有価証券報告書-第17期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 12:44
【資料】
PDFをみる
【項目】
96項目

対処すべき課題

当社グループは、株主、顧客をはじめとする全てのステークホルダーの期待に応え、継続的な企業価値の拡大を図るために、特に下記の2点を重要課題として取組んでおります。
(1) 利益成長について
当社グループの主力事業であるHPソリューション事業については、ストック型ビジネスでの黒字転換を果たしたことにより、今後の持続的な成長に目途をつけ、会社としての基盤は構築することができましたが、現時点における利益の伸長は緩やかであり、短期間での大きな成長を見込むのが難しいものと認識しております。このような状況を踏まえ、当社グループは、企業規模を拡大し、短期間でのストック売上の大幅な積み上げにより、大きな利益成長が可能となるストック型ビジネスの深化を進めてまいります。
(2) ユーザーニーズの多様化について
技術の進歩、ソーシャルメディアの普及、価値観やライフスタイルの変化などにより、ユーザーニーズは高度化・多様化しており、その変化に対応できないと、市場競争力を失う可能性があります。このような状況を踏まえ、当社グループは、特定の業種に絞った事業活動を展開することで、業種に特化したプロフェッショナルを育成し、また、ノウハウを蓄積し、その業種に特有のニーズに対して、適切なインターネットソリューションを提供する体制を強化しております。また、業種特有のニーズに応えるシステムや商材・サービスの開発を推進しております。