有価証券報告書-第46期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/23 13:37
【資料】
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【項目】
116項目

対処すべき課題

(1)会社の経営の基本方針
当社は、昭和49年に創業し、これまでに10万戸を超える新築マンションをはじめ、新築一戸建やリノベーションマンションを供給する等、商品・サービスの提供を通じて「すべての判断の軸をお客さまに置き、住まいに関する様々なご要望に総合的にお応えしたい。」という思いを培ってまいりました。
そして、企業理念として「Next Value For The Customer」を掲げ、今後もお客さまの求める次の価値を創り出すことに真摯に取り組むとともに、当社並びにグループ会社である株式会社コスモスモア等と一丸となって、新築マンション・新築一戸建販売に加え、中古不動産の再生にも積極的に取り組み、賃貸、仲介、工事請負等での事業展開を通じて、より良い都市生活環境の創造に取り組んでまいります。
(2)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題
今後の日本経済は、雇用・所得環境の改善が消費拡大を後押しし、景気浮揚効果が期待される中、不動産市況におきましても、不動産投資市場・不動産流通市場を中心に堅調に推移するものと考えておりますが、新築マンション・新築一戸建市場におきましては、好不調の二極化傾向が見られることから、事業エリアの選定には一層の注意が必要となり、また商品企画にも価値創造努力が必要となるものと認識しております。
このような事業環境のもと、当社は、中期経営計画に定めた基本方針に則り、より良い都市生活環境の実現を目指し、あらゆるビジネス機会において、「お客さまに求められる、次の価値をつくる」ことに注力し、企業価値の向上を目指してまいります。
<基本方針>■アセットビジネス~住宅分譲(新築・再生)+投資用不動産(新規開発・再生)
『優位性を追求した適正規模による事業展開で収益性の向上を目指す』
・入札に依存しない事業用地・再生案件の取得に注力
・中古住宅ストックの再生・バリューアップ・再開発事業にも積極的に取り組む
・多様化するニーズに応える商品・サービスの進化、拡張を継続
・ビジネスモデル改革を促進し、営業利益率の改善・向上を目指す
■ノンアセットビジネス~賃貸(サブリース)+不動産流通+工事関連他
『既存事業の飛躍的な成長・拡張と新規・派生ビジネスの創造を推進する』~業務提携及びM&A手法も活用
・賃貸(サブリース)・不動産流通等、既存事業の飛躍的な成長・拡張を目指す
・革新性を持った新規・派生ビジネスを創造する
・売上拡大と営業利益率の向上を目指す
(3)目標とする経営指標
中期経営計画において目標とする経営指標は以下のとおりであり、計画期間累計において同計画を上回る見込みであります。
(単位:百万円)
平成26年3月期平成27年3月期平成28年3月期計画期間累計
中期経営計画実績中期経営計画実績中期経営計画今回
見通し
中期経営計画今回
見通し
売上高66,50067,44178,00075,62088,00090,000232,500233,062
営業利益1,0001,7391,1001,7454,0003,5006,1006,984
経常利益6501,3867001,3513,6003,0004,9505,737
当期純利益6001,2596001,7353,5002,9004,7005,895