半期報告書-第124期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2024/11/13 9:25
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、海外紛争や円安などに起因する原材料価格高騰、物価上昇などの影響を受けるなか、企業収益の向上や雇用・所得環境の改善が見られ、経済活動は緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況のなか、当社グループは、運輸、不動産、レジャー・サービス、その他の各事業で積極的な営業活動と経営の効率化を図り、利益の最大化に努めてまいりました。
以上の結果、第1四半期は順調に推移したものの、第2四半期は猛暑や台風接近など天候不順の影響を大きく受けたことから、当中間連結会計期間における営業収益は25,811,890千円(前年同期比0.4%減)、営業利益は4,139,807千円(同15.4%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は2,669,579千円(同16.0%減)となりました。
なお、創業の日となる9月18日には、2026年の創業100周年へ向けた第一歩として、グループロゴを刷新するとともに、タグライン「わくわくの最高峰へ」を策定いたしました。新たな当社グループのブランドの確立と浸透、企業価値の向上に努めてまいります。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①運輸業
鉄道事業につきましては、JR直通特急「富士回遊」を、毎日4往復に加え臨時便を運行したほか、河口湖駅~下吉田駅間の臨時列車「夏富士号」を運行するなど、増加する外国人観光客の利便性向上と輸送力の強化を図りました。また、地元の高校の協力を受けたイベントの開催や、タイアップ企画の実施など、話題の醸成と利用促進を図りました。
乗合バスおよび高速バス事業につきましては、悪天候や富士山の登山規制などの影響により登山バス利用客が減少した一方で、周遊バスや観光路線の利用客は引き続き増加しました。また、SDGsの取り組みとして、計画に基づき電気バス(EVバス)を2台導入し、環境保全に努めました。
船舶事業につきましては、箱根芦ノ湖遊覧船事業において、「箱根遊船SORAKAZE」がグッドデザイン賞を受賞するなど好評を博しました。また、8月には芦ノ湖北側に位置する「湖尻港」まで運航行路を延伸し、利便性の向上を図りました。
索道事業につきましては、「富士山パノラマロープウェイ」において、駅舎のリニューアル、展望デッキのオープンおよび営業時間延長を行うなど、利便性の向上と集客を図りました。
以上の結果、台風接近による交通機関の運休や高速道路などの通行止めの影響を受けたものの、運輸業全体の営業収益は9,874,272千円(前年同期比9.0%増)、営業利益は2,341,826千円(同13.7%増)となりました。
鉄道営業成績表(富士山麓電気鉄道㈱)
種別単位当中間連結会計期間
(2024年4月1日~2024年9月30日)
対前年同期増減率(%)
営業日数183-
営業粁26.6-
客車走行粁千粁1,1387.2
輸送人員定期外千人1,5622.9
定期558△4.1
2,1210.9
旅客運輸収入定期外千円1,101,9072.8
定期105,107△1.7
1,207,0142.4
運輸雑収204,89325.9
運輸収入合計1,411,9075.2

業種別営業成績
種別当中間連結会計期間
(2024年4月1日~2024年9月30日)
営業収益(千円)対前年同期増減率(%)
鉄道事業1,458,8135.1
バス事業6,567,1758.9
索道事業480,48226.2
ハイヤー・タクシー事業769,25810.5
船舶運送事業598,5415.7
営業収益計9,874,2729.0

②不動産業
不動産販売事業につきましては、山中湖畔別荘地に関して、山梨県より、当社から別荘取得希望者への土地の転貸承認申請に対して、従前の扱いとは異なり、「当社に承諾料の支払義務があることを認めなければ、承諾しない」という対応をされているため、別荘地の転貸・仲介などの取引を一時的に停止せざるを得ない状況となり、別荘地の販売区画数は減少しました。
不動産賃貸事業につきましては、既存賃貸施設のリニューアル工事などを行い、安定的な収益の確保に努めました。
以上の結果、不動産業の営業収益は1,308,163千円(前年同期比18.4%減)、営業利益は240,620千円(同40.7%減)となりました。
業種別営業成績
種別当中間連結会計期間
(2024年4月1日~2024年9月30日)
営業収益(千円)対前年同期増減率(%)
売買・仲介斡旋事業17,467△92.8
賃貸事業1,001,179△0.8
別荘地管理事業289,515△17.3
営業収益計1,308,163△18.4


③レジャー・サービス業
遊園地事業につきましては、開園60周年を迎えた「富士急ハイランド」において、山梨県内初の「ドローン&花火ショー」の開催など、特別イベントを実施し話題醸成に努めました。また、ホラーアトラクション「戦慄迷宮」や開業5周年を迎えた「NARUTO×BORUTO富士 木の葉隠れの里」のリニューアルに加え、「トーマスランド」では、きかんしゃトーマスのテレビアニメ新シリーズデザインを使用して、アトラクション、キャラクターモニュメント、レストランのリニューアルを実施しました。このほか、異世界系アニメ作品とのコラボイベント開催や、「進撃の巨人」とシアターライドアトラクション「富士飛行社」のコラボなど、IPコラボを積極的に行い、集客に努めました。
「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」は、すべてのお客様に感動的な体験を提供するパークへとさらなる進化を遂げるべく、7月13日に「さがみ湖MORI MORI」へ名称変更いたしました。新たなドッグランフィールドや、「さがみ湖温泉 うるり」内に岩盤浴&リラクゼーションラウンジ「ゆめうるり」をオープンするなど、魅力向上に努めました。また、アウトドア宿泊施設「PICAさがみ湖」では、相模原の豊かな自然と星空を眺めることができる大きな天窓付きのキャンピングトレーラー「HOSHIZORA」をオープンしました。
ホテル事業では、「ハイランドリゾート ホテル&スパ」において、トーマスランドリニューアルと合わせて発売した「トーマスランドパス」を宿泊とセットにしたプランを販売したほか、季節に合わせた料飲フェアや体験イベントなどを開催し、お客様の満足度を高める取り組みを積極的に行いました。
その他のレジャー・サービス業につきましては、「富岳風穴」「鳴沢氷穴」が猛暑で涼を求める観光客に人気を博したほか、春に「富士芝桜まつり」を開催した富士本栖湖リゾートにおいては、3年目となる「虹の花まつり」を開催するなど、話題醸成と集客に努めました。
以上の結果、新規設備投資やイベント開催などにより増収を図ったものの、猛暑や8月の台風接近による天候不順、交通機関の乱れが長引いた影響を大きく受け、遊園地の利用客減少や宿泊施設の予約キャンセルが発生し、レジャー・サービス業全体の営業収益は12,729,728千円(前年同期比3.7%減)、営業利益は1,471,426千円(同32.9%減)となりました。
業種別営業成績
種別当中間連結会計期間
(2024年4月1日~2024年9月30日)
営業収益(千円)対前年同期増減率(%)
遊園地事業6,191,679△8.2
ホテル事業3,029,2403.7
ゴルフ・スキー事業661,2290.6
アウトドア事業1,111,086△16.3
その他1,736,49311.0
営業収益計12,729,728△3.7


④その他の事業
物品販売業につきましては、富士急ターミナルビル「Q-STA」において、各種催事の開催に加え、地域文化交流の場の提供による近隣住民の利用促進を図ったほか、「森の駅 旭日丘」や「Gateway Fujiyama 河口湖駅」が外国人観光客の利用増加などにより好調に推移しました。
製造販売業につきましては、富士ミネラルウォーター株式会社において、環境配慮を意識した企業戦略やラグジュアリー層をターゲットに営業開拓を行い、収益の増加に努めました。
株式会社レゾナント・システムズでは、交通機器販売の営業活動に努めましたが、昨年急増した幼児の車内置き去り防止をサポートするシステム「かくにん君」の需要が一段落し、減収となりました。
以上の結果、その他の事業全体の営業収益は3,467,426千円(前年同期比9.2%減)、営業利益は99,662千円(同73.2%減)となりました。
業種別営業成績
種別当中間連結会計期間
(2024年4月1日~2024年9月30日)
営業収益(千円)対前年同期増減率(%)
物品販売業532,2098.5
建設業902,326△23.4
製造販売業1,339,219△13.8
情報処理サービス業232,39125.3
その他461,27812.1
営業収益計3,467,426△9.2

(2) 財政状態の分析
当中間連結会計期間末における総資産は、主に現金及び預金が630,053千円減少したことにより、前連結会計年度末に比べ974,994千円減少し、99,562,807千円となりました。
負債は、主に借入金が2,139,369千円減少したことにより、前連結会計年度末に比べ2,126,444千円減少し、66,059,740千円となりました。
純資産は、主に親会社株主に帰属する中間純利益2,669,579千円の計上で利益剰余金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,151,449千円増加し、33,503,066千円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ、635,919千円減少し、17,204,339千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純利益に対し、減価償却費などを加減した結果、5,544,070千円の資金収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得などにより、2,262,199千円の資金支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済などにより、3,917,790千円の資金支出となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当中間連結会計期間に完成したものは次のとおりであります。
会社名設備の内容セグメント
の名称
投資額
(千円)
完成年月
提出会社富士急ハイランド
戦慄迷宮リニューアル
レジャー・サービス業146,4702024年7月
富士急ハイランド
トーマスランド2D化
146,6552024年7月
山梨県富士吉田市
ペンション取得
336,5042024年4月

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