四半期報告書-第96期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年12月31日)のわが国経済は、国際情勢に不透明感が残るものの、好調な世界経済を背景に企業収益や雇用環境の改善が続き、景気は緩やかな回復基調を維持しました。
当行グループが営業基盤とする千葉県経済につきましても、個人消費に持ち直しの動きがみられ、倒産件数が低位で推移するなど、緩やかな回復傾向を継続しております。
このような経営環境のなか、当行は平成28年4月にスタートさせた中期経営計画「コンサルティング考動プロジェクト2019」に基づき、具体的な各種施策を積極的に展開してまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の当行グループの経営成績は、次のようになりました。
業容面につきましては、預金残高は、個人預金、法人預金ともに伸長し、前第3四半期連結会計期間末比639億円増加して2兆4,739億円となりました。貸出金残高は、地元企業や個人のお客さまの資金需要に対し積極的にお応えした結果、前第3四半期連結会計期間末比643億円増加して2兆201億円となりました。有価証券残高は、前第3四半期連結会計期間末比207億円増加して5,355億円となりました。
損益面につきましては、経常収益は、役務取引等収益が順調に増加しましたが、貸出金利息などの資金運用収益が減少し、前第3四半期連結累計期間比17億75百万円減少して372億16百万円となりました。また、経常費用は、前第3四半期連結累計期間比11億55百万円減少して301億87百万円となりました。この結果、経常利益は、前第3四半期連結累計期間比6億20百万円減少して70億29百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、法人税等合計の減少により、前第3四半期連結累計期間比1億51百万円増加して52億15百万円となりました。
セグメントごとの業績の状況につきましては、銀行業の経常収益は前第3四半期連結累計期間比17億60百万円減少して311億20百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比5億88百万円減少して65億47百万円となりました。リース業の経常収益は前第3四半期連結累計期間比40百万円増加して60億43百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比46百万円減少して75百万円となりました。信用保証・クレジットカード業の経常収益は前第3四半期連結累計期間比7百万円増加して15億55百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比1億26百万円増加して8億12百万円となりました。また、その他の事業の経常収益は前第3四半期連結累計期間比6百万円増加して17億5百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比1億28百万円減少して9百万円となりました。
① 国内業務部門・国際業務部門別収支
当第3四半期連結累計期間の資金運用収支は、国内業務部門で195億円、国際業務部門で5億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で196億円となりました。
役務取引等収支は、国内業務部門で47億円、国際業務部門で△0.1億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で47億円となりました。
その他業務収支は、国内業務部門で1億円、国際業務部門で3億円となり、合計で5億円となりました。
(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。
2.相殺消去については、当行と連結子会社及び連結子会社間の内部取引を相殺消去しております。また資金運用収益及び資金調達費用の相殺消去額には、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息を含めております。
② 国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況
当第3四半期連結累計期間の役務取引等収益は、国内業務部門で81億円、国際業務部門で0.7億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で75億円となりました。
一方、役務取引等費用は、国内業務部門で33億円、国際業務部門で0.9億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で28億円となりました。
(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。
2.相殺消去については、当行と連結子会社及び連結子会社間の内部取引を相殺消去しております。
③ 国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。
2.預金の区分は次のとおりであります。
流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
定期性預金=定期預金+定期積金
3.相殺消去については、当行と連結子会社の内部取引を相殺消去しております。
④ 貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
(注)1.「国内」とは、当行及び連結子会社であります。
2.当行と連結子会社との間の内部取引は相殺消去しております。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当行グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当行グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備
当第3四半期連結累計期間に完成した新築、増改築等は次のとおりであります。
銀行業
(注)1.上記は既存店舗の移転及び新設であります。
2.建物延面積欄の( )内は、賃借面積(うち書き)であります。
当第3四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年12月31日)のわが国経済は、国際情勢に不透明感が残るものの、好調な世界経済を背景に企業収益や雇用環境の改善が続き、景気は緩やかな回復基調を維持しました。
当行グループが営業基盤とする千葉県経済につきましても、個人消費に持ち直しの動きがみられ、倒産件数が低位で推移するなど、緩やかな回復傾向を継続しております。
このような経営環境のなか、当行は平成28年4月にスタートさせた中期経営計画「コンサルティング考動プロジェクト2019」に基づき、具体的な各種施策を積極的に展開してまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の当行グループの経営成績は、次のようになりました。
業容面につきましては、預金残高は、個人預金、法人預金ともに伸長し、前第3四半期連結会計期間末比639億円増加して2兆4,739億円となりました。貸出金残高は、地元企業や個人のお客さまの資金需要に対し積極的にお応えした結果、前第3四半期連結会計期間末比643億円増加して2兆201億円となりました。有価証券残高は、前第3四半期連結会計期間末比207億円増加して5,355億円となりました。
損益面につきましては、経常収益は、役務取引等収益が順調に増加しましたが、貸出金利息などの資金運用収益が減少し、前第3四半期連結累計期間比17億75百万円減少して372億16百万円となりました。また、経常費用は、前第3四半期連結累計期間比11億55百万円減少して301億87百万円となりました。この結果、経常利益は、前第3四半期連結累計期間比6億20百万円減少して70億29百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、法人税等合計の減少により、前第3四半期連結累計期間比1億51百万円増加して52億15百万円となりました。
セグメントごとの業績の状況につきましては、銀行業の経常収益は前第3四半期連結累計期間比17億60百万円減少して311億20百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比5億88百万円減少して65億47百万円となりました。リース業の経常収益は前第3四半期連結累計期間比40百万円増加して60億43百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比46百万円減少して75百万円となりました。信用保証・クレジットカード業の経常収益は前第3四半期連結累計期間比7百万円増加して15億55百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比1億26百万円増加して8億12百万円となりました。また、その他の事業の経常収益は前第3四半期連結累計期間比6百万円増加して17億5百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比1億28百万円減少して9百万円となりました。
① 国内業務部門・国際業務部門別収支
当第3四半期連結累計期間の資金運用収支は、国内業務部門で195億円、国際業務部門で5億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で196億円となりました。
役務取引等収支は、国内業務部門で47億円、国際業務部門で△0.1億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で47億円となりました。
その他業務収支は、国内業務部門で1億円、国際業務部門で3億円となり、合計で5億円となりました。
種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 相殺消去額(△) | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
資金運用収支 | 前第3四半期連結累計期間 | 21,246 | 391 | 401 | 21,236 |
当第3四半期連結累計期間 | 19,534 | 554 | 401 | 19,687 | |
うち資金運用収益 | 前第3四半期連結累計期間 | 21,960 | 547 | 442 | 22,065 |
当第3四半期連結累計期間 | 20,159 | 882 | 442 | 20,599 | |
うち資金調達費用 | 前第3四半期連結累計期間 | 714 | 156 | 40 | 829 |
当第3四半期連結累計期間 | 624 | 328 | 41 | 911 | |
役務取引等収支 | 前第3四半期連結累計期間 | 4,051 | △30 | 53 | 3,967 |
当第3四半期連結累計期間 | 4,784 | △16 | 66 | 4,701 | |
うち役務取引等収益 | 前第3四半期連結累計期間 | 7,261 | 67 | 709 | 6,618 |
当第3四半期連結累計期間 | 8,147 | 75 | 697 | 7,525 | |
うち役務取引等費用 | 前第3四半期連結累計期間 | 3,210 | 97 | 656 | 2,650 |
当第3四半期連結累計期間 | 3,362 | 92 | 630 | 2,824 | |
その他業務収支 | 前第3四半期連結累計期間 | 404 | 525 | - | 929 |
当第3四半期連結累計期間 | 159 | 350 | - | 510 | |
うちその他業務収益 | 前第3四半期連結累計期間 | 2,160 | 525 | - | 2,686 |
当第3四半期連結累計期間 | 520 | 403 | - | 924 | |
うちその他業務費用 | 前第3四半期連結累計期間 | 1,756 | - | - | 1,756 |
当第3四半期連結累計期間 | 360 | 53 | - | 414 |
(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。
2.相殺消去については、当行と連結子会社及び連結子会社間の内部取引を相殺消去しております。また資金運用収益及び資金調達費用の相殺消去額には、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息を含めております。
② 国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況
当第3四半期連結累計期間の役務取引等収益は、国内業務部門で81億円、国際業務部門で0.7億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で75億円となりました。
一方、役務取引等費用は、国内業務部門で33億円、国際業務部門で0.9億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で28億円となりました。
種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 相殺消去額(△) | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
役務取引等収益 | 前第3四半期連結累計期間 | 7,261 | 67 | 709 | 6,618 |
当第3四半期連結累計期間 | 8,147 | 75 | 697 | 7,525 | |
うち預金・貸出業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 1,013 | - | 2 | 1,011 |
当第3四半期連結累計期間 | 1,180 | - | 2 | 1,178 | |
うち為替業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 1,224 | 63 | 1 | 1,286 |
当第3四半期連結累計期間 | 1,225 | 71 | 1 | 1,295 | |
うち証券関連業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 192 | - | - | 192 |
当第3四半期連結累計期間 | 189 | - | - | 189 | |
うち代理業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 883 | - | - | 883 |
当第3四半期連結累計期間 | 833 | - | - | 833 | |
うち保護預り・貸金庫業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 153 | - | 0 | 153 |
当第3四半期連結累計期間 | 149 | - | 0 | 149 | |
うち保証業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 1,236 | 2 | 656 | 581 |
当第3四半期連結累計期間 | 1,229 | 2 | 630 | 601 | |
役務取引等費用 | 前第3四半期連結累計期間 | 3,210 | 97 | 656 | 2,650 |
当第3四半期連結累計期間 | 3,362 | 92 | 630 | 2,824 | |
うち為替業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 247 | 14 | - | 261 |
当第3四半期連結累計期間 | 248 | 17 | - | 265 |
(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。
2.相殺消去については、当行と連結子会社及び連結子会社間の内部取引を相殺消去しております。
③ 国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 相殺消去額(△) | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
預金合計 | 前第3四半期連結会計期間 | 2,413,755 | 10,368 | 14,127 | 2,409,996 |
当第3四半期連結会計期間 | 2,476,268 | 9,078 | 11,418 | 2,473,928 | |
うち流動性預金 | 前第3四半期連結会計期間 | 1,365,518 | - | 7,727 | 1,357,791 |
当第3四半期連結会計期間 | 1,454,249 | - | 4,118 | 1,450,131 | |
うち定期性預金 | 前第3四半期連結会計期間 | 1,043,705 | - | 6,400 | 1,037,305 |
当第3四半期連結会計期間 | 1,015,518 | - | 7,300 | 1,008,218 | |
うちその他 | 前第3四半期連結会計期間 | 4,530 | 10,368 | - | 14,898 |
当第3四半期連結会計期間 | 6,500 | 9,078 | - | 15,579 | |
譲渡性預金 | 前第3四半期連結会計期間 | 57,600 | - | - | 57,600 |
当第3四半期連結会計期間 | 65,000 | - | - | 65,000 | |
総合計 | 前第3四半期連結会計期間 | 2,471,355 | 10,368 | 14,127 | 2,467,596 |
当第3四半期連結会計期間 | 2,541,268 | 9,078 | 11,418 | 2,538,928 |
(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。
2.預金の区分は次のとおりであります。
流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
定期性預金=定期預金+定期積金
3.相殺消去については、当行と連結子会社の内部取引を相殺消去しております。
④ 貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別 | 前第3四半期連結会計期間 | 当第3四半期連結会計期間 | ||
金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
国内(除く特別国際金融取引勘定分) | 1,955,830 | 100.00 | 2,020,153 | 100.00 |
製造業 | 165,230 | 8.45 | 151,002 | 7.47 |
農業,林業 | 6,281 | 0.32 | 6,794 | 0.34 |
漁業 | 245 | 0.01 | 439 | 0.02 |
鉱業,採石業,砂利採取業 | 3,367 | 0.17 | 3,329 | 0.17 |
建設業 | 92,578 | 4.73 | 95,677 | 4.74 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 6,664 | 0.34 | 7,551 | 0.37 |
情報通信業 | 9,214 | 0.47 | 5,480 | 0.27 |
運輸業,郵便業 | 71,008 | 3.63 | 71,237 | 3.53 |
卸売業,小売業 | 178,695 | 9.14 | 168,412 | 8.34 |
金融業,保険業 | 72,717 | 3.72 | 72,014 | 3.56 |
不動産業,物品賃貸業 | 435,219 | 22.25 | 464,013 | 22.97 |
各種サービス業 | 189,482 | 9.69 | 194,247 | 9.62 |
地方公共団体 | 34,061 | 1.74 | 35,439 | 1.75 |
その他 | 691,063 | 35.34 | 744,511 | 36.85 |
特別国際金融取引勘定分 | - | - | - | - |
政府等 | - | - | - | - |
金融機関 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - |
合計 | 1,955,830 | ―― | 2,020,153 | ―― |
(注)1.「国内」とは、当行及び連結子会社であります。
2.当行と連結子会社との間の内部取引は相殺消去しております。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当行グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当行グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備
当第3四半期連結累計期間に完成した新築、増改築等は次のとおりであります。
銀行業
会社名 | 店舗名その他 | 所在地 | 設備の内容 | 敷地面積 (㎡) | 建物延面積 (㎡) | 完了年月 |
当行 | おおたかの森支店 | 千葉県 流山市 | 店舗等 | 1,625 (1,625) | 696 (696) | 平成29年6月 |
西葛西支店 | 東京都 江戸川区 | 店舗等 | - | 429 (429) | 平成29年9月 |
(注)1.上記は既存店舗の移転及び新設であります。
2.建物延面積欄の( )内は、賃借面積(うち書き)であります。