有価証券報告書-第14期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/27 15:48
【資料】
PDFをみる
【項目】
208項目
(重要な後発事象)
1 PT Bank Danamon Indonesia, Tbk.株式の追加取得による子会社化等
当社の連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行(以下、「三菱UFJ銀行」という。)は、2019年4月29日、PT Bank Danamon Indonesia, Tbk.(以下、「バンクダナモン」という。)の発行済株式総数の54.0%(5,174,089,400株)を1株あたり9,590IDR(約0.68USD、約77円)、総額49.620兆IDR(約35.1億USD、約3,970億円)にて、Asia Financial (Indonesia) Pte. Ltd.及びその他株主より追加取得いたしました。
また、三菱UFJ銀行は、同日PT Bank Nusantara Parahyangan, Tbk.(以下、「バンクビーエヌピー」という。)の発行済株式総数の92.1%(736,578,439株)を1株あたり4,088IDR(約0.29USD、約33円)、総額3.011兆IDR(約2.1億USD、約241億円)にて、当社の連結子会社であるアコム株式会社及びその他株主より取得いたしました。これにより、三菱UFJ銀行はバンクダナモンの発行済株式総数の94.0%、バンクビーエヌピーの発行済株式総数の99.9%を保有し、バンクダナモンとバンクビーエヌピーは三菱UFJ銀行の連結子会社となりました。
なお、2019年5月1日、バンクダナモンを存続会社とし、バンクビーエヌピーを消滅会社とする吸収合併を行いました。三菱UFJ銀行が保有するバンクビーエヌピー株式を対価として、バンクダナモン普通株式を188,908,055株受領した結果、三菱UFJ銀行が所有するバンクダナモンの普通株式数は9,196,854,792株となり、三菱UFJ銀行のバンクダナモン株式の所有割合は94.1%となりました。
出資の目的、出資の概要については、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 2 持分法の適用に関する事項 (追加情報)バンクダナモンの株式追加取得による持分法適用」に記載しております。
2018年12月期のバンクダナモンの財務情報(単位:百万IDR)
営業収益23,868,444
営業利益5,158,037
親会社株主に帰属する当期純利益3,922,172
総資産186,762,189
純資産41,939,821

(注)1 上記の営業収益は、金利収益、その他の営業収益の合計です。
2 上記計数は、インドネシア金融庁(Otoritas Jasa Keuangan)による規則(POJK)のうち、No.6/POJK.03/2015「銀行財務報告における透明性と開示(Transparency and Publication
of Bank Reports)」(2015年3月31日付)及びその修正であるNo.32/POJK.03/2016(2016年8月
8日付)、 並びにインドネシア金融庁による通達(Circular Letter of Financial Service
Authority(SEOJK))であるNo.43/SEOJK.03/2016(2016年9月28日付)に基づいております。
2 優先出資証券の償還
当社は、2019年5月27日に、当社の子会社である海外特別目的会社の発行した優先出資証券について、全額償還することを承認する決定をいたしました。
償還する優先出資証券の概要は以下のとおりです。なお、償還予定日は2019年7月25日です。
発行体MUFG Capital Finance 8 Limited
証券の種類シリーズA 円建 配当金非累積型 永久優先出資証券
本優先出資証券の所有者は、当社の発行する残余財産分配の順位が最も優先する優先株式と実質的に同順位の残余財産分配請求権を有する
償還期限永久
ただし、2019年7月以降の配当支払日に、発行体はその裁量により、本優先出資証券の全部又は一部を償還することができる
配当年4.88%(2019年7月まで固定)
2019年7月以降は変動配当
発行総額900億円
払込日2009年3月19日
償還対象総額900億円
償還金額1証券につき1,000万円(払込金額相当額)