半期報告書-第164期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2021/12/17 12:11
【資料】
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【項目】
61項目
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間における我が国経済は、前々事業年度から続く新型コロナウイルス感染症の拡大により、いわゆる「コロナ禍」が継続し、社会・経済活動の大幅な自粛要請等、様々な感染防止策についても継続又は一部強化された結果、「海外経済の落ち込みに伴う財輸出の減少」「インバウンド需要の蒸発的減少」「外出・移動自粛や営業制限などに伴う国内個人消費の減少」といった、前事業年度と同様の厳しい状況が継続しました。
ホテル業界についても、総じてマーケットの大幅な回復は見られず、宿泊マーケットにおいては、引き続き需要が国内に限定される中、起爆剤として期待された東京オリンピック・パラリンピックについても1都3県で無観客開催となるなどその貢献度は限定的となりました。また料飲や宴会マーケットにおいても、緊急事態宣言等による度重なる営業時間短縮要請が継続され、需要回復の遅れに営業上の制約が加わった結果、総じて低調な状況が継続しました。
こうした情勢下、当社は、前事業年度に引き続き、業績回復と新型コロナウイルス感染対策の両立を念頭に、将来の様々なリスク要因を想定しつつ、「三方良し経営」に基づくお客様第一の姿勢で、主要ステークホルダーとの十分なコミュニケーションや関係強化を図りながら、基本プレーに立脚した営業方針の下、各種施策に積極的に取り組んで参りました。
当ホテルの新型コロナ感染対策としては、従業員やお客様の健康安全最重視の観点から、館内全従業員・スタッフのマスク着用義務化、手洗い・手指消毒励行、従業員・お客様の入館時の検温チェック、館内消毒清掃の強化、飛沫防止アクリルパーティション設置、換気の目安となる二酸化炭素濃度測定器のゲストパブリックスペース及び従業員休憩室等への設置、といった各種対策に加え、従業員の在宅勤務(テレワーク)、時差・フレックスタイム出勤の活用等、全社を挙げて鋭意取り組みました。
経営面については、親会社や金融機関等からの支援体制の確立、各種公的助成金申請、納税猶予等を行い、事業の継続性や雇用確保を重視した経営に注力しました。
当中間会計期間の総売上高は288百万円(前年同期比80百万円増)となりました。損益につきましては人件費、設備投資、修繕費、販売促進費等の節減による支出の極小化を引き続き図りましたが、経常損益で471百万円の損失(前年同期は経常損益で615百万円の損失)となり、中間純損益も474百万円の損失(前年同期は中間純損益で575百万円の損失)となりました。
部門別では、主力の宿泊部門が売上高164百万円(前年同期比76百万円増)と、「コロナ禍」前に半数近くを占めていた海外からのビジネス利用やインバウンド需要の回復が見られず、国内需要もビジネス利用を中心として限定的な回復に留まったことから、前年同期と比べ若干の売上増とはなったものの、「コロナ禍」前と比して低調な状況が継続しました。料飲部門は、ランチ・アイドルティータイム営業の好調が継続した一方、前年同期以上に長期に渡った緊急事態宣言等による営業時間制限や酒類提供自粛要請の影響が大きく、売上高92百万円(前年同期比4百万円増)と前年対比でほぼ横ばいとなりました。
当事業年度の下半期につきましては、足元で新型コロナウイルス感染拡大の収束及び諸営業制限の撤廃がなされるなど、「コロナ禍」が一つの節目を迎えていることを踏まえ、いち早くマーケット回復局面で需要を取り込み業績回復に結び付けるとともに、今までとは異なる新たなマーケットに対し独自の価値を提供できる唯一無二のホテルとして更に進化・成長して行くことが課題となります。感染症対策をはじめとする各種取り組みを通じ、これまで当社が培ってきたサービス・ノウハウやステークホルダーとの良好な信頼関係を礎として、全社員が認識を新たに一人ひとりの役割に応じた責務を果たし、全社一丸となって取り組んでまいります。

②キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、主にホテルの営業損失による支出超過を関係会社からの借入で補い、当中間会計期間末残高は436百万円となり、前事業年度末残高と比べて184百万円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果減少した資金は324百万円(前年同期は428百万円の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は13百万円(前年同期は37百万円の減少)となりました。これは、設備及びシステム更新に伴う有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果増加した資金は152百万円(前年同期は452百万円の増加)となりました。これは関係会社からの借入による収入及び金融機関への借入金返済による支出であります。
③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
④生産、受注及び販売の状況
a. 生産実績
該当事項はありません。
b. 受注実績
該当事項はありません。
c. 販売実績
当社の事業セグメントは、ホテル事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。当中間会計期間における販売実績を売上区分別に示すと、次のとおりであります。
区分金額(千円)前年同期比(%)
宿 泊163,832185.9
料 飲92,485104.1
その他31,407101.1
合計287,724138.3


(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
① 財政状態の分析
(流動資産)
当中間会計期間末における流動資産の残高は532百万円となり、前事業年度末に比べて218百万円減少いたしました。主な要因は現金及び預金の減少184百万円であります。
(固定資産)
当中間会計期間末における固定資産の残高は6,672百万円となり、前事業年度末に比べて101百万円減少いたしました。主な要因は減価償却による有形固定資産の減少104百万円であります。
(流動負債)
当中間会計期間末における流動負債の残高は1,729百万円となり、前事業年度末に比べて301百万円増加いたしました。主な要因は関係会社短期借入金の増加300百万円であります。
(固定負債)
当中間会計期間末における固定負債の残高は2,351百万円となり、前事業年度末に比べて149百万円減少いたしました。主な要因は長期借入金の減少148百万円であります。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産の残高は3,125百万円となり、前事業年度末に比べて471百万円減少いたしました。主な要因は中間純損失474百万円及び繰延ヘッジ損益3百万円の増加であります。
② 経営成績の分析
「第一部 企業情報 第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ① 「財政状態及び経営成績の状況」をご覧下さい。
③ キャッシュ・フローの状況の分析
「第一部 企業情報 第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご覧下さい。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要は主に運転資金需要と設備資金需要であります。運転資金需要は主に営業費用、設備資金需要は主にホテル施設の修繕費や資本的支出であります。この資金調達は自己資金及び関係会社からの借入で賄っております。また、流動性については資金繰り表を作成して管理しております。

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