有価証券報告書-第26期(平成25年7月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/09/29 14:55
【資料】
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【項目】
78項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社に関する財政状態及び経営成績の分析について以下に記載しておりますが、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。
(2)財政状態の分析
①資産、負債及び純資産の状況
当事業年度における流動比率は103.1%、当座比率は69.3%、固定比率は183.2%となりました。また、当事業年度末における資産、負債及び純資産の金額は以下のとおりであります。
A.資産の部
当事業年度末の資産の部は4,908百万円(前事業年度末比3.0%減)となり、前事業年度末と比較して152百万円減少致しました。
(流動資産)
流動資産は1,426百万円(前事業年度末比29.1%減)となり、前事業年度末と比較して586百万円減少致しました。
これは主に、商品及び製品が62百万円増加したものの、現金及び預金が619百万円減少したことなどによるものであります。
(固定資産)
固定資産は3,482百万円(前事業年度末比14.2%増)となり、前事業年度末と比較して433百万円増加致しました。
これは主に、繰延税金資産が106百万円、建物及び構築物が73百万円、工具、器具及び備品が92百万円増加したことなどによるものであります。
B.負債の部
当事業年度末の負債の部は3,007百万円(前事業年度末比8.3%減)となり、前事業年度末と比較して272百万円減少致しました。
(流動負債)
流動負債は1,383百万円(前事業年度末比4.5%減)となり、前事業年度末と比較して64百万円減少致しました。
これは主に1年内返済予定の長期借入金が69百万円減少したことなどによるものであります。
(固定負債)
固定負債は1,624百万円(前事業年度末比11.4%減)となり、前事業年度末と比較して208百万円減少致しました。
これは主に、社債が20百万円、長期借入金が180百万円減少したことなどによるものであります。
C.純資産の部
当事業年度末の純資産の部は1,900百万円(前事業年度末比6.8%増)となり、前事業年度末と比較して120百万円増加致しました。
これは主に、利益剰余金が120百万円増加したことなどによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における「営業活動によるキャッシュ・フロー」により得られた資金は550百万円、「投資活動によるキャッシュ・フロー」により使用した資金は859百万円、「財務活動によるキャッシュ・フロー」により使用した資金は270百万円となり、現金及び現金同等物の期末残高は550百万円となりました。
なお、詳細につきましては「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」をご参照ください。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」をご参照ください。
(4)経営戦略の現状と見通し
経営戦略の現状につきましては「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」をご参照ください。
なお、見通しにつきましては以下のとおりであります。
①店舗運営事業
当事業においては、「スペースクリエイト自遊空間」の運営を軸とし、リアルとネットの連動をコンセプトとして店舗内外でのサービスの親和性を高め、新しい空間と時間の楽しみ方をデザインし提供していきたいと考えております。また、これまで店舗を利用されたことの無い方へのアプローチを強化し、顧客層の拡大を図ります。今後も様々なサービスを通してお客様の利便性と満足度の向上を追求して参ります。
②不動産事業
当事業においては、不動産賃貸物件の適切な管理に注力し、安定した収益を見込んでおります。
③その他事業
当事業においては、メディア広告事業での新たなサービス提供や外販事業の拡大に注力します。新たな購買案件の増加、システム等の外販案件の新規開拓による収益向上を見込んでおります。