月 | 神奈川地区の営業強化のため、神奈川県海老名市に海老名営業所を開設 |
平成24年3月 | 東京地区の営業強化のため、東京都墨田区に墨田営業所を開設 |
東京地区の営業強化のため、東京都目黒区に目黒営業所を開設 | |
平成24年4月 | 関西地区の営業強化、業容拡大のため、関西営業所を大阪支店に呼称変更 |
平成24年5月 | 海外事業の基盤確立のため、中国四川省成都市に子会社久華世(成都)商貿有限公司(現非連結子会社)を設立 |
平成24年6月 | 中部地区の営業強化のため、株式会社サカツ コーポレーションと業務提携 |
平成25年4月 | 子会社キスコフーズ株式会社が、ISO22000認証取得 |
平成25年7月 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
平成25年8月 | ISO22000認証取得 |
平成26年3月 | 神戸地区の営業強化のため、神戸市中央区に神戸営業所を開設 |
平成26年4月 | 旭水産株式会社(現連結子会社)の株式を取得 |
平成26年10月 | 神奈川県西部地区の物流業務の強化・効率化を図るため、神奈川県藤沢市に藤沢DCを開設 |
平成26年10月 | 営業の効率化を図るため、海老名営業所を神奈川県藤沢市に移転し、藤沢営業所に呼称変更 |
平成26年11月 | 関西地区の配送能力拡大のため、大阪市港区に天保山DCを開設 |