有価証券報告書-第63期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、新型コロナウィルス感染症の世界的な感染の影響が強く残りつつもワクチンの開発・接種が進む一方、いまだ出口が見えない状況がつづいており、一進一退の状態がつづき、緊急事態宣言等の抑制策をうちつつ経済の立て直しに力がそそがれております。
ゴルフ場業界においては、ツアーが再開されソーシャルディスタンスがとられるスポーツとして若者を中心に注目をされておりますが、会員権価格の低落や利用料金の低廉化が依然として継続しており、厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社が経営するゴルフ場は、コースの維持管理に努めるとともに、利用料金や人気企画の見直しを図り、入場者の増員に努めました。また、当事業年度は雪によるクローズもあり営業日数が前期より13日減少したことにより、来場者総数といたしましては、前年同期比3,054名減少の53,018名、1日当たり平均入場者は前年同期比3名減少の168名となりました。この結果、当事業年度の経営成績は、売上高が474,906千円で、前事業年度に比べ64,022千円の減少(前年同期比11.9%減)となり、営業利益は11,703千円(前年同期比81.5%減)、経常利益は11,028千円(前年同期比82.6%減)、当期純利益は7,953千円(前年同期比85.7%減)となりました。
また、当事業年度も入会保証金の返還請求により預り保証金が減少(純減少額39,928千円)したものの、借入金の増加(純増加額116,476千円)等により、現金及び預金が前事業年度末の122,726千円から203,233千円と80,507千円増加し、前事業年度末に比べ資産合計が97,048千円増加し7,139,292千円となり、負債合計が89,094千円増加し6,330,352千円となり、純資産合計が7,953千円増加し808,939千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益を計上し、預り保証金の償還による支出等に対して、長期借入金の借入を行ったため80,507千円増加し、当事業年度末は203,233千円となりました。
また当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は17,674千円(前年同期比79.8%減)となりました。これは主に、税引前当期純利益が11,028千円(前年同期比86.7%減)と前年同期に比べ72,073千円減少となったことや
未払消費税等が9,347千円減少(前年同期は4,868千円の増加)、法人税等の支出額が34,723千円(前年同期比98.0%増)となったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は3,047千円(前年同期は42,481千円の獲得)となりました。これは主に、固定資産の取得による支出が3,047千円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は65,880千円(前年同期は41,752千円の使用)となりました。これは主に、預り保証金の返還による支出が44,928千円(前年同期比60.7%減)と減少となったことや長期借入れによる収入が160,000千円(前年同期比60%増)あったこと等によるものであります。
③販売の実績
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の経営成績等は「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりでありますが、当社はスポーツ振興及び生涯スポーツとしてのゴルフライフを楽しんでいただける社交場を提供することを目指し、高いコースクオリティの維持向上やゴルファー人口の拡大と社会貢献に努めた結果、当事業年度の入場者数は53,018人(前年同期比5.5%減)となり、目標とする入場者数50,000人に対しては6.0%増と上回ることができ、営業利益を確保し、内部留保の充実を図るという経営指針を遂行することができたものと判断しております。
具体的な当事業年度の経営成績等の状況に関する分析は次のとおりであります。
1)財政状態
当事業年度の資産合計は、前事業年度末に比べ97,048千円増加し7,139,292千円となりました。
流動資産は101,708千円増加し312,756千円となりました。これは主に現金及び預金が80,507千円増加したことによるものであり、分析については「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
固定資産は4,660千円減少し6,826,535千円となりました。これは主にリース資産の設備投資を行ったものの減価償却の計上によるものであります。
当事業年度の負債合計は、前事業年度末に比べ89,094千円増加し6,330,352千円となりました。
流動負債は47,574千円減少し104,572千円となりました。これは主に未払法人税等と未払消費税等の計上がなく、1年内返済予定の長期借入金が20,032千円減少したこと等によるものであります。
固定負債は136,668千円増加し6,225,779千円となりました。これは主に長期借入金が140,008千円増加し、入会保証金の返還請求により、預り保証金が39,928千円減少したことによるものであります。
当事業年度の純資産合計は、前事業年度に比べ7,953千円増加し808,939千円となりました。これは主に当期純利益の計上により、繰越利益剰余金が8,138千円増加したことによるものであります。
2)経営成績
売上高は、入場者総数が前事業年度より3,054名減少の53,018名となったことから、前事業年度に比べ11.9%減の474,906千円となりました。
売上原価は、入場者数の減少にともない広告宣伝費及び食堂原価が減少したことと等により、前事業年度に比べ3.0%減の416,409千円となりました。
販売費及び一般管理費は、前事業年度に比べ1.6%増の46,792千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度のキャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。前事業年度から入会保証金の返還条件の見直しや財務活動により資金が増加したことにより、前事業年度末に比べ80,507千円増加し、当事業年度末には203,233千円を確保いたしました。
当社の契約債務として重要な入会保証金は、入会日から10年間もしくは20年間据置した後、退会を希望する会員に返還することとなっております。現在、据置期間が経過した返還請求中の会員に対しては、営業活動によるキャッシュ・フローの範囲内での返還額となるよう努めておりますが、不足する場合には金融機関からの長期借入金で調達しております。また、設備投資については、耐用年数に見合ったリース期間のリース取引契約を締結することを基本としており、その他、短期の運転資金需要は自己資金及び金融機関からの短期借入金で調達しております。
なお、令和3年3月31日現在、契約債務の残高としては、預り保証金5,958,862千円、有利子負債が長期借入金233,344千円、短期借入金38,500千円、リース債務57,077千円となっております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。また、この財務諸表の作成にあたっては、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような経営者の見積り及び予測を必要としております。
当社は、過去の実績値や状況を踏まえて合理的と判断される前提に基づき、見積り及び予測を行っておりますが、新型コロナウィルス感染症による翌事業年度に与える影響は、軽微であると判断しております。
なお、重要な会計方針及び会計上の見積りは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項(重要な会計方針)、(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、新型コロナウィルス感染症の世界的な感染の影響が強く残りつつもワクチンの開発・接種が進む一方、いまだ出口が見えない状況がつづいており、一進一退の状態がつづき、緊急事態宣言等の抑制策をうちつつ経済の立て直しに力がそそがれております。
ゴルフ場業界においては、ツアーが再開されソーシャルディスタンスがとられるスポーツとして若者を中心に注目をされておりますが、会員権価格の低落や利用料金の低廉化が依然として継続しており、厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社が経営するゴルフ場は、コースの維持管理に努めるとともに、利用料金や人気企画の見直しを図り、入場者の増員に努めました。また、当事業年度は雪によるクローズもあり営業日数が前期より13日減少したことにより、来場者総数といたしましては、前年同期比3,054名減少の53,018名、1日当たり平均入場者は前年同期比3名減少の168名となりました。この結果、当事業年度の経営成績は、売上高が474,906千円で、前事業年度に比べ64,022千円の減少(前年同期比11.9%減)となり、営業利益は11,703千円(前年同期比81.5%減)、経常利益は11,028千円(前年同期比82.6%減)、当期純利益は7,953千円(前年同期比85.7%減)となりました。
また、当事業年度も入会保証金の返還請求により預り保証金が減少(純減少額39,928千円)したものの、借入金の増加(純増加額116,476千円)等により、現金及び預金が前事業年度末の122,726千円から203,233千円と80,507千円増加し、前事業年度末に比べ資産合計が97,048千円増加し7,139,292千円となり、負債合計が89,094千円増加し6,330,352千円となり、純資産合計が7,953千円増加し808,939千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益を計上し、預り保証金の償還による支出等に対して、長期借入金の借入を行ったため80,507千円増加し、当事業年度末は203,233千円となりました。
また当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は17,674千円(前年同期比79.8%減)となりました。これは主に、税引前当期純利益が11,028千円(前年同期比86.7%減)と前年同期に比べ72,073千円減少となったことや
未払消費税等が9,347千円減少(前年同期は4,868千円の増加)、法人税等の支出額が34,723千円(前年同期比98.0%増)となったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は3,047千円(前年同期は42,481千円の獲得)となりました。これは主に、固定資産の取得による支出が3,047千円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は65,880千円(前年同期は41,752千円の使用)となりました。これは主に、預り保証金の返還による支出が44,928千円(前年同期比60.7%減)と減少となったことや長期借入れによる収入が160,000千円(前年同期比60%増)あったこと等によるものであります。
③販売の実績
| 事業の内容 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| (ゴルフ場経営事業) ゴルフ場収益 | 427,017 | 88.7 |
| 食堂・売店売上高 | 44,607 | 84.0 |
| 入会登録料 | 3,281 | 72.9 |
| 合計 | 474,906 | 88.1 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の経営成績等は「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりでありますが、当社はスポーツ振興及び生涯スポーツとしてのゴルフライフを楽しんでいただける社交場を提供することを目指し、高いコースクオリティの維持向上やゴルファー人口の拡大と社会貢献に努めた結果、当事業年度の入場者数は53,018人(前年同期比5.5%減)となり、目標とする入場者数50,000人に対しては6.0%増と上回ることができ、営業利益を確保し、内部留保の充実を図るという経営指針を遂行することができたものと判断しております。
具体的な当事業年度の経営成績等の状況に関する分析は次のとおりであります。
1)財政状態
当事業年度の資産合計は、前事業年度末に比べ97,048千円増加し7,139,292千円となりました。
流動資産は101,708千円増加し312,756千円となりました。これは主に現金及び預金が80,507千円増加したことによるものであり、分析については「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
固定資産は4,660千円減少し6,826,535千円となりました。これは主にリース資産の設備投資を行ったものの減価償却の計上によるものであります。
当事業年度の負債合計は、前事業年度末に比べ89,094千円増加し6,330,352千円となりました。
流動負債は47,574千円減少し104,572千円となりました。これは主に未払法人税等と未払消費税等の計上がなく、1年内返済予定の長期借入金が20,032千円減少したこと等によるものであります。
固定負債は136,668千円増加し6,225,779千円となりました。これは主に長期借入金が140,008千円増加し、入会保証金の返還請求により、預り保証金が39,928千円減少したことによるものであります。
当事業年度の純資産合計は、前事業年度に比べ7,953千円増加し808,939千円となりました。これは主に当期純利益の計上により、繰越利益剰余金が8,138千円増加したことによるものであります。
2)経営成績
売上高は、入場者総数が前事業年度より3,054名減少の53,018名となったことから、前事業年度に比べ11.9%減の474,906千円となりました。
売上原価は、入場者数の減少にともない広告宣伝費及び食堂原価が減少したことと等により、前事業年度に比べ3.0%減の416,409千円となりました。
販売費及び一般管理費は、前事業年度に比べ1.6%増の46,792千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度のキャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。前事業年度から入会保証金の返還条件の見直しや財務活動により資金が増加したことにより、前事業年度末に比べ80,507千円増加し、当事業年度末には203,233千円を確保いたしました。
当社の契約債務として重要な入会保証金は、入会日から10年間もしくは20年間据置した後、退会を希望する会員に返還することとなっております。現在、据置期間が経過した返還請求中の会員に対しては、営業活動によるキャッシュ・フローの範囲内での返還額となるよう努めておりますが、不足する場合には金融機関からの長期借入金で調達しております。また、設備投資については、耐用年数に見合ったリース期間のリース取引契約を締結することを基本としており、その他、短期の運転資金需要は自己資金及び金融機関からの短期借入金で調達しております。
なお、令和3年3月31日現在、契約債務の残高としては、預り保証金5,958,862千円、有利子負債が長期借入金233,344千円、短期借入金38,500千円、リース債務57,077千円となっております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。また、この財務諸表の作成にあたっては、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような経営者の見積り及び予測を必要としております。
当社は、過去の実績値や状況を踏まえて合理的と判断される前提に基づき、見積り及び予測を行っておりますが、新型コロナウィルス感染症による翌事業年度に与える影響は、軽微であると判断しております。
なお、重要な会計方針及び会計上の見積りは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項(重要な会計方針)、(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。