有価証券報告書-第18期(令和2年3月1日-令和3年2月28日)

【提出】
2021/05/28 10:58
【資料】
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【項目】
120項目
(1) 経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、2020年10月―12月期の四半期別GDP実質成長率が2四半期連続してプラスになりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、企業収益は大幅な減少が続いており、雇用情勢は完全失業率が上昇し、有効求人倍率が大きく減少しております。一方、個人消費は実質消費支出額が増加に転じております。
当社の事業セグメントは、バイク事業、フィットネス事業と当事業年度から開始した飲食事業となっております。当事業年度におけるセグメント別の業績は次のとおりであります。
(バイク事業)
バイクの買取台数は9,131台(前期比3.1%減)、販売台数は8,943台(同3.1%減)となりました。また、業者間オークションの相場は、3月及び4月は低調であったものの、5月以降は大幅に回復したことから、売却単価は前期比8.8%増、粗利単価は同14.9%増となりました。また、販売費及び一般管理費は、買取りに係る広告費は前期比5.4%増、人件費は同8.3%増となりましたが、その他の費目は金額的には横這いで推移しました。
バイク事業の当事業年度の業績は、売上高2,301百万円(前期比5.3%増)、セグメント利益106百万円(前期比123.7%増)となりました。
(フィットネス事業)
当社は、2020年1月に子会社を吸収合併したことにより、エニタイムフィットネスFC5店舗、ステップゴルフFC2店舗を運営しております。前事業年度の実績は2ヵ月間ですが、当事業年度の実績は12ヵ月間であるため、売上高は大幅に増加しております。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために東京都などからの休業要請を全店舗で受け入れて、4月中旬から5月末日までの期間を休業いたしました。また、当該休業後における会員数の減少傾向に伴い、各店舗の営業利益は減少しております。
フィットネス事業の当事業年度の業績は、売上高363百万円(前期比310.8%増)、セグメント損失28百万円(前期はセグメント利益21百万円)となりました。
(飲食事業)
当社は、2020年9月にワタミ株式会社との間で「から揚げの天才」のフランチャイズ契約を締結し、飲食事業を開始し、事業年度期間中に4店舗をオープンいたしました。
飲食事業の当事業年度の業績は、売上高89百万円、セグメント損失41百万円となりました。
なお、ステップゴルフFC2店舗に係る減損損失を認識したことにより、特別損失23百万円を計上しております。
以上の結果、当事業年度の経営成績は売上高2,753百万円(前期比21.1%増)、営業利益37百万円(前期比45.8%減)、経常利益40百万円(前期比34.1%減)、当期純利益3百万円(前期比57.6%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末の現金及び現金同等物は753百万円となっております。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は152百万円となりました。主な要因は、得られた資金として、売上債権の減少額20百万円、その他の流動負債の増加額33百万円、減価償却費41百万円の計上、減損損失23百万円の計上及び税引前当期純利益17百万円の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は129百万円となりました。主な要因は、支出した資金として、有形固定資産の取得による支出89百万円、無形固定資産の取得による支出11百万円、差入保証金の差入による支出28百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は185百万円となりました。主な要因としては、支出した資金として、長期借入金の返済による支出233百万円、短期借入金の返済による支出24百万円、社債の償還による支出55百万円によるものであり、得られた資金としては長期借入れによる収入360百万円、社債の発行による収入144百万円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の状況
a. 商品仕入実績
当事業年度における仕入実績をセグメント別に示すと次のとおりであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 2020年3月1日
至 2021年2月28日)
仕入高(千円)前期比(%)
バイク事業1,373,229△0.39
飲食事業37,931
合計1,411,1612.36

(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 飲食事業は当事業年度から開始したため、前期比は記載しておりません。
b. 販売実績
当事業年度における販売実績をセグメント別に示すと次のとおりであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 2020年3月1日
至 2021年2月28日)
販売高(千円)前期比(%)
バイク事業2,301,1545.35
フィットネス事業363,039310.77
飲食事業89,146
合計2,753,34021.15

(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 飲食事業は当事業年度から開始したため、前期比は記載しておりません。
3 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下のとおりです。
相手先前事業年度
(自 2019年3月1日
至 2020年2月29日)
当事業年度
(自 2020年3月1日
至 2021年2月28日)
販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)
㈱ビーディーエス1,352,16259.491,493,70154.25


(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、期末日における資産・負債の数値、および決算期における収益・費用の数値に影響を与える見積りや判断を行う必要があります。
これら見積りや判断には不確実性が存在する為、見積もった数値と実際の結果の間には乖離が生じる可能性があります。
当社は、特に以下の重要な会計方針が、当社の財務諸表作成において使用される当社の重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。
a. 貸倒引当金
当社における中古バイクの販売は、オークション会社が主催するオークションにおける売却(落札)が多く、落札代金の支払債務はオークション会社が負っています。これまでオークション会社からの支払いが遅延又は滞ったケースはなく、またオークション以外の販路においても貸倒れが発生したケースはありません。そのため貸倒引当金は計上しておりません。
しかし、オークション以外の販路による販売額が増加し、当該顧客の支払能力が低い場合、またオークション会社の信用力の低下が生じた場合には、今後新たに貸倒引当金を設定する可能性があります。
b. 棚卸資産
当社における中古バイクの販売は、主として業者間オークションに、仕入れた中古バイクの整備等が完了し出品可能となった時期に応じて出品いたしますが、仕入れた日から概ね1ヵ月以内には売却して(落札されて)おり、基本的に、長期間、在庫として保有しているケースはありません。しかし、若干の不良在庫が発生することもありますので、四半期ごとに必要な評価減を行っております。
c. 繰延税金資産
当社は、繰延税金資産の回収可能性の検討を行った結果、現時点で回収可能性を見積もることができない項目について評価性引当額を計上いたしました。引当金の必要性を評価するにあたっては、将来の課税所得及び慎重かつ実現可能性の高い継続的な税務計画を検討しております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容
a. 売上高
売上高は2,753百万円(前期比21.1%増)となりました。
バイク事業は、買取台数は9,131台(前期比3.1%減)に留まり、販売台数は8,943台(前期比3.1%減)と減少しました。一方、業者間オークションに出品した車両の落札単価が上昇したこと及び当社小売店での販売が好調だったことから、販売単価は前期比8.8%増となりました。その結果、バイク事業の売上高は2,301百万円(前期比5.3%増)となりました。
フィットネス事業は、前事業年度は2020年1月に吸収合併した子会社での運営期間が10ヵ月間であり、当社での前事業年度の業績は2ヵ月間のみでありました。当事業年度では、2020年4月から5月にかけて、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて全店舗の営業を休止したことで、本事業の業績に多大な影響がありましたが、フィットネス事業の売上高は363百万円(前期比310.8%増)となりました。
当事業年度から開始した飲食事業は、2020年11月にから揚げの天才新小岩店をオープンし、当事業年度末ではから揚げの天才4店舗を運営しております。飲食事業の売上高は89百万円となりました。
b. 営業利益
営業利益は37百万円(前期比45.8%減)となりました。
バイク事業の売上総利益は、上記のとおり販売台数は減少したものの、粗利単価は前期比14.9%増加したことで、954百万円(前期比11.3%増)となりました。
フィットネス事業の売上総利益は363百万円(前期比310.8%増)、飲食事業の売上総利益は52百万円となりました。
その結果、売上総利益は1,370百万円(前期比44.8%増)となりました。
バイク事業の販売費及び一般管理費は、買取台数の増加を目指し、営業部門の人員が増加したこと、買取りに係る広告宣伝費が増加したことが影響し、848百万円(前期比4.7%増)となりました。
フィットネス事業の販売費及び一般管理費は、店舗運営に係る経常的な経費の発生により、391百万円(前期比482.0%増)となりました。
飲食事業の販売費及び一般管理費は、店舗運営に係る経常的な経費の発生により、93百万円となりました。
当社の販売費及び一般管理費は1,333百万円(前期比51.9%増)となりました。
c. 経常利益
経常利益は40百万円(前期比34.1%減)となりました。
営業外収益では、各種手数料及び助成金の収入があり、19百万円(前期比147.0%増)となりました。
営業外費用では、長期借入金残高が増加したこと、社債を新規発行したことから、16百万円(前期比5.3%増)となりました。
d. 当期純利益
当期純利益は3百万円(前期比57.6%減)となりました。
固定資産の減損損失23百万円を特別損失として計上しました。
法人税、住民税、事業税は13百万円(前期比16.4%減)となりました。
e. 財政状態
(資産)
当事業年度末において総資産は1,425百万円となり、前事業年度末と比較して256百万円増加しました。主な要因としては、金融機関からの長期借入れ及び社債の発行等で現金及び預金が209百万円、飲食事業での出店に伴い有形固定資産が35百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当事業年度末において負債は1,095百万円となり、前事業年度末と比較して253百万円増加しました。主な要因としては、1年内返済予定の長期借入金を含む長期借入金が126百万円、1年内償還予定の社債を含む社債が95百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末において純資産は329百万円となり、前事業年度末と比較して3百万円増加しております。これは、当期純利益3百万円を計上したことによるものであります。
f. 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
資金の流動性に係る情報としては、本項(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。
当社の資本の財源は、事業セグメントにより異なります。
バイク事業における店舗は、販売機能を有しているところもありますが、主には出張買取のための拠点が多いことから、設備投資資金はそれほど必要としておりません。資金需要の大きい商品在庫は、滞留期間は概ね1ヵ月程度であることから、自己資金もしくは短期運転資金として金融機関からの資金調達を行うことになります。
一方、フィットネス事業及び飲食事業においては、バイク事業と比較して多額の設備投資を必要としております。また、設備投資額を回収するまでに3年から5年程度の長期間を要することから、新規出店に係る設備資金及び長期運転資金として金融機関から長期借入金により資金調達をすることが必要となります。

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