有価証券報告書-第64期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/24 11:43
【資料】
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【項目】
91項目
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、新型コロナウィルス感染症の変異株の流行により感染予防と経済の浮揚対策との間で難しい対応がなされました。また、地政学的リスクによるインフレを警戒する情勢となっております。
ゴルフ場業界においては、昨年に引き続きソーシャルディスタンスがとられるスポーツとして若者を中心に注目をされており、さらに競技人口の拡大が期待されております。
このような状況の中、当社が経営するゴルフ場は、コースの維持管理に努めるとともに、近隣ゴルフ場の利用料金値上げが散見され、利用料金や人気企画の見直しをはかり来場者の増員に努めました。また、当事業年度は雪によるクローズもあり営業日数が前期より11日減少しましたが、来場者総数といたしましては、前年同期比1,138人増加の54,156人、1日当たり平均入場者は前年同期比10人増加の178人となりました。この結果、当事業年度の経営成績は、売上高が506,522千円で、前事業年度に比べ31,616千円の増加(前年同期比6.7%増)となり、営業利益は24,852千円(前年同期比112.4%増)、経常利益は22,096千円(前年同期比100.4%増)、当期純利益は21,796千円(前年同期比174.0%増)となりました。
また、当事業年度も入会保証金の返還請求により預り保証金が減少(純減少額68,935千円)し、減価償却による有形固定資産の減少額(純減少額47,317千円)等により、前事業年度末に比べ資産合計が36,269千円減少し7,103,022千円となり、負債合計が26,011千円減少し6,304,340千円となり、純資産合計が10,257千円減少し798,682千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益を計上し、預り保証金の償還による支出等もありましたが15,802千円増加し、当事業年度末は219,036千円となりました。
また当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は110,237千円(前年同期比523.7%増)となりました。これは主に、税引前当期純利益が34,198千円(前年同期比210.0%増)と前年同期に比べ23,170千円増加となったことや未払消費税等の増減額が9,858千円増加(前年同期は9,347千円の減少)、法人税等の還付額が13,494千円(前年同期は支払額が34,723千円)となったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は5,609千円(前年同期は3,047千円の使用)となりました。これは主に、固定資産の取得による支出が5,609千円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は88,825千円(前年同期は65,880千円の獲得)となりました。これは主に、預り保証金の返還による支出が54,240千円(前年同期比20.7%増)と増加となったことや長期借入れによる収入がなかった(前年同期は160,000千円の収入)こと等によるものであります。
③販売の実績
事業の内容金額(千円)前年同期比(%)
(ゴルフ場経営事業)
ゴルフ場収益
460,7097.9
食堂・売店売上高43,339△2.8
入会登録料2,473△24.6
合計506,5226.7

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の経営成績等は「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりでありますが、当社はスポーツ振興及び生涯スポーツとしてのゴルフライフを楽しんでいただける社交場を提供することを目指し、高いコースクオリティの維持向上やゴルファー人口の拡大と社会貢献に努めた結果、当事業年度の入場者数は54,156人(前年同期比2.2%増)となり、目標とする入場者数50,000人に対しては8.3%増と上回ることができ、営業利益を確保し、内部留保の充実を図るという経営指針を遂行することができたものと判断しております。
具体的な当事業年度の経営成績等の状況に関する分析は次のとおりであります。
1)財政状態
当事業年度の資産合計は、前事業年度末に比べ36,269千円減少し7,103,022千円となりました。
流動資産は10,425千円増加し323,182千円となりました。これは主に現金及び預金が15,802千円増加したことによるものであり、分析については「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
固定資産は46,694千円減少し6,779,840千円となりました。これは主にリース資産の設備投資を行ったものの減価償却額が65,091千円あったこと等によるものであります。
当事業年度の負債合計は、前事業年度末に比べ26,011千円減少し6,304,340千円となりました。
流動負債は41,641千円増加し146,214千円となりました。これは主に未払法人税等と未払消費税等を計上し、1年内返済予定の長期借入金が7,500千円増加したこと等によるものであります。
固定負債は67,653千円減少し6,158,126千円となりました。これは主に入会保証金の返還請求により、預り保証金が68,935千円減少したこと等によるものであります。
当事業年度の純資産合計は、前事業年度に比べ10,257千円減少し798,682千円となりました。これは主に「収益認識会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。)等を当事業年度の期首から適用し、適用を行う前と比べて、累積的影響額が反映されることにより、繰越利益剰余金の期首残高が32,054千円減少し、当期純利益を21,796千円計上したこと等によるものであります。
2)経営成績
売上高は、入場者総数が前事業年度より1,138人増加の54,156人となったことから、前事業年度に比べ6.7%増加の506,522千円となりました。
売上原価は、施設修理及びやコース修理を行う等により、前事業年度に比べ4.5%増の435,153千円となりました。
販売費及び一般管理費は、経費削減に努めた結果、前事業年度に比べ0.6%減の46,516千円となりました。
また、当事業年度は特別利益に預り保証金の債務免除益が12,101千円が計上されたことにより、最終的に当期純利益は前事業年度に比べ174.0%増の21,796千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度のキャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。入会保証金の返還等により財務活動による使用した資金が増加したこと等もありましたが、税引前当期純利益を計上したことにより、前事業年度末に比べ15,802千円増加し、当事業年度末には219,036千円を確保いたしました。
当社の契約債務として重要な入会保証金は、入会日から10年間もしくは20年間据置した後、退会を希望する会員に返還することとなっております。現在、据置期間が経過した返還請求中の会員に対しては、営業活動によるキャッシュ・フローの範囲内での返還額となるよう努めておりますが、不足する場合には金融機関からの長期借入金で調達しております。また、設備投資については、耐用年数に見合ったリース期間のリース取引契約を締結することを基本としており、その他、短期の運転資金需要は自己資金及び金融機関からの短期借入金で調達しております。
なお、令和4年3月31日現在、契約債務の残高としては、預り保証金5,889,927千円、有利子負債が長期借入金213,352千円、短期借入金38,500千円、リース債務55,456千円となっております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。また、この財務諸表の作成にあたっては、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような経営者の見積り及び予測を必要としております。
当社は、過去の実績値や状況を踏まえて合理的と判断される前提に基づき、見積り及び予測を行っておりますが、新型コロナウィルス感染症による翌事業年度に与える影響は、軽微であると判断しております。

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