四半期報告書-第140期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、日本銀行による追加金融緩和を受け、日経平均株価の上昇や為替の円安が進行し、景気は緩やかな回復基調が続いております。
当行の主要基盤である静岡県経済は、一部の製造業における内陸部への工場移転等、企業業績が好調な大企業を中心に設備投資の増加が見られました。個人消費は、旅館・ホテルの宿泊客数や観光施設への来場者数は増加したものの、全体としては足踏み感があり、住宅投資も弱めの動きとなりました。
[経営成績]
このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間における当行グループの経常収益は、有価証券関連収益の減少等により前年同期比8億32百万円減少の214億78百万円となりました。経常費用は、与信関係費用の減少等により前年同期比15億38百万円減少の180億56百万円となりました。
この結果、経常利益は、前年同期比7億6百万円増加の34億21百万円となりました。
セグメントについては、次のとおりであります。
<銀行業>経常収益は、前年同期比7億41百万円減少の180億39百万円となりました。経常費用は、前年同期比13億94百万円減少の147億73百万円となりました。この結果、経常利益は、前年同期比6億53百万円増加の32億66百万円となりました。
<リース業・クレジットカード業>経常収益は、前年同期比88百万円減少の35億42百万円となりました。経常利益は、前年同期比88百万円増加の86百万円となりました。
<その他>その他は、信用保証業務等であります。経常収益は、前年同期比21百万円増加の8億84百万円となりました。経常利益は、前年同期比30百万円減少の79百万円となりました。
[財政状態]
預金につきましては、地域に密着した営業基盤の拡充に努め、採算性を重視した調達を行った結果、前期末比620億円減少の1兆3,154億円となりました。
個人預かり資産につきましては、お客さまの多様化するニーズにお応えするなか、投資信託等の販売が堅調な伸びを示した結果、前期末比274億円増加の1兆757億円となりました。
貸出金につきましては、地域金融機関としてお客さまの資金需要に積極的にお応えした結果、前期末比154億円増加の1兆468億円となりました。
有価証券につきましては、市場環境に応じた機動的な運用により債券残高の積み増しを行った結果、前期末比1,054億円増加の4,067億円となりました。
この結果、総資産は、前期末比862億円増加の1兆5,810億円となりました。
国内・国際業務部門別収支
国内業務部門の資金運用収支は115億10百万円、役務取引等収支は27億63百万円、その他業務収支は5億92百万円となりました。
また、国際業務部門の資金運用収支は12億23百万円、役務取引等収支は14百万円、その他業務収支は△1億12百万円となりました。
この結果、全体の資金運用収支は127億34百万円、役務取引等収支は27億77百万円、その他業務収支は4億79百万円となりました。
(注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。
2.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前第3四半期連結累計期間1百万円、当第3四半期連結累計期間0百万円)を控除しております。
3.資金運用収益及び資金調達費用の相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。
国内・国際業務部門別役務取引の状況
国内業務部門の役務取引等収益は60億88百万円、役務取引等費用は33億25百万円となりました。
また、国際業務部門の役務取引等収益は24百万円、役務取引等費用は9百万円となりました。
この結果、全体の役務取引等収益は61億12百万円、役務取引等費用は33億34百万円となりました。
(注)国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引から各々発生した役務取引であります。ただし、円建対非居住者取引から発生した役務取引は国際業務部門に含めております。
国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
(注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。
2.流動性預金には、当座預金、普通預金、貯蓄預金、通知預金を、定期性預金には、定期預金、定期積金を記載しております。
貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
(注)国内とは、当行及び連結子会社であります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当行及び当行グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、日本銀行による追加金融緩和を受け、日経平均株価の上昇や為替の円安が進行し、景気は緩やかな回復基調が続いております。
当行の主要基盤である静岡県経済は、一部の製造業における内陸部への工場移転等、企業業績が好調な大企業を中心に設備投資の増加が見られました。個人消費は、旅館・ホテルの宿泊客数や観光施設への来場者数は増加したものの、全体としては足踏み感があり、住宅投資も弱めの動きとなりました。
[経営成績]
このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間における当行グループの経常収益は、有価証券関連収益の減少等により前年同期比8億32百万円減少の214億78百万円となりました。経常費用は、与信関係費用の減少等により前年同期比15億38百万円減少の180億56百万円となりました。
この結果、経常利益は、前年同期比7億6百万円増加の34億21百万円となりました。
セグメントについては、次のとおりであります。
<銀行業>経常収益は、前年同期比7億41百万円減少の180億39百万円となりました。経常費用は、前年同期比13億94百万円減少の147億73百万円となりました。この結果、経常利益は、前年同期比6億53百万円増加の32億66百万円となりました。
<リース業・クレジットカード業>経常収益は、前年同期比88百万円減少の35億42百万円となりました。経常利益は、前年同期比88百万円増加の86百万円となりました。
<その他>その他は、信用保証業務等であります。経常収益は、前年同期比21百万円増加の8億84百万円となりました。経常利益は、前年同期比30百万円減少の79百万円となりました。
[財政状態]
預金につきましては、地域に密着した営業基盤の拡充に努め、採算性を重視した調達を行った結果、前期末比620億円減少の1兆3,154億円となりました。
個人預かり資産につきましては、お客さまの多様化するニーズにお応えするなか、投資信託等の販売が堅調な伸びを示した結果、前期末比274億円増加の1兆757億円となりました。
貸出金につきましては、地域金融機関としてお客さまの資金需要に積極的にお応えした結果、前期末比154億円増加の1兆468億円となりました。
有価証券につきましては、市場環境に応じた機動的な運用により債券残高の積み増しを行った結果、前期末比1,054億円増加の4,067億円となりました。
この結果、総資産は、前期末比862億円増加の1兆5,810億円となりました。
国内・国際業務部門別収支
国内業務部門の資金運用収支は115億10百万円、役務取引等収支は27億63百万円、その他業務収支は5億92百万円となりました。
また、国際業務部門の資金運用収支は12億23百万円、役務取引等収支は14百万円、その他業務収支は△1億12百万円となりました。
この結果、全体の資金運用収支は127億34百万円、役務取引等収支は27億77百万円、その他業務収支は4億79百万円となりました。
種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 相殺消去額(△) | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
資金運用収支 | 前第3四半期連結累計期間 | 11,683 | 1,051 | ― | 12,734 |
当第3四半期連結累計期間 | 11,510 | 1,223 | ― | 12,734 | |
うち資金運用収益 | 前第3四半期連結累計期間 | 12,578 | 1,130 | △37 | 13,671 |
当第3四半期連結累計期間 | 12,476 | 1,281 | △46 | 13,711 | |
うち資金調達費用 | 前第3四半期連結累計期間 | 895 | 79 | △37 | 937 |
当第3四半期連結累計期間 | 965 | 57 | △46 | 977 | |
役務取引等収支 | 前第3四半期連結累計期間 | 2,491 | 11 | ― | 2,503 |
当第3四半期連結累計期間 | 2,763 | 14 | ― | 2,777 | |
うち役務取引等収益 | 前第3四半期連結累計期間 | 5,897 | 21 | ― | 5,918 |
当第3四半期連結累計期間 | 6,088 | 24 | ― | 6,112 | |
うち役務取引等費用 | 前第3四半期連結累計期間 | 3,405 | 10 | ― | 3,415 |
当第3四半期連結累計期間 | 3,325 | 9 | ― | 3,334 | |
その他業務収支 | 前第3四半期連結累計期間 | 500 | △47 | ― | 452 |
当第3四半期連結累計期間 | 592 | △112 | ― | 479 | |
うちその他業務収益 | 前第3四半期連結累計期間 | 579 | ― | ― | 579 |
当第3四半期連結累計期間 | 719 | ― | ― | 719 | |
うちその他業務費用 | 前第3四半期連結累計期間 | 79 | 47 | ― | 126 |
当第3四半期連結累計期間 | 127 | 112 | ― | 239 |
(注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。
2.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前第3四半期連結累計期間1百万円、当第3四半期連結累計期間0百万円)を控除しております。
3.資金運用収益及び資金調達費用の相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。
国内・国際業務部門別役務取引の状況
国内業務部門の役務取引等収益は60億88百万円、役務取引等費用は33億25百万円となりました。
また、国際業務部門の役務取引等収益は24百万円、役務取引等費用は9百万円となりました。
この結果、全体の役務取引等収益は61億12百万円、役務取引等費用は33億34百万円となりました。
種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
役務取引等収益 | 前第3四半期連結累計期間 | 5,897 | 21 | 5,918 |
当第3四半期連結累計期間 | 6,088 | 24 | 6,112 | |
うち預金・貸出業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 296 | ― | 296 |
当第3四半期連結累計期間 | 379 | ― | 379 | |
うち為替業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 765 | 21 | 786 |
当第3四半期連結累計期間 | 747 | 24 | 771 | |
うち証券関連業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 815 | ― | 815 |
当第3四半期連結累計期間 | 906 | ― | 906 | |
うち代理業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 157 | ― | 157 |
当第3四半期連結累計期間 | 276 | ― | 276 | |
うち保護預り・ 貸金庫業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 84 | ― | 84 |
当第3四半期連結累計期間 | 81 | ― | 81 | |
うち保証業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 249 | ― | 249 |
当第3四半期連結累計期間 | 244 | ― | 244 | |
うちリース業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 2,682 | ― | 2,682 |
当第3四半期連結累計期間 | 2,585 | ― | 2,585 | |
役務取引等費用 | 前第3四半期連結累計期間 | 3,405 | 10 | 3,415 |
当第3四半期連結累計期間 | 3,325 | 9 | 3,334 | |
うち為替業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 126 | 10 | 136 |
当第3四半期連結累計期間 | 121 | 9 | 131 |
(注)国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引から各々発生した役務取引であります。ただし、円建対非居住者取引から発生した役務取引は国際業務部門に含めております。
国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
預金合計 | 前第3四半期連結会計期間 | 1,303,267 | 2,642 | 1,305,909 |
当第3四半期連結会計期間 | 1,313,772 | 1,671 | 1,315,443 | |
うち流動性預金 | 前第3四半期連結会計期間 | 512,136 | ― | 512,136 |
当第3四半期連結会計期間 | 526,282 | ― | 526,282 | |
うち定期性預金 | 前第3四半期連結会計期間 | 780,804 | ― | 780,804 |
当第3四半期連結会計期間 | 782,857 | ― | 782,857 | |
うちその他 | 前第3四半期連結会計期間 | 10,326 | 2,642 | 12,968 |
当第3四半期連結会計期間 | 4,632 | 1,671 | 6,304 | |
譲渡性預金 | 前第3四半期連結会計期間 | 35,700 | ― | 35,700 |
当第3四半期連結会計期間 | 135,124 | ― | 135,124 | |
総合計 | 前第3四半期連結会計期間 | 1,338,967 | 2,642 | 1,341,609 |
当第3四半期連結会計期間 | 1,448,896 | 1,671 | 1,450,568 |
(注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。
2.流動性預金には、当座預金、普通預金、貯蓄預金、通知預金を、定期性預金には、定期預金、定期積金を記載しております。
貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別 | 前第3四半期連結会計期間 | 当第3四半期連結会計期間 | ||
金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
国内(除く特別国際金融取引勘定分) | 1,026,557 | 100.00 | 1,046,880 | 100.00 |
製造業 | 183,221 | 17.85 | 184,432 | 17.62 |
農業,林業 | 749 | 0.07 | 1,126 | 0.11 |
漁業 | 431 | 0.04 | 410 | 0.04 |
鉱業,採石業,砂利採取業 | 766 | 0.07 | 582 | 0.05 |
建設業 | 53,730 | 5.23 | 50,016 | 4.78 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 13,764 | 1.34 | 14,003 | 1.34 |
情報通信業 | 5,091 | 0.50 | 6,719 | 0.64 |
運輸業,郵便業 | 56,646 | 5.52 | 52,106 | 4.98 |
卸売業,小売業 | 123,277 | 12.01 | 119,080 | 11.37 |
金融業,保険業 | 34,441 | 3.36 | 29,109 | 2.78 |
不動産業,物品賃貸業 | 184,365 | 17.96 | 212,939 | 20.34 |
各種サービス業 | 110,673 | 10.78 | 112,955 | 10.79 |
地方公共団体 | 60,110 | 5.86 | 68,244 | 6.52 |
その他 | 199,288 | 19.41 | 195,153 | 18.64 |
特別国際金融取引勘定分 | ― | ― | ― | ― |
政府等 | ― | ― | ― | ― |
金融機関 | ― | ― | ― | ― |
その他 | ― | ― | ― | ― |
合計 | 1,026,557 | ― | 1,046,880 | ― |
(注)国内とは、当行及び連結子会社であります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当行及び当行グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。