有価証券報告書-第11期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/28 13:50
【資料】
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【項目】
119項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 経営の基本方針
①グループ経営理念
ふくおかフィナンシャルグループは、福岡銀行、熊本銀行、親和銀行をグループ傘下に持つ広域展開型地域金融グループとして、営業基盤である九州を中心に、稠密な営業ネットワークを活かし、高度かつ多様な金融商品・サービスを展開しております。
当社グループ(以下「FFG」といいます。)は、以下の経営理念を基本として、金融サービスの向上を通じて地域社会に対してより多くの貢献を果たすとともに、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。
ふくおかフィナンシャルグループ経営理念
ふくおかフィナンシャルグループは、高い感受性と失敗を恐れない行動力を持ち、未来志向で高品質を追求し、人々の最良な選択を後押しする、すべてのステークホルダーに対し、価値創造を提供する金融グループを目指します。

②グループブランド
FFG各社は、グループ経営理念を共通の価値観として行動し、お客さま、地域社会、株主の皆さま、そして従業員にとって真に価値ある存在であり続けるための約束として、『コアバリュー』を表明し、ブランドスローガン『あなたのいちばんに。』を展開してまいります。
□ ブランドスローガン
あなたのいちばんに。
□ コアバリュー (ブランドスローガンに込められたお客さまへの約束)
・ いちばん身近な銀行
お客さまの声に親身に心から耳を傾け、対話し、共に歩みます。
・ いちばん頼れる銀行
豊富な知識と情報を活かし、お客さま一人ひとりに最も適したサービスを提供します。
・ いちばん先を行く銀行
金融サービスのプロ集団として、すべての人の期待を超える提案を続けます。


(2) 中長期的な会社の経営戦略
FFGは、2016年度から、次の10年を見据えた“進化”の第一ステージとして、「第5次中期経営計画~“ザ・ベスト リージョナルバンク”を目指して~(2016年4月~2019年3月)」(以下、「本計画」といいます。)をスタートさせました。
本計画では、基本方針に「『地域経済発展への貢献』と『FFG企業価値の向上』との好循環サイクルの実現」を掲げ、ビジネスモデル、人財力、グループ総合力、ブランド力の4つの“進化”を基本戦略として、これらに基づいた各種戦略・施策に取り組んでまいります。
(イ) ビジネスモデルの進化
法人・個人全てのお客さまを対象とした総合営業を、より専門的に地元九州全域で展開し、お客さまの顕在・潜在のニーズを踏まえた商品・サービスを、最適なチャネルを通して最適なタイミングで提供いたします。FFG独自の総合営業型ビジネスモデルを確立し、総合営業を通じて事業性評価の取組みを展開していくとともに、お客さまのあらゆるニーズを取り込み、営業基盤の拡大と収益力の強化を図ります。
総合営業型ビジネスモデルの確立に向けて、顧客接点やマーケティングの高度化を実現するために、先進的な情報通信技術を取り込み、ビジネスモデルを進化させながら、広域ネットワークやグループ総合力を活かして地域経済の活性化・発展に貢献してまいります。
(ロ) 人財力の強化
「あなたのいちばんに。」を実践する総合営業人財の育成・レベルアップに取り組むとともに、FFGの高度な取組みを支える専門人財への投資を積極的に行います。
また、女性の活躍推進をはじめとするダイバーシティへの積極的な対応や働き方改革による生産性の向上に取り組み、グループの人財が能力を最大限に発揮できる環境を整え、FFGが目指す成長戦略の実現に必要な人財力の強化を図ります。
(ハ) グループ総合力の発揮
FFGの基本的な経営スタイルである「シングルプラットフォーム・マルチブランド」を各部門で徹底的に追求しながら、グループ一体となって生産性の向上や収益構造改革、グループ金融機能強化等の組織力の向上を図り、高いグループ総合力を活用してお客さまや地域社会へ高品質な金融サービスを提供してまいります。
(ニ) 強固なブランド力の構築
ブランドスローガンである「あなたのいちばんに。」を本計画の機軸に据えて全ての企業活動を展開し、グループのブランドマネジメントを強化することで、FFGに対する認知度と想起度の向上を図り、強固なブランド力を構築します。
地域金融グループとしての役割・特性を活かし、金融サービスを通じた貢献はもちろんのこと、様々な社会貢献を通じたCSRにも積極的に取り組み、お客さまや地域社会の皆さまに「あなたのいちばんに。」を感じていただけるようコミュニケーション力を強化してまいります。
FFGは、以上の取組みを通じて、内外の経営環境の変化を先取りしながらたゆまぬ進化を続け、地域経済発展への貢献と企業価値の向上の好循環サイクルを生み出し、地域と共に成長を続けるよう取り組んでまいります。
(3) 目標とする経営指標
第5次中期経営計画(2016年4月~2019年3月)では、最終年度である2018年度の目標経営指標として、以下の項目を掲げております。
目標とする経営指標最終年度 目標数値
収益性指標親会社株主に帰属する当期純利益540億円
ROE7%以上
成長性指標総貸出金平残(3行合算)11.5兆円
総資金平残(3行合算)13.9兆円
預り資産残高(3行+ふくおか証券合算)2兆円
健全性指標自己資本比率9%程度
効率性指標OHR(連結)60%程度

なお、2018年度の業務計画については、近時の金融諸情勢等を踏まえ、有価証券報告書提出日現在において以下のとおりとしております。
2018年度予想2017年度対比2017年度実績
連結経常利益745億円+29億円716億円
親会社株主に帰属する当期純利益520億円+26億円494億円

(4) 会社の対処すべき課題
2018年度の我が国経済は、雇用や所得環境の改善が続くなかで、緩やかな拡大が続くことが期待されます。
他方、地域金融機関を取り巻く環境は、人口減少・少子高齢化の進展、低金利環境の長期化、異業種の銀行業への参入など、今後一層厳しさを増していきます。また、ICTの進展によるお客さまの行動変化など、世の中の動きは極めて速く、想定以上のスピードで変化しています。
こうした環境変化を踏まえ、第5次中期経営計画の最終年度となる2018年度は、本計画で掲げる各種施策を確実に実行するとともに、環境変化に備えた体制を整えるため、従来の業務プロセスや仕組みをゼロベースで見直す「構造改革」と、先進的なICTやサービスを活用した「イノベーションの加速化」を重点テーマとし、FFGの成長戦略の実現に取り組んでまいります。

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