有価証券報告書-第140期(2022/04/01-2023/03/31)
有報資料
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
①地域から信頼され尊敬される企業集団の確立
・企業の社会的責任を常に意識し、インフラを担う当社グループは「安心」・「安全」・「快適」な公共交通の提供に努めます。
・地域社会との調和を図り、地域の発展に貢献するとともに、求められる企業責任を自覚し、事業活動を通じて地域から信頼され愛される「ちてつ」を目指します。
②企業経営の安定
・運輸事業においては、運営の効率化や更なる徹底したコストの削減に努め、収益改善に向けた取り組みを強化します。
・すべての役職員並びに現場従事者は、労働安全衛生管理を徹底し、労働災害及びその他災害事故等の発生を防止します。
・不動産など資産の有効活用と、遊休地などの資産売却を実施し、有利子負債の早期圧縮を図り、財務体質の強化に努めます。
・社員一人ひとりの積極性を促す風土と責任の自覚を図るとともに、働きがいのある明るい職場づくりを目指します。
(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
「第2 [事業の状況] 4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容」に記載のとおりであります。
(3)経営環境
今後の当社グループを取り巻く経営環境は、ウクライナ情勢は先行き不透明ではありますが、国内においては新型コロナウイルスの分類が2類相当から5類に移行されることにより、ウィズコロナを前提に、これまで3年間停滞していた経済活動が活発化へと大きく舵が切られるものと想定されます。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
運輸事業中心の当社グループは、時代に即したサービスの構築と提供に取り組み、業績回復のため努力を重ねてまいります。
本年、宇奈月温泉は開湯100周年を迎え、2024年春には北陸新幹線が敦賀まで延伸され、黒部宇奈月キャニオンルートが一般公開されます。富山県内、そして北陸一帯が大いに賑わうことが期待されます。通勤通学客はもとよりインバウンドを含めた観光客の動向やニーズを的確に捉え、営業の回復に努力してまいります。
また、安全を最優先とした運輸安全マネジメントに継続的に取り組み、事故防止対策及び関係施設の徹底した保全管理を行い、安全輸送体制の一層の強化を図るとともに、安全・安心を第一に、生活交通の確保など社会的使命を果たしてまいります。
富山県では「交通基本計画」を2年間かけて策定することとし、2022年6月に立ち上げた「富山県地域交通戦略会議」では、社会全体としては人口が減少し高齢化が更に進み、公共交通の利用者は減少していくであろうと思われる中、地域・行政・我々交通事業者が力を合せ公共交通の利便性を高め、利用者数を増やしていくという方向性がとりまとめられました。人口減少していく時代の中で、相対的に公共交通の持つ社会的役割の重要性が共有化され、公共交通政策の転換が計られようとしています。当社では、本年4月に実施しました鉄道線ダイヤ改正で昼間帯のパターンダイヤを採用するなど、利便性の向上に取り組んでおり、今後進んでいく具体的議論にも、積極的に加わっていくこととしております。
鉄道事業では、引き続き宇奈月温泉開湯100周年記念事業への協力や、ラッピング電車を活用したイベント開催などで集客に努めるとともに、駅舎の老朽化対策にも取り組んでまいります。富山駅付近連続立体交差事業における本線の高架化工事では、関係機関と連携しながら着実に進めてまいります。
軌道事業では、MaaSアプリ「my route」において、軌道線の運行情報を追加し、アプリの利便性を向上させ、富山県のにぎわいづくりに貢献してまいります。
バス事業では、経営資源の効率的活用及びより一層の業務向上を図ることを目的として、富山市中心部の営業所の統合を行います。
乗合バス事業では、地域の特性及び需要に応じた運行経路やダイヤ編成に努めるほか、地域社会と連携し、生活路線の確保に取り組んでまいります。また「スカイバス」の運行により、富山県内のにぎわいの創出にも引き続き努めてまいります。
高速バス事業では、路線別管理を徹底するとともに、運休していた高山線の一部を再開させるなど、各路線をコロナ前の水準に復便させることを目標に、宣伝活動に努めてまいります。
貸切バス事業においては、戻りつつある需要に対応するべく営業力の強化と、人員の確保と育成に努めてまいります。
付帯事業では、既存分譲地の販売や社有地の有効活用を図るとともに、地鉄ビル及び電鉄富山駅ビル「エスタ」の賃貸事業において、人出が戻りつつある富山駅周辺の賑わい創出に努めるとともに、ボウリング事業では、前年度の取り組みを継続しつつイベント開催や大会誘致を増やし、個人利用の更なる増加と団体利用の回復に努めてまいります。
連結子会社につきましても、コロナ禍の危機的状況を脱すべく各社間の連携を強化しながら、より強いしなやかさと強靭性を更に獲得し、営業の推進に努力を重ねてまいります。
これまで当社が、長年の歴史の中で培ってまいりました地域の皆様との信頼関係を事業の礎として、これからもお客様第一主義に徹しながら、地域にねざし、地域と共に歩み、地域と連携して、安全・安心の輸送サービスを提供し、常に愛され続ける企業として、役職員一丸となってこれからのウィズコロナ・アフターコロナ時代に飛躍を期してまいる所存であります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
①地域から信頼され尊敬される企業集団の確立
・企業の社会的責任を常に意識し、インフラを担う当社グループは「安心」・「安全」・「快適」な公共交通の提供に努めます。
・地域社会との調和を図り、地域の発展に貢献するとともに、求められる企業責任を自覚し、事業活動を通じて地域から信頼され愛される「ちてつ」を目指します。
②企業経営の安定
・運輸事業においては、運営の効率化や更なる徹底したコストの削減に努め、収益改善に向けた取り組みを強化します。
・すべての役職員並びに現場従事者は、労働安全衛生管理を徹底し、労働災害及びその他災害事故等の発生を防止します。
・不動産など資産の有効活用と、遊休地などの資産売却を実施し、有利子負債の早期圧縮を図り、財務体質の強化に努めます。
・社員一人ひとりの積極性を促す風土と責任の自覚を図るとともに、働きがいのある明るい職場づくりを目指します。
(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
「第2 [事業の状況] 4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容」に記載のとおりであります。
(3)経営環境
今後の当社グループを取り巻く経営環境は、ウクライナ情勢は先行き不透明ではありますが、国内においては新型コロナウイルスの分類が2類相当から5類に移行されることにより、ウィズコロナを前提に、これまで3年間停滞していた経済活動が活発化へと大きく舵が切られるものと想定されます。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
運輸事業中心の当社グループは、時代に即したサービスの構築と提供に取り組み、業績回復のため努力を重ねてまいります。
本年、宇奈月温泉は開湯100周年を迎え、2024年春には北陸新幹線が敦賀まで延伸され、黒部宇奈月キャニオンルートが一般公開されます。富山県内、そして北陸一帯が大いに賑わうことが期待されます。通勤通学客はもとよりインバウンドを含めた観光客の動向やニーズを的確に捉え、営業の回復に努力してまいります。
また、安全を最優先とした運輸安全マネジメントに継続的に取り組み、事故防止対策及び関係施設の徹底した保全管理を行い、安全輸送体制の一層の強化を図るとともに、安全・安心を第一に、生活交通の確保など社会的使命を果たしてまいります。
富山県では「交通基本計画」を2年間かけて策定することとし、2022年6月に立ち上げた「富山県地域交通戦略会議」では、社会全体としては人口が減少し高齢化が更に進み、公共交通の利用者は減少していくであろうと思われる中、地域・行政・我々交通事業者が力を合せ公共交通の利便性を高め、利用者数を増やしていくという方向性がとりまとめられました。人口減少していく時代の中で、相対的に公共交通の持つ社会的役割の重要性が共有化され、公共交通政策の転換が計られようとしています。当社では、本年4月に実施しました鉄道線ダイヤ改正で昼間帯のパターンダイヤを採用するなど、利便性の向上に取り組んでおり、今後進んでいく具体的議論にも、積極的に加わっていくこととしております。
鉄道事業では、引き続き宇奈月温泉開湯100周年記念事業への協力や、ラッピング電車を活用したイベント開催などで集客に努めるとともに、駅舎の老朽化対策にも取り組んでまいります。富山駅付近連続立体交差事業における本線の高架化工事では、関係機関と連携しながら着実に進めてまいります。
軌道事業では、MaaSアプリ「my route」において、軌道線の運行情報を追加し、アプリの利便性を向上させ、富山県のにぎわいづくりに貢献してまいります。
バス事業では、経営資源の効率的活用及びより一層の業務向上を図ることを目的として、富山市中心部の営業所の統合を行います。
乗合バス事業では、地域の特性及び需要に応じた運行経路やダイヤ編成に努めるほか、地域社会と連携し、生活路線の確保に取り組んでまいります。また「スカイバス」の運行により、富山県内のにぎわいの創出にも引き続き努めてまいります。
高速バス事業では、路線別管理を徹底するとともに、運休していた高山線の一部を再開させるなど、各路線をコロナ前の水準に復便させることを目標に、宣伝活動に努めてまいります。
貸切バス事業においては、戻りつつある需要に対応するべく営業力の強化と、人員の確保と育成に努めてまいります。
付帯事業では、既存分譲地の販売や社有地の有効活用を図るとともに、地鉄ビル及び電鉄富山駅ビル「エスタ」の賃貸事業において、人出が戻りつつある富山駅周辺の賑わい創出に努めるとともに、ボウリング事業では、前年度の取り組みを継続しつつイベント開催や大会誘致を増やし、個人利用の更なる増加と団体利用の回復に努めてまいります。
連結子会社につきましても、コロナ禍の危機的状況を脱すべく各社間の連携を強化しながら、より強いしなやかさと強靭性を更に獲得し、営業の推進に努力を重ねてまいります。
これまで当社が、長年の歴史の中で培ってまいりました地域の皆様との信頼関係を事業の礎として、これからもお客様第一主義に徹しながら、地域にねざし、地域と共に歩み、地域と連携して、安全・安心の輸送サービスを提供し、常に愛され続ける企業として、役職員一丸となってこれからのウィズコロナ・アフターコロナ時代に飛躍を期してまいる所存であります。