有価証券報告書-第97期(令和3年3月1日-令和4年2月28日)

【提出】
2022/05/26 16:47
【資料】
PDFをみる
【項目】
168項目

設備の状況(設備投資・新設等)

当社グループ(当社及び連結子会社)では、積極的な経営戦略に基づいて立地環境の変化に対応した店舗の統廃合を進めています。当連結会計年度はSM事業、ディベロッパー事業を中心に全体で369,904百万円の設備投資を実施しました。
GMS事業においては、6店舗の新規出店、9店舗の閉店を実施するとともに、それぞれの商圏の特性に合わせた既存店舗の改装等に努め、設備投資額は55,093百万円となりました。
SM事業・DS事業においては、SM事業の新規出店53店舗、閉店17店舗、DS事業の新規出店11店舗、閉店6店舗と、継続的な出店により各エリアにおける店舗網の拡大に努めるとともに、「まいばすけっと」は積極的な出店により1,000店舗とする等、設備投資額はSM事業では64,174百万円、DS事業では3,635百万円となりました。
ヘルス&ウエルネス事業においては、ウエルシアホールディングスグループ全体で144店舗の新規出店、株式取得や事業譲受により133店舗増加、26店舗の閉店を実施し、出店エリアの拡大とドミナント強化に積極的に取り組み、設備投資額は25,745百万円となりました。
総合金融事業においては、イオンクレジットサービス㈱や㈱イオン銀行等の総合金融事業会社が、お客さまの利便性向上及び営業基盤を強化するための投資を継続して実施したこと等により、40,699百万円の設備投資となりました。
ディベロッパー事業においては、イオンモール㈱及びその連結子会社が国内で新規SC(ショッピングセンター)を4箇所開設、既存SCを10箇所リニューアルするとともに、海外で新規SCを2箇所開設したこと等により、設備投資額は国内では89,847百万円、海外では48,957百万円となりました。
サービス・専門店事業においては、㈱イオンファンタジーによる新規出店や既存店の改装及び遊戯機械の入替投資等により、設備投資額は18,650百万円となりました。
国際事業においては、SM13店舗(中国9店舗、カンボジア1店舗、ベトナム2店舗、インドネシア1店舗)の出店等により、設備投資額は7,144百万円となりました。
その他事業においては、デジタル事業等において、12,857百万円の設備投資を実施しました。
純粋持株会社及び商品供給等を行っている会社においては、3,097百万円の設備投資を実施しました。
なお、所要資金については、自己資金、借入金等によっています。
また、当連結会計年度において、店舗設備等に係る減損損失44,347百万円を計上したほか、競争力が低下した店舗の閉鎖や不採算事業の整理を積極的に行い、固定資産除却損2,439百万円及び店舗閉鎖損失1,052百万円等を計上しました。さらに、閉店の意思決定をした店舗については、当連結会計年度に店舗閉鎖損失引当金繰入額1,949百万円を計上しました。
なお、上記設備投資額は支払ベースの金額であり、無形固定資産、長期前払費用及び差入保証金を含めて記載しています。また、上記及びこれ以降の記載金額には、消費税等は含んでおりません。