有価証券報告書-第33期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)
沿革
会社設立以後の企業集団に係る沿革は以下のとおりであります。
(注)1.MBO(マネージメント・バイ・アウト)について
上記沿革のとおり、当社は、平成13年3月にMBO(マネージメント・バイ・アウト:経営陣による株式買収)を実施いたしました。
当時、当社は、日商岩井株式会社(現、双日株式会社)が100%出資する子会社でありました。親会社である日商岩井株式会社では事業の再構築を推進しており、当社では非鉄金属の専門商社としてより一層自主的な経営を進めることが、さらなる発展のために不可欠であると考えていたことから、両社の方向性が一致しました。これに伴い、当社の経営陣がエフ ビー エフ2000,エル.ピー.の支援を得て、平成13年3月に日商岩井株式会社から商権を譲り受け、平成13年3月に当社はMBOにより、経営の自立を果たしました。
2.エフ ビー エフ2000,エル.ピー.は、富士銀キャピタル株式会社(現、みずほキャピタル株式会社)の100%子会社である富士キャピタルマネジメント株式会社(現、みずほキャピタルパートナーズ株式会社)が運営するMBOファンドであります。同ファンドは平成13年3月に当社株式を取得し筆頭株主となりましたが、平成22年12月22日を払込期日とする当社普通株式の一般募集と同時に保有株式の全株を売却いたしました。
3.ALCONIX(THAILAND)LTD.につきましては出資比率が49%でありますが、支配力基準による連結子会社としております。
4.アルコニックス・オオカワ株式会社は平成21年9月に株式会社大川電機製作所を存続会社とする吸収合併により消滅いたしました。また株式会社大川電機製作所は当社に発行済株式総数96,000株を割当て、当社の連結子会社となりました。
5.当社は、平成22年5月付で当社グループの関連会社であった三高金属産業株式会社から事業を譲受けるとともに、当該譲受資産を当社100%出資で設立し連結子会社化したアルコニックス・三高株式会社に承継いたしました。なお三高金属産業株式会社は平成22年5月付で解散決議をした後、平成22年12月に清算結了いたしました。
6.アルコニックス・ハヤシ株式会社は平成22年11月に林金属株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅いたしました。また林金属株式会社は当社に発行済株式総数627,750株を割当て、当社の連結子会社となりました。
7.当社の連結子会社であるアドバンスト マテリアル ジャパン株式会社は平成23年11月23日に北京愛徳旺斯貿易有限公司を設立したことにより、当社グループの連結子会社としております。
8.当社は、平成24年11月29日の取締役会において、米国のめっき材料製造会社であるUNIVERTICAL CORPORATION他の発行済株式全てを取得することを決議し、同年12月31日、持株会社として当社100%出資にて設立したUNIVERTICAL HOLDINGS INC.(以下「UHI」という。)が同社グループの発行済株式全てを取得し、また同時に同企業グループのUNIVERTICAL CORPORATIONが70%出資するUNIVERTICAL INTERNATIONAL (MAURITIUS) INC.、及び同社の傘下の製造子会社であるUNIVERTICAL INTERNATIONAL (SUZHOU) CO.,LTD.、販売子会社であるUNIVERTICAL INTERNATIONAL(HONGKONG) CO.,LTD.)も併せて連結子会社化いたしました。
なお、UHIは平成25年1月31日に、同企業グループのUNIVERTICAL CORPORATIONが70%を出資する中国事業における合弁会社UNIVERTICAL INTERNATIONAL (MAURITIUS) INC.の株式について、合弁事業パートナーである米国のPacific Resources International LLC.が保有する30%を追加取得し、UHIの100%子会社といたしました。
9.当社の連結子会社であるアドバンスト マテリアル ジャパン株式会社は平成25年1月にADVANCED MATERIAL TRADING PTE.LTDを設立したことにより、当社グループの連結子会社としております。
10. 当社は、平成25年4月付でアルミリサイクル株式会社から事業を譲受けるとともに、当該譲受資産を当社100%出資で設立し連結子会社化した大阪アルミセンター株式会社に承継いたしました。
11. アルコニックス・オオバ株式会社は平成25年9月に大羽精研株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅いたしました。また大羽精研株式会社は当社に発行済株式総数11,500株を割り当て、当社の連結子会社となりました。
年月 | 事項 |
昭和56年7月 | 日商岩井非鉄販売株式会社(現 アルコニックス株式会社、当社)を資本金1億円で日商岩井株式会社の100%出資により設立(本社所在地:東京都中央区)。アルミニウム、銅の製品を主体とした非鉄金属の販売を開始 |
昭和57年7月 | 名古屋支店を新設 |
昭和58年4月 | 大阪支店を新設 |
平成元年5月 | 北陸営業所を新設 |
平成4年8月 | 本社を東京都文京区に移転 |
平成12年4月 | 日商岩井メタルプロダクツ株式会社を吸収合併 日商岩井株式会社(現 双日株式会社)の非鉄金属製品の商権移管を受け、商号を日商岩井アルコニックス株式会社に変更、本社を東京都中央区に移転 |
平成12年9月 | 本社を東京都港区に移転 |
平成13年3月 (注)1、2 | 6億円の減資と6億円の増資、並びに4億27万1千円の増資をおこない、新資本金10億27万1千円として、MBO(エフ ビー エフ2000,エル.ピー.をスポンサーとした経営陣による企業買収)を実施 |
平成16年1月 (注)3 | 当社の海外ネットワークの整備のため、ALCONIX(THAILAND)LTD.(タイ)、ALCONIX(SINGAPORE)PTE. LTD.(シンガポール)、ALCONIX HONGKONG CORP., LTD.(香港)の海外現地法人3社を設立し、NI METAL PRODUCTS INC.(米国、現 ALCONIX USA,INC.)を買収 アドバンスト マテリアル ジャパン株式会社へ55%出資し、レアメタル分野強化へ |
平成16年3月 | 三伸林慶株式会社からアルミ、銅製品の営業権を取得 |
平成16年4月 | 札幌営業所を新設 |
平成16年6月 | ALCONIX(SHANGHAI)CORP.(中国)を設立し、併せて北京駐在員事務所を設置 |
平成17年2月 | 双日金属販売株式会社から非鉄金属の再生原料に係る営業権を取得 |
平成17年4月 | 商号をアルコニックス株式会社に変更 |
平成18年4月 | ジャスダック証券取引所に上場 |
平成18年6月 | ALCONIX EUROPE GMBH(ドイツ)を設立 |
平成18年7月 | 浜松営業所を新設 |
平成19年1月 | ALCONIX(MALAYSIA)SDN.BHD.(マレーシア)を設立 |
平成20年2月 | ALCONIX (TAIWAN) CORP.(台湾)を設立 |
平成20年3月 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
平成20年4月 | 当社の三伸林慶部を新設分割し、新たにアルコニックス三伸株式会社(本社 東京)を設立 |
平成21年4月 | 特別目的会社であるアルコニックス・ハヤシ株式会社を設立し、当社の中間持株会社として林金属株式会社の株式を取得、連結子会社化 |
平成21年6月 | 広島営業所を開設 |
平成21年8月 | 特別目的会社であるアルコニックス・オオカワ株式会社を設立し、当社の中間持株会社として株式会社大川電機製作所の株式を取得、連結子会社化 |
平成21年9月 | 株式会社大川電機製作所を存続会社として、アルコニックス・オオカワ株式会社を吸収合併し、株式会社大川電機製作所を連結子会社化 (注)4 |
平成21年9月 | ALCONIX LOGISTICS(THAILAND) LTD.を設立 |
平成21年10月 | ALCONIX (SHANGHAI) CORP.SHENZHEN BRANCHを設立 |
平成22年1月 | ALCONIX DIECAST SUZHOU CO.,LTD.を設立 |
平成22年4月 | アルコニックス・三高株式会社を設立 (注)5 |
平成22年11月 | 林金属株式会社を存続会社としてアルコニックス・ハヤシ株式会社を吸収合併し、林金属株式会社を連結子会社化 (注)6 |
平成22年12月 | 東京証券取引所市場第一部に上場 |
平成23年11月 | 北京愛徳旺斯貿易有限公司を設立 (注)7 |
平成24年4月 | ALCONIX VIETNAM CO.,LTDを設立 ALCONIX (SHANGHAI) CORP.GUANGZHOU BRANCH を設立 |
平成24年6月 | 本店を東京都千代田区に移転 |
平成24年12月 | UNIVERTICAL HOLDINGS INC.を設立し、当社の持株会社として米国のめっき素材製造会社のUNIVERTICAL CORPORATION他の株式を取得、連結子会社化 (注)8 |
平成25年1月 | ADVANCED MATERIAL TRADING PTE.LTDを設立 (注)9 |
平成25年4月 | アルミリサイクル株式会社の大阪アルミセンターに係る事業資産等を譲受け、同事業資産を当社100%出資にて設立する大阪アルミセンター株式会社に承継 (注)10 |
平成25年4月 | 当社100%出資にて設立したアルコニックス・オオバ株式会社を当社の中間持株会社として大羽精研株式会社の株式を取得、連結子会社化 (注)11 |
(注)1.MBO(マネージメント・バイ・アウト)について
上記沿革のとおり、当社は、平成13年3月にMBO(マネージメント・バイ・アウト:経営陣による株式買収)を実施いたしました。
当時、当社は、日商岩井株式会社(現、双日株式会社)が100%出資する子会社でありました。親会社である日商岩井株式会社では事業の再構築を推進しており、当社では非鉄金属の専門商社としてより一層自主的な経営を進めることが、さらなる発展のために不可欠であると考えていたことから、両社の方向性が一致しました。これに伴い、当社の経営陣がエフ ビー エフ2000,エル.ピー.の支援を得て、平成13年3月に日商岩井株式会社から商権を譲り受け、平成13年3月に当社はMBOにより、経営の自立を果たしました。
2.エフ ビー エフ2000,エル.ピー.は、富士銀キャピタル株式会社(現、みずほキャピタル株式会社)の100%子会社である富士キャピタルマネジメント株式会社(現、みずほキャピタルパートナーズ株式会社)が運営するMBOファンドであります。同ファンドは平成13年3月に当社株式を取得し筆頭株主となりましたが、平成22年12月22日を払込期日とする当社普通株式の一般募集と同時に保有株式の全株を売却いたしました。
3.ALCONIX(THAILAND)LTD.につきましては出資比率が49%でありますが、支配力基準による連結子会社としております。
4.アルコニックス・オオカワ株式会社は平成21年9月に株式会社大川電機製作所を存続会社とする吸収合併により消滅いたしました。また株式会社大川電機製作所は当社に発行済株式総数96,000株を割当て、当社の連結子会社となりました。
5.当社は、平成22年5月付で当社グループの関連会社であった三高金属産業株式会社から事業を譲受けるとともに、当該譲受資産を当社100%出資で設立し連結子会社化したアルコニックス・三高株式会社に承継いたしました。なお三高金属産業株式会社は平成22年5月付で解散決議をした後、平成22年12月に清算結了いたしました。
6.アルコニックス・ハヤシ株式会社は平成22年11月に林金属株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅いたしました。また林金属株式会社は当社に発行済株式総数627,750株を割当て、当社の連結子会社となりました。
7.当社の連結子会社であるアドバンスト マテリアル ジャパン株式会社は平成23年11月23日に北京愛徳旺斯貿易有限公司を設立したことにより、当社グループの連結子会社としております。
8.当社は、平成24年11月29日の取締役会において、米国のめっき材料製造会社であるUNIVERTICAL CORPORATION他の発行済株式全てを取得することを決議し、同年12月31日、持株会社として当社100%出資にて設立したUNIVERTICAL HOLDINGS INC.(以下「UHI」という。)が同社グループの発行済株式全てを取得し、また同時に同企業グループのUNIVERTICAL CORPORATIONが70%出資するUNIVERTICAL INTERNATIONAL (MAURITIUS) INC.、及び同社の傘下の製造子会社であるUNIVERTICAL INTERNATIONAL (SUZHOU) CO.,LTD.、販売子会社であるUNIVERTICAL INTERNATIONAL(HONGKONG) CO.,LTD.)も併せて連結子会社化いたしました。
なお、UHIは平成25年1月31日に、同企業グループのUNIVERTICAL CORPORATIONが70%を出資する中国事業における合弁会社UNIVERTICAL INTERNATIONAL (MAURITIUS) INC.の株式について、合弁事業パートナーである米国のPacific Resources International LLC.が保有する30%を追加取得し、UHIの100%子会社といたしました。
9.当社の連結子会社であるアドバンスト マテリアル ジャパン株式会社は平成25年1月にADVANCED MATERIAL TRADING PTE.LTDを設立したことにより、当社グループの連結子会社としております。
10. 当社は、平成25年4月付でアルミリサイクル株式会社から事業を譲受けるとともに、当該譲受資産を当社100%出資で設立し連結子会社化した大阪アルミセンター株式会社に承継いたしました。
11. アルコニックス・オオバ株式会社は平成25年9月に大羽精研株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅いたしました。また大羽精研株式会社は当社に発行済株式総数11,500株を割り当て、当社の連結子会社となりました。