四半期報告書-第9期第2四半期(平成28年7月1日-平成28年9月30日)

【提出】
2016/11/10 10:01
【資料】
PDFをみる
【項目】
30項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成28年4月1日~平成28年9月30日)における我が国経済は、雇用環境においては堅調に推移しているものの、景気は足踏み状態が続いています。小売業においても、引き続き国内の個人消費が停滞しているのに加え、これまで好調であったインバウンド需要が円高や中国の輸入関税の引き上げ等により前年を下回るなど、非常に厳しい状況となっています。
このような状況のなか、当社グループは長年培ってきたノウハウ・リソースを結集することで「常に上質であたらしいライフスタイルを創造し、お客さまの生活の中のさまざまなシーンでお役に立つことを通じて、お客さま一人ひとりにとっての生涯にわたるマイデパートメントストアとなり、高収益で成長し続ける世界随一の小売サービス業グループ」となることをめざし、世界に認められるあたらしい価値の創出に努めてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は582,173百万円(前年同四半期比5.2%減)、営業利益は6,100百万円(前年同四半期比57.9%減)、経常利益は7,578百万円(前年同四半期比55.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8,338百万円(前年同四半期比23.3%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①百貨店業
百貨店業におきましては、仕入構造改革の一環として食品部門では初めての独自ブランドとなる「ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD」を立ち上げました。お客さまの食への好奇心に応えるとともに、生産者や食文化への想い、素材や製法の吟味を大切にしながら、未来に伝えたい品々を取り揃え、末永くお使いいただける定番を目指してまいります。
伊勢丹新宿本店では、三越伊勢丹らしい「独自性」「希少性」を追求した秋のオンリー・エムアイキャンペーンを開催し、3階モードフロアでは“オルタナティブ・カルチャー”をテーマに“ヴィンテージ”“希少性”“オーダー”等をキーワードとした「ファッションミュージアム」に相応しい新たなファッションの楽しみ方をご提案いたしました。また、これまで伊勢丹新宿本店として取り組んでいたデジタルプロモーションを、日伊国交150周年を記念した「イタリアウィーク」において全国6店舗に拡大展開し、「デジタル技術を駆使して五感で体感するイタリアのモノづくり」をコンセプトにイタリアの街並み、音楽、最先端のファッションをVR映像、4Kの高精細映像で体感していただくなど「ファッションとデジタルの融合」に取り組んでまいります。
三越日本橋本店では、「カルチャーリゾート百貨店」のコンセプトに則り、9月には「商品に込めた想い」「商品誕生までのストーリー」をご紹介する初のイベント「ミツコシ エクスペリエンス ギャザリング」を開催し、商品開発に携わったメンバーが自ら映像や音楽を駆使しプレゼンテーションいたしました。
首都圏以外の国内グループ百貨店では、株式会社名古屋三越において栄本店と隣接する専門館ラシックを順次改装し、2館で1つの商業施設「SAKAEファッションモール」として、親子3世代が楽しめる名古屋随一の高感度ファッションモールを構築してまいります。その第1弾として栄店6階ウオッチ&ジュエリーを中部地区最大級のスケールで10月にリフレッシュオープンいたしました。
中小型店舗につきましては、当社グループの強みである編集力とチャネル開発力を活かし、お客さまとの接点拡大に向けて出店を進めています。その一つとして、「イセタンミラー」が9月に14店舗目となるルミネ荻窪店をオープンいたしました。また、10月には中部国際空港内に「イセタン セントレア ストア」がオープンし、既に羽田空港ターミナル1、ターミナル2で営業しご好評いただいている「イセタン羽田ストア(メンズ)」のコンセプトを踏襲しながら、さらに進化させたメンズストアを目指してまいります。
また、新たな顧客ニーズに対応するために積極的に新規事業の創出を図り、その一つとして豊かなライフスタイルを送るお客さまに向け、会員制サロン「3rd_PAGE(サード ペイジ)」を青山に9月21日にオープンいたしました。会員でなければ体験できない希少価値の高いセミナーやワークショップ、コンシェルジュサービスをご提供してまいります。
海外百貨店業につきましては、世界から日本への関心が高まっている中、本物の日本を海外のお客さまにお伝えする新しいコンセプトのスペシャリティストアを10月にフランスのパリとマレーシアのクアラルンプールでオープンいたしました。「The Japan Store ISETAN MITSUKOSHI Paris」はパリ日本文化会館のグランドフロアに位置し、日本文化の本質、新しさ、面白さ、多様性を提案しております。クアラルンプールの「ISETAN The Japan Store Kuala Lumpur」では6層の店舗すべてが高品質な日本発、地方発の品揃えとし、200を超えるブランドを展開して「本物の日本」をお届けしてまいります。約11,000㎡ある店内はフロア全体を回遊式日本庭園に見立てて東屋を配置し、海外店舗では初めてのストアデザインです。さらに、企業メッセージである“this is japan.”の世界観を発信するため、9月にイタリアで開催された靴の展示会「The MICAM(ミカム)」へ“Isetan Shoes”を初出展いたしました。婦人靴オリジナルブランド“ナンバートゥエンティワン”で培ったモノづくりのノウハウを生かし、2017年春夏モデルを出品いたしました。
EC事業におきましては、6月に全国の豊かな暮らしを志向するお客さまへアプローチするためにラグジュアリーオンラインストア“NOREN NOREN ISETAN MITSUKOSHI”を「ファッション」「宝飾品」のブランドを核にオープンいたしました。秋にはさらにカテゴリーを増やし、「食品」「リビング」「アート」等、取扱いMDの規模を拡大しています。
一方、将来的に収益の改善が見込めない店舗については構造改革を行い、限られた経営資源を新たな成長分野に再配分し、これまで以上にご満足いただけるサービスを提供することで積極的な成長を果たしていくべきであるとの認識に至り、三越千葉店、三越多摩センター店の営業を平成29年3月(予定)に終了することといたしました。
なお、このセグメントにおける売上高は532,330百万円(前年同四半期比5.9%減)、営業損失は458百万円(前年同四半期は営業利益8,957百万円)となりました。
②クレジット・金融・友の会業
クレジット・金融・友の会業におきましては、株式会社エムアイカードが外部利用の拡大と共に提携カード発行による会員規模の拡大を目指しており、野村不動産グループの会員を対象に「野村不動産グループカスタマークラブゴールドカード」の発行を10月から開始いたしました。不動産業界と百貨店業界が提携・発行する初めてのカードで、野村不動産グループでのご利用(仲介、リフォーム等)に対してエムアイポイントを付与する等、サービスの向上を図ってまいります。
なお、このセグメントにおける売上高は18,390百万円(前年同四半期比3.9%増)、営業利益は3,042百万円(前年同四半期比1.0%減)となりました。
③小売・専門店業
小売・専門店業におきましては、株式会社三越伊勢丹フードサービスが11月に発信型ライフスタイルストア「FOOD&TIME ISETAN」をアトレ品川にオープンいたします。「嗜む」「作る」「食べる」「過ごす」の4つのエリアで、高感度なお客さまに食に関する専門性と食から広がるライフスタイルを提案してまいります。また、8月からはクイーンズ伊勢丹15店舗全店でTポイントサービスを開始するなど、今後もお客さまの利便性を高めてまいります。
なお、このセグメントにおける売上高は26,615百万円(前年同四半期比1.7%減)、営業損失は820百万円(前年同四半期は営業損失734百万円)となりました。
④不動産業
不動産業におきましては、株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインがスタジオアルタ跡地を活用し、新たに「ALTA THEATER(アルタシアター)」を11月にオープンいたしました。幅広い世代の男女を対象に、ライフスタイルに欠かせない「音楽」「映像」「サブカルチャー」をテーマに旬なコンテンツを発信してまいります。株式会社三越伊勢丹不動産では、保有不動産を活用した分譲マンション事業等を資本業務提携先である野村不動産株式会社と進めております。
なお、このセグメントにおける売上高は20,253百万円(前年同四半期比9.1%減)、営業利益は3,162百万円(前年同四半期比1.9%増)となりました。
⑤その他
その他事業におきましては、株式会社三越伊勢丹旅行が10月よりインバウンド向け旅行サイト「VOYAGIN」にプレミアムクルーザーで行く富士山と箱根の日帰り旅行のご紹介をスタートし、インバウンドのお客さまに向けて顧客接点を拡充してまいります。
なお、このセグメントにおける売上高は37,320百万円(前年同四半期比7.8%増)、営業利益は1,044百万円(前年同四半期は営業損失87百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は1,242,027百万円となり、前連結会計年度末に比べ51,015百万円減少しました。これは主に、現金及び預金、並びに受取手形及び売掛金が減少したことなどによるものです。
負債合計では677,817百万円となり、前連結会計年度末から40,909百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が減少したことなどによるものです。
また、純資産は564,210百万円となり、前連結会計年度末から10,106百万円減少しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加した一方で、為替換算調整勘定が減少したことなどによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前第2四半期連結累計期間末に比べて2,240百万円増加し、43,192百万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,844百万円の支出となり、前第2四半期連結累計期間に比べ、12,303百万円の収入減少となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が9,554百万円減少したことなどによるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、13,020百万円の支出となり、前第2四半期連結累計期間に比べ、801百万円の支出増加となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が1,136百万円増加したことなどによるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,967百万円の支出となり、前第2四半期連結累計期間に比べ、3,703百万円の支出減少となりました。これは主に、社債の償還による支出が減少したことなどによるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。