四半期報告書-第119期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/13 10:17
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益は底堅く推移し、雇用・所得環境の改善が続くなかで、緩やかな回復基調となりましたが、米中貿易摩擦の激化や中国経済の減速懸念等を背景に、依然として先行き不透明な状況で推移しました。
このような状況のなか、当社グループは、運輸、不動産、レジャー・サービス、その他の各事業にわたり、積極的な営業活動と経営の効率化に努めてまいりました。
この結果、当第1四半期の営業収益は13,455,555千円(前年同期比4.4%増)、営業利益は1,406,972千円(同21.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は789,516千円(同18.6%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①運輸業
鉄道事業につきましては、2019年3月よりJRからの直通特急「富士回遊」の運行を開始し、都内から富士山麓を訪れる観光客の利便性と速達性が向上し、好評を博しました。また、大型連休となったゴールデンウィークに合わせ、臨時特急列車を運行し、輸送力強化を図りました。
さらに、富士急行線の開業90周年に合わせ、記念車両の運行を開始しました。世界遺産「富士山」の雄大で優美な姿を金色で表現したデザインと車内に大型キャリアケースを収納できる荷物棚を富士急行線で初めて設置することで、富士山エリア観光に訪れるお客様の更なる利便性向上を図りました。
索道事業では、引き続き好調な外国人観光客へのサービス強化として、自動券売機や案内放送の多言語対応に取り組んだこともあり利用者が増加しました。
乗合バス事業では、増加する外国人観光客に対応するために昨年大型車両を導入した「河口湖・西湖周遊バス」や富士山駅発着から河口湖駅発着への延伸や増便、ダイヤ改正等を行った「ふじっ湖号」の運行により、利便性の向上とともに富士五湖エリアの輸送力強化が図られました。
高速バス事業では、「東京駅~河口湖線」や「渋谷~河口湖線」を始めとした各路線で車両安全設備の増強費用や運転士不足解消のための教育費用の増加という点から運賃改定を行った他、「三島・河口湖ライナー」では富士五湖エリアへの外国人観光客が増加しました。
貸切バス事業では、国内旅行会社のプレミアムツアー用のラグジュアリーバスを導入し、ブランド力の強化を図った他、採用活動の強化により乗務員の確保と増収に努めました。
その他では、水陸両用バス「山中湖のカバ」で、乗車前のプレショー映像とバス車内での参加型プログラムの導入など演出面のリニューアルを行い、エンターテイメント性の強化と客層の拡大を図りました。
船舶事業では、初島航路や河口湖遊覧船でゴールデンウィークの集客が好調に推移し、増収となりました。
以上の結果、運輸業の営業収益は5,169,128千円(前年同期比2.7%増)となりましたが、営業利益は、バス車両更新に伴う減価償却費等の経費負担増により727,657千円(同3.1%減)となりました。
鉄道営業成績表(提出会社)
種別単位当第1四半期連結累計期間
(2019年4月1日~2019年6月30日)
対前年同四半期増減率(%)
営業日数91-
営業粁26.6-
客車走行粁千粁504△0.6
輸送人員定期外千人6411.3
定期374△3.0
1,015△0.3
旅客運輸収入定期外千円457,6406.9
定期65,962△3.5
523,6035.4
運輸雑収59,2326.4
運輸収入合計582,8365.5

バス営業成績表(提出会社)
種別単位当第1四半期連結累計期間
(2019年4月1日~2019年6月30日)
対前年同四半期増減率(%)
営業日数91-
営業粁5011.6
走行粁千粁5520.8
旅客運輸収入千円184,244△3.2
運輸雑収371,3876.9
運輸収入合計555,6323.4

業種別営業成績
種別当第1四半期連結累計期間
(2019年4月1日~2019年6月30日)
営業収益(千円)対前年同四半期増減率(%)
鉄道事業627,4205.4
バス事業3,641,3581.2
索道事業214,50620.6
ハイヤー・タクシー事業469,0043.6
船舶運送事業216,8384.7
営業収益計5,169,1282.7


②不動産業
不動産販売事業では、山中湖畔別荘地で大人の趣味やこだわりに特化した「コンセプト・ヴィラ」の継続販売に加え、新築建売別荘「ScanDホーム山中湖」1棟を隣接販売土地と共に売却致しました。また、期間中、提携建築業者とのタイアップにより別荘見学会イベントを実施し、来場顧客の獲得に努めました。
さらに、春の大型連休に合わせ、山中湖畔、十里木高原両別荘地では、別荘オーナーの交流イベントを開催し、CS向上に取り組みました。合わせて愛犬家の増加傾向を受け、「ドッグフレンドリー別荘地」を目指した取り組みとして愛犬家向けの新たなイベント企画やエリア情報の発信等積極的な販促活動を行いました。
不動産賃貸事業につきましては、賃貸施設の改修、社有地の有効利用を積極的に行うなど安定的な収益の確保に努めました。
以上の結果、不動産業の営業収益は772,997千円(前年同期比10.7%増)、営業利益は172,341千円(同0.4%減)となりました。
業種別営業成績
種別当第1四半期連結累計期間
(2019年4月1日~2019年6月30日)
営業収益(千円)対前年同四半期増減率(%)
売買・仲介斡旋事業86,985342.4
賃貸事業532,6740.4
別荘地管理事業153,3373.7
営業収益計772,99710.7

③レジャー・サービス業
遊園地事業では、「富士急ハイランド」において昨年実施した入園無料化により、入園者数が増加するとともに、人気アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」とのコラボイベントや「令和」改元記念イベントを開催、リサとガスパールタウンでは色鮮やかな花をテーマにしたイベント「フラワーフェスタ」の開催などにより集客アップと増収に努めました。
「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」では、ゴールデンウィークや週末の各種イベントの実施などにより好調に推移しました。
富士南麓の遊園地「Grinpa」では、7年目となる「2019天空のチューリップ祭り」を開催したものの、悪天候の影響もあり、来園者数が伸び悩みました。
ホテル事業では、「ハイランドリゾートホテル&スパ」「富士山ステーションホテル」で引き続き外国人観光客の利用が増加するとともに、「富士宮富士急ホテル」では観光、ビジネス利用の増加、昨年レストランなどをリニューアルした「熱海シーサイドスパ&リゾート」ではゴールデンウィークの利用が好調に推移しました。
キャンプブランド「PICA」で展開するアウトドア事業は、魅力的なアウトドアスタイルを提案する施設作りや、イベント開催により話題を集めるとともに、「グランピング」ブームの高まりもあり、引き続き好調に推移しました。
その他のレジャー・サービス事業につきましては、富士本栖湖リゾートでは12年目を迎えた「2019 富士芝桜まつり」を開催し、開花状況も好調で来場者数が前年を上回りました。また、「富岳風穴」「鳴沢氷穴」でも外国人観光客を始め利用が増加し、好調に推移しました。
また、食品衛生管理の一環として、「富士急ハイランド」「ハイランドリゾートホテル&スパ」他で、山梨県内初となる「食の安心・安全・五つ星店」HACCP型認定を受けました。今後も衛生管理への取り組みを徹底し、ハイランドエリア全体で世界一安全・安心な「アミューズメントシティ」を目指します。
以上の結果、レジャー・サービス業の営業収益は6,663,171千円(前年同期比10.5%増)となり、営業利益は572,954千円(同92.0%増)となりました。
業種別営業成績
種別当第1四半期連結累計期間
(2019年4月1日~2019年6月30日)
営業収益(千円)対前年同四半期増減率(%)
遊園地事業(注)3,463,98010.5
ホテル事業1,217,6298.1
ゴルフ・スキー事業(注)279,373△4.8
アウトドア事業(注)454,15122.6
その他1,248,03613.1
営業収益計6,663,17110.5

(注)当第1四半期連結会計期間から、フジヤマリゾートの事業の運営形態変更に伴い、「遊園地事業」に含めていたPICA富士ぐりんぱの営業収益を「アウトドア事業」に振り替え、同じく「遊園地事業」に含めていた南富士エバーグリーンラインの営業収益を「遊園地事業」「アウトドア事業」及び「ゴルフ・スキー事業」に配賦して記載しております。
これにより、当第1四半期連結累計期間の「遊園地事業」の営業収益は50,258千円減少し、「ゴルフ・スキー事業」の営業収益は317千円増加し、「アウトドア事業」の営業収益は49,940千円増加しております。
また、対前年同四半期増減率(%)は、前第1四半期連結累計期間の営業収益を変更後の営業収益に組替えて算定しております。
④その他の事業
製造販売業においては、富士ミネラルウォーター株式会社では一般ペットボトルの販売は好調でしたが、非常用保存水の売上が減少しました。一方、株式会社レゾナント・システムズでは、交通機器販売・システム販売が好調に推移しました。
また、建設業では富士急建設株式会社の公共工事受注が減少しました。
以上の結果、その他の事業全体の営業収益は1,742,279千円(前年同期比14.0%減)となり、56,853千円の営業損失(前年同期は51,845千円の営業損失)となりました。
業種別営業成績
種別当第1四半期連結累計期間
(2019年4月1日~2019年6月30日)
営業収益(千円)対前年同四半期増減率(%)
物品販売業546,716△6.3
建設業330,812△47.6
製造販売業418,26116.7
情報処理サービス業175,0510.8
その他271,437△2.8
営業収益計1,742,279△14.0

(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、現金及び預金が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べて3,166,636千円減少し、100,735,829千円となりました。
負債は、借入金の減少などにより、前連結会計年度末に比べて2,828,076千円減少し、73,820,021千円となりました。なお、短期長期の借入金合計額と社債を合わせた額は、前連結会計年度末に比べて、2,137,229千円減少しております。
純資産合計は、その他有価証券評価差額金の減少などにより、前連結会計年度末に比べて338,559千円減少し、26,915,807千円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第1四半期連結累計期間に完成したものは次のとおりであります。
会社名設備の内容セグメント
の名称
投資額
(千円)
完成年月
提出会社鉄道車両更新(前年度繰越し)運輸業315,3732019年6月

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