有価証券報告書-第25期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 11:49
【資料】
PDFをみる
【項目】
96項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積もり
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、必要となる見積もりに関しましては、過去の実績等を勘案し、合理的と判断される基準に基づいて行っております。なお、連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針につきましては、「第5 経理の状況、1連結財務諸表等、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しているとおりであります。
(2)財政状態
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末対比45百万円(2.2%)減少し、2,070百万円となりました。これは主として、未収入金の減少等によるその他流動資産の減少203百万円、繰延税金資産の減少6百万円等があった一方、たな卸資産の増加66百万円、売上債権の増加42百万円等があったことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末対比135百万円(1.8%)減少し、7,562百万円となりました。これは主として、有形固定資産及び無形固定資産の減価償却による205百万円の減少、営業保証金等の回収による敷金及び保証金の減少62百万円等があったことによるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末対比181百万円(1.9%)減少し、9,633百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末対比24百万円(2.3%)減少し、1,054百万円となりました。これは主として、未払法人税等の減少38百万円等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末対比321百万円(5.1%)減少し、6,018百万円となりました。これは主として、長期借入金257百万円の減少、長期預り敷金保証金67百万円の減少等によるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末対比346百万円(4.7%)減少し、7,073百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末対比164百万円(6.9%)増加し、2,559百万円となりました。
(3)経営成績
当連結会計年度の売上高は、板金・塗装や洗車事業、車販売・買取につきましては、前期実績を上回り堅調に推移し、また、記録的な積雪の影響等もありスタッドレスタイヤやチェーンなどの冬季関連商品が前期実績を大きく上回りました。しかしながら、その他の商品につきましては、前期実績に至ることができず、10,483百万円(前期比6.2%減)となりました。
売上総利益につきましては、売上高の減少があったものの売上構成の変化による粗利率の上昇により、3,444百万円(前期比2.6%減)となりました。
販売費及び一般管理費は、3,311百万円(前期比1.2%増)、営業利益は133百万円(前期比49.6%減)、経常利益は225百万円(前期比30.9%減)となりました。
特別損失につきましては、子会社清算損24百万円等を計上し、当期純利益は164百万円(前期比69.7%減)となりました。
(4)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フロー201百万円(前期は360百万円の収入)、投資活動によるキャッシュ・フロー108百万円(前期は113百万円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フロー△262百万円(前期は282百万円の支出)となり、その結果前連結会計年度末対比47百万円(9.0%)増加し、573百万円となりました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フロー」をご参照ください。