有価証券報告書-第28期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 8:55
【資料】
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【項目】
122項目

対処すべき課題

当社グループでは、「ソフトと価値の提供」をテーマとした諸施策の推進とノウハウの構築により、全報告セグメント黒字化の定着と9期ぶりの増収増益を達成することができました。今後の継続的成長の実現に向けては、各事業や店舗ごとの独自性の確立と、各事業における販売領域を拡大していくことが課題と考えております。
将来の業容拡大を実現すべく、各事業においては新卒採用を増員し、将来の店長候補、中核的人財育成を目指した人財教育カリキュラムを策定、スタートさせておりますが、今後はさらに、事業を横断した研修の実施や学校法人山野学苑「山野美容芸術短期大学」を利用した研修の実施をより強化するなど、グループ内外との連携を推進することで、顧客サービス向上を図ってまいります。また、当社グループにおける管理システムの統一、統合を進めることで、管理コストの削減を図り、収益力の向上に努めてまいります。
平成26年4月1日以降、小売事業と卸売事業の集約と強化を目的とした組織再編を順次行っておりますが、新たな組織体制のもと、「ソフトと価値の提供」のさらなる深化を図るとともに、小売事業及び卸売事業それぞれの拡大を目指し、外部からの事業買収等も視野に入れた事業展開を推進してまいります。