有価証券報告書-第93期(2023/09/01-2024/08/31)

【提出】
2024/11/19 13:41
【資料】
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【項目】
141項目
(業績等の概要)
(1) 業績
前年度から実施してきました抜本的な経営スキーム改革の継続を推進したことにより、8期連続で計上し続けた赤字を9期ぶりに黒字転換とした前年度に引き続き、黒字化を実現し、2期連続での黒字をいたしました。
営業面におきましては、藤沢店では、ヤマダデンキが昨年6月に開店して以降、百貨店ゾーンとの相乗効果が得られたことに加え、賃料収入が拡大しました。これに続き、横須賀店では、地下1階に食品スーパー「ヨークフーズ」が3月20日に開店、1階にドラッグストア「サンドラッグ」が6月19日に開店したことにより、藤沢店と同様の効果が出ております。更に、横須賀店3階への「ファッションプラザ パシオス」「シュープラザ」開店(9月25日)、藤沢店地下1階への食品スーパー「ライフ」開店(10月16日)に伴う改装セールを開催し、売上増に寄与するとともに、当該テナント開店以降の更なる賃料収入の拡大を見込んでおります。
自社運営の金・地金買取におきましては、金の市場価格の高騰により通期を通じて好調に推移いたしました。また、新規事業として、藤沢店にて若手社員が中心となり自主運営するショップ「mili mili byさいか屋」を5月8日に開店、グループのシナジー効果を活用した事業として横須賀店に「うなぎの佳川 さいか屋横須賀店」が開店しており、連日多くのお客様にご来店いただいております。
経費面では、徹底したローコストオペレーションの推進を継続しており、これに賃貸スペースの増加が加わったことにより、販売費及び一般管理費を大幅に削減しております。
以上の結果、当連結会計年度の連結業績につきましては、売上高は4,950万円(前年12か月(2022年9月1日~2023年8月31日)対比95.1%)、営業利益110百万円(前年12か月(同)対比76.7%)、経常利益100百万円(前年12か月(同)対比75.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益72百万円(前年12か月(同)対比62百万円の親会社株主に帰属する当期純利益の改善)となり、2期連続通期での黒字化を実現しました。
セグメントの業績については、当社グループは百貨店業の単一セグメントのため、記載しておりません。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ135百万円減少し、1,649百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、259百万円の収入(前連結会計年度は367百万円の収入)となりました。主な収入項目は、減価償却費332百万円、主な支出項目は、仕入債務の減少額300百万円等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、390百万円の支出(前連結会計年度は135百万円の支出)となりました。主な支出項目は、有形固定資産の取得による支出273百万円等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは3百万円の支出(前連結会計年度は3百万円の支出)となりました。主な支出項目は、リース債務の返済による支出3百万円等によるものであります。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 当社グループは、百貨店業の単一セグメントであり、生産及び受注については該当事項はありません。
(2) 販売の状況
当社グループは、百貨店業の単一セグメントであり、当連結会計年度における販売の状況は次のとおりであります。
連結売上高の内訳
前連結会計年度当連結会計年度前年増減対比
自 2022年9月1日
至 2023年8月31日
自 2023年9月1日
至 2024年8月31日
売上高
(千円)
構成比
(%)
売上高
(千円)
構成比
(%)
前年増減額
(千円)
前年対比
(%)
㈱さいか屋5,199,69295.74,941,81599.2△257,87795.0
アルファトレンド㈱229,8504.237,2980.8△192,55116.2
㈱さいか屋友の会1,6100.06190.0△99038.5
小 計5,431,152100.04,979,732100.0△451,41991.7
内部売上高の消去△226,477△29,589196,887
合 計5,204,6754,950,143△254,531

店別売上高(単体)

前事業年度当事業年度前年増減対比
自 2022年9月1日
至 2023年8月31日
自 2023年9月1日
至 2024年8月31日
売上高
(千円)
構成比
(%)
売上高
(千円)
構成比
(%)
前年増減額
(千円)
前年対比
(%)
藤沢店2,445,71255.92,141,23552.4△304,47687.6
横須賀店1,350,54130.81,256,29030.7△94,25193.0
川崎店582,95213.3692,06216.9109,110118.7
小 計4,379,206100.04,089,588100.0△289,61793.4
テナント及び手数料収入820,486852,22631,739
合 計5,199,6924,941,815△257,877


(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。
この連結財務諸表の作成にあたっては、当事業年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社は、過去の実績値や状況を踏まえ合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。
(固定資産の減損処理)
当社グループが保有する固定資産については、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。同会計基準に基づき、当社は原則として資産グループの単位ごとに、遊休資産等については個別資産ごとに判定を行っております。これらの資産グループの回収可能額が帳簿価額を下回った場合、資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損計上いたします。なお、回収可能価額については、資産のグループの単位ごとに将来のキャッシュ・フローまたは鑑定評価による正味売却価額などを基礎として評価しております。
減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては慎重に検討を行っておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、固定資産の評価に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
① 概要
当連結会計年度の連結業績に関しましては、売上高は4,950百万円(前年12か月(2022年9月1日から2023年8月31日)対比95.1%)、営業利益110百万円(前年12か月(同)対比76.7%)、経常利益100百万円(前年12か月(同)対比75.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益72百万円(前年12か月(同)対比62百万円の親会社株主に帰属する当期純利益の改善)となり、2期連続通期での黒字化を実現しました。
② 売上高の状況
横須賀店地下1階に「ヨークフーズ」が開店(3月20日)、1階に「サンドラッグ」が開店(6月19日)したことにより、賃料収入が増加しました。さらに、昨年度藤沢店に開店した「ヤマダデンキ」も含め、賃料テナントと百貨店ゾーンとの相乗効果が得られております。一方、賃料テナント増加に伴う百貨店ゾーンの売場面積縮小や、上記「ヨークフーズ」「サンドラッグ」および藤沢店への「ライフ」開店(10月16日)に伴う改装工事により当該売場を閉めていた影響があり売上高が減少いたしました。以上の結果、当連結会計年度の売上高は、前年対比で95.1%となりましたが、賃貸スペース増加による販売費及び一般管理費の削減もあり、2期連続の黒字化を実現いたしました。
③ 販売費及び一般管理費の状況
横須賀店大型テナント出店による百貨店事業売上面積の縮小で、店舗管理コストを低減、さらに従前より継続して行っているローコストオペレーションが着実に進み、売上高経費率が7.8ポイント改善しました。(57.2%⇒49.4%)
④ 営業外損益の状況
営業外収益の主なものは、固定資産受贈益12百万円であり、営業外費用の主なものは、支払利息34百万円等であります。
⑤ 特別損益の状況
特別損失の主なものは、事業構造改善費用であります。
(3) 財政状態に関する分析
当連結会計年度末の財政状態に関しましては、総資産については、前連結会計年度末に比べ346百万円減少し11,806百万円となりました。
負債については、前連結会計年度末に比べ386百万円増加し11,189百万円となりました。
純資産については、前連結会計年度末に比べ40百万円増加し617百万円となりました。
(4) キャッシュ・フローに関する分析
「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」(業績等の概要)(2) キャッシュ・フローの状況をご覧ください。

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