有価証券報告書-第95期(平成31年3月1日-令和2年2月29日)

【提出】
2020/05/25 16:42
【資料】
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【項目】
173項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
提出会社及び主要な国内連結子会社は、提出会社及び主要な国内連結子会社のグループで設立している積立型の確定給付制度である基金型企業年金制度、確定拠出年金制度並びに退職金前払制度を設けております。
また、一部の国内連結子会社は、積立型の確定給付制度である規約型企業年金制度及び基金型企業年金制度、積立型及び非積立型の確定給付制度である退職一時金制度、並びに確定拠出年金制度を設けております。
2.確定給付制度(簡便法を適用した制度を含む。)
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2018年3月1日 至 2019年2月28日)
当連結会計年度
(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
退職給付債務の期首残高189,952百万円190,660百万円
勤務費用9,2429,707
利息費用1,1001,003
数理計算上の差異の発生額1,0419,572
退職給付の支払額△10,636△11,038
過去勤務費用の発生額167929
制度終了による減少額△137△5,953
その他△7023
退職給付債務の期末残高190,660194,905

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2018年3月1日 至 2019年2月28日)
当連結会計年度
(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
年金資産の期首残高180,519百万円181,901百万円
期待運用収益4,2964,582
数理計算上の差異の発生額△2,704△3,995
事業主からの拠出額9,0338,701
退職給付の支払額△9,239△9,789
その他△4△16
年金資産の期末残高181,901181,384

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2019年2月28日)
当連結会計年度
(2020年2月29日)
積立型制度の退職給付債務174,163百万円182,681百万円
年金資産△181,901△181,384
△7,7371,297
非積立型制度の退職給付債務16,49612,224
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額8,75913,521
退職給付に係る負債28,31125,496
退職給付に係る資産△19,552△11,975
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額8,75913,521


(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2018年3月1日 至 2019年2月28日)
当連結会計年度
(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
勤務費用9,242百万円9,707百万円
利息費用1,1001,003
期待運用収益△4,296△4,582
数理計算上の差異の費用処理額△90△537
退職給付制度終了損 (注)794
その他22857
確定給付制度に係る退職給付費用6,1856,443

(注) 特別損失の「その他」に計上しております。
(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2018年3月1日 至 2019年2月28日)
当連結会計年度
(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
数理計算上の差異△3,837百万円△14,237百万円
過去勤務費用2△18
合計△3,834△14,256

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年2月28日)
当連結会計年度
(2020年2月29日)
未認識数理計算上の差異△3,112百万円△17,349百万円
未認識過去勤務費用801782
合計△2,310△16,566

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年2月28日)
当連結会計年度
(2020年2月29日)
債券37%37%
株式35%35%
生命保険の一般勘定8%8%
現金・預金等5%5%
その他 (注)115%15%
合計 (注)2100%100%

(注)1 主としてオルタナティブ投資が含まれております。
2 年金資産合計には、企業年金制度及び退職一時金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度
36%、当連結会計年度 31%含まれております。
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(自 2018年3月1日 至 2019年2月28日)
当連結会計年度
(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
割引率提出会社及び国内連結子会社主として0.6%主として0.4%
長期期待運用収益率提出会社及び国内連結子会社主として0.76%~2.83%主として0.76%~3.12%

(注) なお、上記の他に2016年3月31日を基準日として算定した年齢別昇給指数を使用しております。
3.確定拠出制度
提出会社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度9,014百万円、当連結会計年度9,310百万円であります。
4.退職金前払い制度
提出会社及び連結子会社の退職金前払い制度の要支給額は、前連結会計年度621百万円、当連結会計年度639百万円であります。