四半期報告書-第26期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/02/13 11:44
【資料】
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【項目】
20項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中における将来に関する事項につきましては、当四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成26年4月1日から平成26年12月31日まで)におけるわが国経済は、金融政策及び経済対策の効果から、一部の企業では収益の改善が見られるものの、消費税増税前の駆け込み需要の反動減など、先行きは依然として不透明な状況が続いておりました。
当カー用品業界におきましては、消費税増税後の国内新車・中古車需要の落ち込み、夏場の天候不順などの影響から、全般的に厳しい状況となりました。
そのような中、当社グループでは、「中期経営計画2013」をさらに発展させ、新たに将来を見据えた「中期経営計画2014」を策定し、収益性と経営効率の向上、並びに競争力の強化による経営基盤の確立を目指して、お客様への親切の徹底により、リピーターとなるお客様の確保と新たなお客様の獲得に取り組んでおります。
また、営業効率が低下した新山下店を平成26年7月に、ニューポート店を平成27年1月にそれぞれ閉店し、更に平成27年2月に美女木店を閉店して収益体質の強化を図って参ります。
商品別の売上高につきましては、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンといった雪対策用品や板金・塗装、車販売事業が前期実績を上回り堅調に推移いたしましたが、その他の事業につきましては前期実績にいたらず、全体としては前年同四半期比10.5%の減収となりました。売上総利益額につきましては、車販売事業が売上とともに堅調に推移いたしましたが、その他の事業につきましては売上の減少を受け達成にいたらず、全体としては前年同四半期比12.8%の減益となりました。
以上の結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間における売上高は6,769百万円(前年同四半期比10.5%減)、営業損失は105百万円(前年同四半期は営業利益77百万円)、経常損失は50百万円(前年同四半期は経常利益146百万円)、四半期純損失は109百万円(前年同四半期は四半期純利益107百万円)となりました。
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は9,706百万円と、前連結会計年度末比73百万円(0.8%)の増加となりました。負債は7,255百万円となり前連結会計年度末比182百万円(2.6%)の増加、純資産は2,450百万円で、前連結会計年度末比109百万円(4.3%)の減少となりました。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比1.4ポイント減の25.2%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
カー用品業界におきましては、カーユーザーの消費節約志向や若者のクルマ離れなど、引き続き市場縮小傾向が続くものと思われます。
その様な厳しい事業環境の中、当社グループでは「中期経営計画2013」をさらに発展させ、新たに「中期経営計画2014」を策定し、経営基盤の強化に取り組んでまいりたいと考えております。
収益性の向上については、車検・整備、板金・塗装といったメンテナンスサービスと、タイヤ交換などの消耗品の提供を更に注力することで、売上総利益率を改善して収益性の向上を目指します。また、地域ごとの競争環境に合わせた売場作りで商品とピットサービスの提供を行い、並びに、顧客満足度の向上を図ってまいります。
また、引き続き経費削減を徹底するとともに、在庫管理の徹底とロスの防止、並びに、保有資産の有効活用を図ってまいります。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。