有価証券報告書-第84期(2025/04/01-2026/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
ゴルフ場業界においては、常態化された近隣ゴルフ場との集客競争激化や、少子高齢化による構造的なゴルフ人口の減少に加えて、管理機械・肥料薬品費・光熱費・消耗品費等の急激な価格高騰、猛暑等の異常気象、人手不足による人件費等のコスト上昇もあり、経営環境は一段と厳しさを増しています。
令和7年1月から実施した鎌倉カントリークラブ クラブハウス再リニューアル工事が4月15日に完了し、通常通りの営業形態に戻ったこともあり、来場者数は119,387人と前年同時期に比べ2.5%の増加となりました。
(経営成績)
売上高は2,073百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は14百万円(前事業年度は14百万円の損失)、経常利益110百万円(前年同期比21.5%減)、当期純利益は77百万円(前年同期比17.9%減)になりました。
(財政状態)
当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ52百万円(0.4%)減少し、12,702百万円となりました。これは流動資産が64百万円増加し、固定資産が116百万円減少したことによるものです。流動資産の増加は主に売掛金及び契約資産の増加32百万円と未収入金の増加53百万円によるものです。固定資産の減少は主に関係会社長期貸付金の減少10百万円及び有形固定資産の増加46百万円及び差入保証金の減少1,574百万円及び長期前払費用の増加1,431百万円によるものです。
当事業年度末の負債の合計は、前事業年度末に比べ129百万円(9.5%)減少し、1,224百万円となりました。これは主に社債の償還40百万円、借入金の返済83百万円及び預り入会保証金の減少42百万円によるものであります。
当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べ77百万円(0.7%)増加し、11,477百万円となりました。これは主に当期純利益77百万円によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は前事業年度末の89.39%から90.36%になりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ10百万円減少し34百万円となりました。
なお、当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
当事業年度における営業活動によって、資金は217百万円増加(前事業年度は66百万円の増加)しております。
当事業年度における投資活動によって、資金は104百万円減少(前事業年度は20百万円の減少)しております。
当事業年度における財務活動によって、資金は123百万円減少(前事業年度は40百万円の減少)しております。
③生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
当事業年度における販売実績を事業所ごとに示すと、次のとおりであります。
(注)この他に下記の収入があります。
b.料金に関する状況
(注)上記料金は、プレーフィー、各種負担金を含んでおります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社は、財務諸表の作成に際し、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき継続的に見積り及び判断を行っております。実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りや判断と異なる場合があります。
当社は、特に以下の重要な会計方針が、当社の財務諸表の作成において使用される当社の重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。
a.貸倒引当金
当社は、相手先の支払不能時に発生する損失の見積りについて、貸倒引当金を算定しております。相手先の財政状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、追加引当が必要となる可能性があります。
b.税効果会計
当社は、繰延税金資産について、回収可能性の観点より、評価性引当額を計上しております。評価性引当額については、合理的な税務計画及び繰延税金資産の回収可能性を検討し、当該検討結果を反映した調整額の計上を行っています。
c.退職給付引当金
当社の従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待収益率を基礎とする簡便法に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、その影響は累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、一般的には将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(概要)
当事業年度の売上高は、前事業年度に比べて4.5%増の2,073百万円となりました。営業利益は14百万円(前事業年度は14百万円の損失)、当期純利益は77百万円(前年同期比17.9%減)となりました。
(売上高)
ゴルフ収入は前事業年度に比べて4.7%増の2,018百万円となりました。また、その他の売上として修善寺カントリークラブのゴルフ場施設料、手数料収入は54百万円(前年同期比1.8%減)となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
ゴルフ収入原価は前事業年度に比べて2.7%増の1,852百万円となりました。その他の売上原価は前事業年度に比べて9.6%増の48百万円、販売費及び一般管理費は前事業年度に比べて5.3%増の158百万円になりました。
(営業利益)
ゴルフ収入の増加により、営業利益14百万円(前事業年度は14百万円の営業損失)となりました。
(営業外収益(費用))
営業外収益(費用)は前事業年度に比べて38.1%減少し、96百万円(純額)の利益となりました。
(税引前当期純利益)
税引前当期純利益は109百万円(前年同期比20.2%減)となりました。
(当期純利益)
当期純利益は、77百万円(前年同期比17.9%減)となりました。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
肥料薬品費・光熱費・消耗品費等の値上がりが続いており、諸経費の負担増加が避けられない状況となっています。
④資本の財源及び資金の流動性
当社の資金状況は以下のとおりです。
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動から217百万円資金が増加し、また関係会社貸付による支出・回収等により、投資活動からは資金が104百万円減少しました。一方で、社債の償還、長期借入金の調達及び返済により、財務活動からは資金が123百万円減少しました。
以上から、資金は当事業年度末には34百万円となり前事業年度より10百万円減少しました。
当事業年度中における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果、増加した資金は217百万円(前期は66百万円の資金の増加)となりました。これは主に税引前当期純利益109百万円、減価償却費68百万円、差入保証金の減少額1,574百万円による資金の増加があった一方で、未収入金の増加額53百万円、長期前払費用の増加額1,431百万円、預り入会保証金の減少額42百万円等による資金の減少があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果、減少した資金は104百万円(前期は20百万円の資金の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得107百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果、減少した資金は123百万円(前期は40百万円の資金の増加)となりました。これは主に社債の償還による支出40百万円及び借入金の返済による支出83百万円によるものです。
当社の資本の財源は当面、内部留保によることとしております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
ゴルフ場業界においては、常態化された近隣ゴルフ場との集客競争激化や、少子高齢化による構造的なゴルフ人口の減少に加えて、管理機械・肥料薬品費・光熱費・消耗品費等の急激な価格高騰、猛暑等の異常気象、人手不足による人件費等のコスト上昇もあり、経営環境は一段と厳しさを増しています。
令和7年1月から実施した鎌倉カントリークラブ クラブハウス再リニューアル工事が4月15日に完了し、通常通りの営業形態に戻ったこともあり、来場者数は119,387人と前年同時期に比べ2.5%の増加となりました。
(経営成績)
売上高は2,073百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は14百万円(前事業年度は14百万円の損失)、経常利益110百万円(前年同期比21.5%減)、当期純利益は77百万円(前年同期比17.9%減)になりました。
(財政状態)
当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ52百万円(0.4%)減少し、12,702百万円となりました。これは流動資産が64百万円増加し、固定資産が116百万円減少したことによるものです。流動資産の増加は主に売掛金及び契約資産の増加32百万円と未収入金の増加53百万円によるものです。固定資産の減少は主に関係会社長期貸付金の減少10百万円及び有形固定資産の増加46百万円及び差入保証金の減少1,574百万円及び長期前払費用の増加1,431百万円によるものです。
当事業年度末の負債の合計は、前事業年度末に比べ129百万円(9.5%)減少し、1,224百万円となりました。これは主に社債の償還40百万円、借入金の返済83百万円及び預り入会保証金の減少42百万円によるものであります。
当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べ77百万円(0.7%)増加し、11,477百万円となりました。これは主に当期純利益77百万円によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は前事業年度末の89.39%から90.36%になりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ10百万円減少し34百万円となりました。
なお、当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
当事業年度における営業活動によって、資金は217百万円増加(前事業年度は66百万円の増加)しております。
当事業年度における投資活動によって、資金は104百万円減少(前事業年度は20百万円の減少)しております。
当事業年度における財務活動によって、資金は123百万円減少(前事業年度は40百万円の減少)しております。
③生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
当事業年度における販売実績を事業所ごとに示すと、次のとおりであります。
| 区分 | 項目 | 前事業年度 (自令和6年4月1日 至令和7年3月31日) | 当事業年度 (自令和7年4月1日 至令和8年3月31日) | 備考 | ||
| 鎌倉カントリークラブ | 稼動日数 | 363 | 日 | 361 | 日 | |
| 入場人数 | 56,624 | 人 | 59,049 | 人 | 18ホール | |
| 売上高 | 854,469 | 千円 | 928,833 | 千円 | ||
| 構成比率 | 44.3 | % | 46.0 | % | ||
| 鎌倉パブリックゴルフ場 天園練習場 | 稼動日数 | 364 | 日 | 362 | 日 | |
| 入場人数 | 59,858 | 人 | 60,338 | 人 | 18ホール | |
| 売上高 | 1,073,778 | 千円 | 1,090,142 | 千円 | ||
| 構成比率 | 55.7 | % | 54.0 | % | ||
| 合計 | 平均稼動日数 | 364 | 日 | 362 | 日 | |
| 入場人数 | 116,482 | 人 | 119,387 | 人 | ||
| 売上高 | 1,928,247 | 千円 | 2,018,976 | 千円 | ||
| 構成比率 | 100.0 | % | 100.0 | % | ||
(注)この他に下記の収入があります。
| 前事業年度 | 当事業年度 | |
| 手数料収入 | 7,883千円 | 7,688千円 |
| 不動産収入 | 48,024千円 | 47,197千円 |
b.料金に関する状況
| 令和8年3月31日現在 |
| 項目 | 鎌倉カントリークラブ | 鎌倉パブリックゴルフ場 |
| プレー料金 | 円 | 円 |
| メンバー(平日) | 6,790 | - |
| (土日祝日) | 7,700 | - |
| ビジター(平日) | 18,891 | 16,800 |
| (土日祝日) | 23,437 | 22,000 |
| キャディーフィー(4バック) | 4,500 | - |
| 利用税 | 1,200 | 800 |
| グリーンバンク | - | - |
| 心身障害者寄付金 | 20 | 10 |
| 年会費 | ||
| 正会員 | 62,000 | - |
| 平日会員 | 30,000 | - |
(注)上記料金は、プレーフィー、各種負担金を含んでおります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社は、財務諸表の作成に際し、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき継続的に見積り及び判断を行っております。実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りや判断と異なる場合があります。
当社は、特に以下の重要な会計方針が、当社の財務諸表の作成において使用される当社の重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。
a.貸倒引当金
当社は、相手先の支払不能時に発生する損失の見積りについて、貸倒引当金を算定しております。相手先の財政状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、追加引当が必要となる可能性があります。
b.税効果会計
当社は、繰延税金資産について、回収可能性の観点より、評価性引当額を計上しております。評価性引当額については、合理的な税務計画及び繰延税金資産の回収可能性を検討し、当該検討結果を反映した調整額の計上を行っています。
c.退職給付引当金
当社の従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待収益率を基礎とする簡便法に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、その影響は累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、一般的には将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(概要)
当事業年度の売上高は、前事業年度に比べて4.5%増の2,073百万円となりました。営業利益は14百万円(前事業年度は14百万円の損失)、当期純利益は77百万円(前年同期比17.9%減)となりました。
(売上高)
ゴルフ収入は前事業年度に比べて4.7%増の2,018百万円となりました。また、その他の売上として修善寺カントリークラブのゴルフ場施設料、手数料収入は54百万円(前年同期比1.8%減)となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
ゴルフ収入原価は前事業年度に比べて2.7%増の1,852百万円となりました。その他の売上原価は前事業年度に比べて9.6%増の48百万円、販売費及び一般管理費は前事業年度に比べて5.3%増の158百万円になりました。
(営業利益)
ゴルフ収入の増加により、営業利益14百万円(前事業年度は14百万円の営業損失)となりました。
(営業外収益(費用))
営業外収益(費用)は前事業年度に比べて38.1%減少し、96百万円(純額)の利益となりました。
(税引前当期純利益)
税引前当期純利益は109百万円(前年同期比20.2%減)となりました。
(当期純利益)
当期純利益は、77百万円(前年同期比17.9%減)となりました。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
肥料薬品費・光熱費・消耗品費等の値上がりが続いており、諸経費の負担増加が避けられない状況となっています。
④資本の財源及び資金の流動性
当社の資金状況は以下のとおりです。
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動から217百万円資金が増加し、また関係会社貸付による支出・回収等により、投資活動からは資金が104百万円減少しました。一方で、社債の償還、長期借入金の調達及び返済により、財務活動からは資金が123百万円減少しました。
以上から、資金は当事業年度末には34百万円となり前事業年度より10百万円減少しました。
当事業年度中における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果、増加した資金は217百万円(前期は66百万円の資金の増加)となりました。これは主に税引前当期純利益109百万円、減価償却費68百万円、差入保証金の減少額1,574百万円による資金の増加があった一方で、未収入金の増加額53百万円、長期前払費用の増加額1,431百万円、預り入会保証金の減少額42百万円等による資金の減少があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果、減少した資金は104百万円(前期は20百万円の資金の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得107百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果、減少した資金は123百万円(前期は40百万円の資金の増加)となりました。これは主に社債の償還による支出40百万円及び借入金の返済による支出83百万円によるものです。
当社の資本の財源は当面、内部留保によることとしております。