有価証券報告書-第103期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
有報資料
(1) 経営の基本方針
① 経営理念
全役職員に当行の目指すべき道筋を明確にするために、「経営理念」を制定し、公表しています。当行はこの「経営理念」に則った行動に全行を挙げて取り組んでまいります。
一.健全経営に徹し、地域経済の発展に寄与する。
一.時代の変化を機敏にとらえ、挑戦し続ける。
一.お客さまと株主、行員とその家族のために最善をつくす。
② 目指す銀行像
当行は、「地域に根ざした面倒見の良い銀行」を目指します。
(2) 目標とする経営指標
目標とする経営指標については、第十三次中期経営計画の中で次の7項目を最終年度である2024年3月末の数値計画としております。
・貸出金残高 : 1,819億円 ・事業性融資取引先数: 6,500先
・預金残高 : 2,530億円 ・修正OHR : 79.1%
・貸出金利息 : 40億円 ・本業利益 : 275百万円
・コア業務純益 : 9億円
(3) 経営環境及び対処すべき課題
[経営環境]
わが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けるなかで、少しずつ持ち直しの動きが出てきているものの、変異種の出現により感染が再拡大する等、先行き不透明な状況で推移しました。
地域金融機関を取り巻く状況は、人口減少やコロナ禍により地域経済の縮小が見込まれる中、金融面では、実質無利子・無担保の融資が全面的に行われたことにより、倒産件数は少ない状況で推移していますが、依然として厳しい状況にあります。
[対処すべき課題]
当行では、新たに2021年度から2023年度までの3年間の第十三次中期経営計画を策定し、「地域に根ざした面倒見の良い銀行」を目指す姿としています。「収益性の向上」「徹底したコスト削減」「人材の活性化」を基本方針とし、地域経済の活性化に取り組んでまいります。
1.収益性の向上
引き続きお客さまのもとに足繁く通う営業活動を展開し、実権者の方との面談や対話を徹底して行います。お客さまに対する課題解決提案やご融資のスピード回答等の取組みにより、お客さまの満足度を高め、サービスに見合った適正な貸出金利息の確保に努めてまいります。
また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けられたお客さまについては、スピード感をもって対応し、国や県の支援策を活用するなど、お客さまの資金繰りを徹底して支援いたします。
2.徹底したコスト削減
これまでも店舗統廃合や経費削減に取り組んでまいりましたが、無駄な業務やコストを見直し、業務の効率化に加えペーパーレス化を行うことにより、さらなるコスト削減に取り組んでまいります。
行員数につきましては、現在約300名の行員を2023年度までに30名削減し、270名体制といたします。削減するのは本部行員とし、営業店の人員は維持する予定です。
なお、人員を削減する一方で、賞与を増やすことにより行員1人当たりの収入は増加させ、その中で総人件費は抑制していく予定です。
3.人材の活性化
行員一人ひとりが持続的に成長・活躍できる環境を整備し、時代の変化に挑戦し続けられるよう、多様性に富んだ人材の育成に取り組んでまいります。「すぐやる 必ずやる 出来るまでやる」を徹底することにより、魅力のある、頼られる人間を育てます。
女性活躍の推進につきましては、女性管理職の登用を積極的に行ってまいります。現在の3名に加えて5名を登用し、8名以上とすることで、管理職に占める女性の割合を現在の5%から15%以上といたします。
また、職位ごとの滞留年数を撤廃いたします。能力のある人材を積極的に登用し、人材の活性化に取り組んでまいります。