訂正有価証券報告書-第27期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2021/06/23 11:50
【資料】
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【項目】
92項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積もり
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、必要となる見積もりに関しましては、過去の実績等を勘案し、合理的と判断される基準に基づいて行っております。なお、連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しているとおりであります。
(2)財政状態
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末対比18百万円(0.8%)増加し、2,213百万円となりました。これは主として、未収入金の減少319百万円等があった一方、現金及び預金の増加436百万円があったことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末対比139百万円(2.0%)減少し、6,849百万円となりました。これは主として、敷金及び保証金の減少131百万円等があったことによるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末対比120百万円(1.3%)減少し、9,062百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末対比91百万円(10.8%)増加し、939百万円となりました。これは主として、1年内返済予定の長期借入金の増加150百万円、支払手形及び買掛金の増加56百万円等があった一方、その他流動負債の減少97百万円があったことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末対比289百万円(5.0%)減少し、5,468百万円となりました。これは主として、長期借入金200百万円の減少、長期預り敷金保証金の減少39百万円等によるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末対比198百万円(3.0%)減少し、6,408百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末対比77百万円(3.0%)増加し、2,654百万円となりました。
(3)経営成績
当連結会計年度の売上高は、スタッドレスタイヤやタイヤチェーン等の冬季商品の販売が大幅に減少したことと、前年度に収益体質の強化を目的とした4店舗の閉鎖による減少を含め、前期比18.4%の減収となりました。既存7店舗ではカーエレクトロニクス、モータースポーツ、板金事業が前期実績を上回り堅調に推移したものの、既存店前期比4.5%の減収となりました。
売上総利益額につきましては、売上高の減少を受け、前期比19.4%の減益となりました。既存7店舗ではカーエレクトロニクス、モータースポーツが売上とともに堅調に推移いたしましたが、既存店前期比6.3%の減益となりました。
販売費及び一般管理費は、2,359百万円(前期比20.1%減)、営業損失は15百万円(前期は営業損失42百万円)、経常利益は32百万円(前期比5.5%減)となりました。
特別利益につきましては、資産除去債務戻入額30百万円の計上、特別損失につきましては、固定資産除却損1百万円等を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は51百万円(前期比207.1%増)となりました。
(4)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フロー345百万円(前期は166百万円の収入)、投資活動によるキャッシュ・フロー130百万円(前期は9百万円の収入)、財務活動によるキャッシュ・フロー△54百万円(前期は253百万円の支出)となり、その結果前連結会計年度末対比436百万円(88.0%)増加し、932百万円となりました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フロー」をご参照ください。