有価証券報告書-第90期(平成26年3月1日-平成27年2月28日)

【提出】
2015/05/28 12:15
【資料】
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【項目】
148項目

設備の状況(設備投資・新設等)

当社グループ(当社及び連結子会社)では、積極的な経営戦略に基づいて立地環境の変化に対応した店舗の統廃合を進めています。当連結会計年度はディベロッパー事業を中心に全体で4,510億92百万円の設備投資を実施しました。
GMS事業においては、9店舗の新規出店、10店舗の閉店を実施するとともに、それぞれの商圏の特性に合わせた既存店舗の改装等に努めるなど、設備投資額は689億73百万円となりました。
SM・DS・小型店事業においては、SM事業の新規出店37店舗、閉店35店舗、DS事業の新規出店33店舗、閉店6店舗と、継続的な出店により各エリアにおける店舗網の拡大に努めました。また小型店事業では、「ミニストップ」の当期末の国内及び海外の総店舗数が4,683店舗、「まいばすけっと」は積極的な出店により562店舗とするなど、設備投資額は517億54百万円となりました。
総合金融事業においては、イオンクレジットサービス㈱や㈱イオン銀行などの総合金融事業会社が、多様化する顧客ニーズやボリュームの拡大に対応するため、次世代システムへの投資を継続して実施したこと等により、394億97百万円の設備投資となりました。
ディベロッパー事業においては、イオンモール㈱が国内新規10箇所のSCの開設を行ったこと等により、国内では1,618億51百万円、海外では417億84百万円の投資を実施しました。
サービス・専門店事業においては、㈱イオンファンタジーによる積極的な新規出店や既存店活性化の投資等に伴い、設備投資額は231億81百万円となりました。
アセアン事業においては、GMS6店舗(マレーシア3店舗、ベトナム2店舗、カンボジア1店舗)、SM13店舗(タイ12店舗、マレーシア1店舗)、DS1店舗(マレーシア)の出店等により、設備投資額は399億38百万円となりました。
中国事業においては、GMS4店舗、SM4店舗の新規出店を行うなど、設備投資額は72億47百万円となりました。
その他事業においては、ドラッグ・ファーマシー事業の強化に努めるなど、設備投資額は76億16百万円となりました。
純粋持株会社及び商品供給等を行っている会社においては、設備投資額は92億47百万円となりました。
なお、所要資金については、自己資金、借入金などによっています。
また、当連結会計年度において、店舗設備等に係る減損損失461億63百万円を計上したほか、競争力が低下した店舗の閉鎖や不採算事業の整理を積極的に行い、固定資産除却損19億89百万円及び店舗閉鎖損失12億13百万円等を計上しました。さらに、閉店の意思決定をした店舗については、当連結会計年度に店舗閉鎖損失引当金繰入額21億5百万円を計上しました。
当連結会計年度における主な設備の売却は、以下のとおりであります。
会社名セグメント
の名称
事業所名所在地設備の内容帳簿価額
(百万円)
売却イオンモール㈱ディベロッパー事業イオンモールKYOTO京都市南区土地(信託)
建物(信託)
20,532

(注)上記イオンモール㈱の設備の売却は、事業所の一部をイオンリート投資法人に売却したことによるものです。
なお、上記設備投資額は支払ベースの金額であり、無形固定資産、長期前払費用及び差入保証金を含めて記載しています。また、上記及びこれ以降の記載金額には、消費税等は含んでおりません。