有価証券報告書-第82期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/27 11:14
【資料】
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【項目】
101項目
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
ゴルフ場業界では新型コロナウイルス感染症からの行動制限緩和に伴う他レジャーへの移行・分散が進む一方、経営破綻したゴルフ場がほとんど閉鎖されずに営業を継続するため、過当競争が激化していく構造が継続しています。
当社では鎌倉カントリークラブ クラブハウスリニューアルに伴い、快適なプレー環境を提供するための組数制限を行なった事もあり、来場者数は115,572人と前年同時期に比べ2.5%の減少となりました。
(経営成績)
売上高は1,987百万円(前年同期比6.7%増)、営業損失は2百万円(前事業年度は56百万円の損失)、経常利益71百万円(前年同期比22.6%減)、当期純利益は51百万円(前年同期比23.6%減)になりました。
(財政状態)
当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ163百万円(1.3%)増加し、12,731百万円となりました。これは流動資産が9百万円増加し、固定資産が154百万円増加したことによるものです。流動資産の増加は主に現金及び預金の減少37百万円及び関係会社短期貸付金の増加60百万円と売掛金及び契約資産の増加13百万円によるものです。固定資産の増加は主に関係会社長期貸付金の増加150百万円及び有形固定資産の増加18百万円によるものです。
当事業年度末の負債の合計は、前事業年度末に比べ112百万円(8.5%)増加し、1,424百万円となりました。これは主に借入金の返済66百万円、社債の発行200百万円及び預り入会保証金の減少38百万円によるものであります。
当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べ51百万円(0.5%)増加し、11,307百万円となりました。これは主に当期純利益51百万円によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は前事業年度末の89.56%から88.81%になりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ37百万円減少し39百万円となりました。
なお、当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
当事業年度における営業活動によって、資金は151百万円増加(前事業年度は9百万円の増加)しております。
当事業年度における投資活動によって、資金は300百万円減少(前事業年度は246百万円の増加)しております。
当事業年度における財務活動によって、資金は111百万円増加(前事業年度は205百万円の減少)しております。
③生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
当事業年度における販売実績を事業所ごとに示すと、次のとおりであります。
区分項目前事業年度
(自令和4年4月1日
至令和5年3月31日)
当事業年度
(自令和5年4月1日
至令和6年3月31日)
備考
鎌倉カントリークラブ稼動日数363364
入場人数56,81655,26918ホール
売上高779,580千円878,023千円
構成比率42.9%45.6%
鎌倉パブリックゴルフ場
天園練習場
稼動日数364365
入場人数61,71160,30318ホール
売上高1,038,309千円1,048,990千円
構成比率57.1%54.4%
合計平均稼動日数363364
入場人数118,527115,572
売上高1,817,889千円1,927,013千円
構成比率100.0%100.0%

(注)この他に下記の収入があります。
前事業年度当事業年度
手数料収入2,840千円7,800千円
不動産収入41,812千円52,520千円

b.料金に関する状況
令和6年3月31日現在

項目鎌倉カントリークラブ鎌倉パブリックゴルフ場
プレー料金
メンバー(平日)6,790-
(土日祝日)7,700-
ビジター(平日)18,89116,800
(土日祝日)23,43722,000
キャディーフィー(4バック)4,500-
利用税1,200800
グリーンバンク--
心身障害者寄付金2010
年会費
正会員62,000-
平日会員30,000-

(注)上記料金は、プレーフィー、各種負担金を含んでおります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社は、財務諸表の作成に際し、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき継続的に見積り及び判断を行っております。実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りや判断と異なる場合があります。
当社は、特に以下の重要な会計方針が、当社の財務諸表の作成において使用される当社の重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。
a.貸倒引当金
当社は、相手先の支払不能時に発生する損失の見積りについて、貸倒引当金を計上しております。相手先の財政状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、追加引当が必要となる可能性があります。
b.有価証券の評価基準及び評価方法
当社は、金融商品に係る会計基準によって評価を行っております。価格変動性が高い株式については決算日現在の時価に基づき評価を行い、原則として、その評価差額金について純資産の部に計上しております。将来の市況悪化又は投資先の業績不振により、現在の簿価に反映されていない損失又は簿価の回収不能が発生した場合、評価損の計上が必要となる可能性があります。
c.税効果会計
当社は、繰延税金資産について、回収可能性の観点より、評価性引当額を計上しております。評価性引当額については、合理的な税務計画及び繰延税金資産の回収可能性を検討し、当該検討結果を反映した調整額の計上を行っています。
d.退職給付引当金
当社の従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待収益率を基礎とする簡便法に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、その影響は累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、一般的には将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(概要)
当事業年度の売上高は、前事業年度に比べて6.7%増の1,987百万円となりました。営業損失は2百万円(前事業年度は56百万円の損失)、当期純利益は51百万円(前年同期比23.6%減)となりました。
(売上高)
ゴルフ収入は前事業年度に比べて6.0%増の1,927百万円となりました。また、その他の売上として修善寺カントリークラブのゴルフ場施設料、手数料収入は60百万円(前年同期比35.1%増)となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
ゴルフ収入原価は前事業年度に比べて3.8%増の1,800百万円となりました。その他の売上原価は前事業年度に比べて8.4%増の45百万円、販売費及び一般管理費は前事業年度に比べて0.8%増の143百万円になりました。
(営業利益)
鎌倉カントリークラブ、修善寺カントリークラブの年会費の値上げや鎌倉カントリークラブクラブハウスリニューアルに伴うロッカー収入の増加などがあり、営業損失2百万円(前事業年度は56百万円の営業損失)となりました。
(営業外収益(費用))
営業外収益(費用)は前事業年度に比べて50.4%減少し、73百万円(純額)の利益となりました。
(税引前当期純利益)
税引前当期純利益は74百万円(前年同期比21.5%減)となりました。
(当期純利益)
当期純利益は、51百万円(前年同期比23.6%減)となりました。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
肥料薬品費・光熱費・消耗品費等の値上がりが続いており、諸経費の負担増加が避けられない状況となっています。
④資本の財源及び資金の流動性
当社の資金状況は以下のとおりです。
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動から151百万円資金が増加し、また関係会社貸付による支出・回収等により、投資活動からは資金が300百万円減少しました。一方で、社債の新規発行及び償還、長期借入金の調達及び返済により、財務活動からは資金が111百万円増加しました。
以上から、資金は当事業年度末には39百万円となり前事業年度より37百万円減少しました。
当事業年度中における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果、増加した資金は151百万円(前期は9百万円の資金の増加)となりました。これは主に税引前当期純利益74百万円、減価償却費89百万円による資金の増加があった一方で、売上債権の増加額13百万円、預り入会保証金の減少額38百万円等による資金の減少があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果、減少した資金は300百万円(前期は246百万円の資金の増加)となりました。これは主に関係会社貸付けによる支出770百万円及び関係会社貸付金の回収による収入560百万円、有形固定資産の取得96百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果、増加した資金は111百万円(前期は205百万円の資金の減少)となりました。これは主に社債の発行による収入200百万円、長期借入金の返済による支出116百万円によるものです。
当社の資本の財源は当面、内部留保によることとしております。

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