有価証券報告書-第95期(平成31年3月1日-令和2年2月29日)

【提出】
2020/05/25 16:42
【資料】
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【項目】
173項目

設備の状況(設備投資・新設等)

当社グループ(当社及び連結子会社)では、積極的な経営戦略に基づいて立地環境の変化に対応した店舗の統廃合を進めています。当連結会計年度はGMS事業、ディベロッパー事業を中心に全体で437,850百万円の設備投資を実施しました。
GMS事業においては、2店舗の新規出店、11店舗の閉店を実施するとともに、それぞれの商圏の特性に合わせた既存店舗の改装等に努め、設備投資額は128,305百万円となりました。
SM事業においては、SMの新規出店51店舗、閉店27店舗、DS(ディスカウントストア)の新規出店20店舗、閉店15店舗と、継続的な出店により各エリアにおける店舗網の拡大に努めるとともに、「ミニストップ」の当連結会計年度末の国内及び海外の総店舗数が5,350店舗、「まいばすけっと」は積極的な出店により846店舗とする等、設備投資額は77,966百万円となりました。
ヘルス&ウエルネス事業においては、ウエルシアホールディングスグループ全体で129店舗の新規出店、株式取得により31店舗増加、26店舗の閉店を実施し、出店エリアの拡大とドミナント強化に積極的に取り組み、設備投資額は22,109百万円となりました。
総合金融事業においては、イオンクレジットサービス㈱や㈱イオン銀行等の総合金融事業会社が、お客さまの利便性向上及び営業基盤を強化するための投資を継続して実施したこと等により、47,403百万円の設備投資となりました。
ディベロッパー事業においては、イオンモール㈱及びその連結子会社が国内で新規SC(ショッピングセンター)を1箇所開設、既存SCを15箇所リニューアルするとともに、海外で新規SCを3箇所開設、既存SCを7箇所リニューアルすること等により、設備投資額は国内では95,827百万円、海外では17,576百万円となりました。
サービス・専門店事業においては、㈱イオンファンタジーによる積極的な新規出店や既存店活性化の投資等により、設備投資額は22,157百万円となりました。
国際事業においては、GMS9店舗(中国3店舗、マレーシア3店舗、ベトナム1店舗、ミャンマー2店舗)、SM9店舗(中国1店舗、マレーシア2店舗、カンボジア4店舗、ベトナム1店舗、タイ1店舗)の出店等により、設備投資額は12,287百万円となりました。
その他事業においては、デジタル事業等において、9,184百万円の設備投資を実施しました。
純粋持株会社及び商品供給等を行っている会社においては、5,033百万円の設備投資を実施しました。
なお、所要資金については、自己資金、借入金等によっています。
また、当連結会計年度において、店舗設備等に係る減損損失58,267百万円を計上したほか、競争力が低下した店舗の閉鎖や不採算事業の整理を積極的に行い、固定資産除却損5,295百万円及び店舗閉鎖損失2,680百万円等を計上しました。さらに、閉店の意思決定をした店舗については、当連結会計年度に店舗閉鎖損失引当金繰入額6,146百万円を計上しました。
当連結会計年度における主な設備の売却は、以下のとおりであります。
会社名セグメント
の名称
事業所名所在地設備の内容帳簿価額
(百万円)
売却イオンリテール㈱GMSイオン盛岡南店岩手県盛岡市土地、建物等11,316

なお、上記設備投資額は支払ベースの金額であり、無形固定資産、長期前払費用及び差入保証金を含めて記載しています。また、上記及びこれ以降の記載金額には、消費税等は含んでおりません。