有価証券報告書-第60期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、アベノミクスの推進により、雇用、所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調となりました。また、海外経済が回復する中で、輸出や生産の持ち直しが続くとともに、個人消費や民間設備投資が持ち直すなど民需の改善もみられ、経済が好循環しつつあるようになりました。しかしながら、ゴルフ場業界においては、会員権価格の低落や利用料金の低廉化は継続しており、厳しい経営環境ではありました。
このような状況の中、当社が経営するゴルフ場は、コースの維持管理に努めるとともに、人気企画のレディスコンペのリニューアルや、顧客満足度向上を目指した感謝デーの設置などにより来場者の増員に努めました。その結果、当期は、昨今の異常気象によるゲリラ豪雨や積雪によるクローズもあり、前年度より営業日数が増加したものの、当事業年度の来場者総数といたしましては、前年同期比562名減少の48,315名、1日当たり平均入場者は前年同期比3名減少の148名となりました。この結果、当事業年度の経営成績は、売上高が515,329千円で、前年比301千円の減少(前年同期比0.1%減)となり、営業利益は41,076千円(前年同期比31.9%増)、経常利益は41,770千円(前年同期比37.3%増)、当期純利益は30,219千円(前年同期比46.7%増)となりました。
また、当事業年度も入会保証金の返還請求により預り保証金が減少(純減少額145,200千円)し、現金及び預金が前事業年度末の191,905千円から133,618千円と58,286千円減少したこと等により、前事業年度末に比べ資産合計が114,606千円減少し7,179,088千円となり、負債合計が144,826千円減少し6,465,544千円となり、純資産合計が30,219千円増加し713,544千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益を計上したものの、預り保証金の償還による支出等により58,286千円減少し、当事業年度末には133,618千円となりました。
また当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は94,248千円(前年同期比13.6%増)となりました。これは主に、税引前当期純利益が41,730千円(前年同期比37.2%増)と増加し、退職給付引当金が5,793千円減少(前年同期は549千円の増加額)したものの、仕入債務の増加額が2,793千円(前年同期は2,323千円の減少額)となったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果得られた資金は1,620千円(前年同期はなし)でした。これは主に、会員権売却による収入が1,620千円(前年同期はなし)あったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は154,155千円(前年同期比38.4%減)となりました。これは主に、預り保証金による収入が24,000千円(前年同期比700.0%増)と増加し、かつ預り保証金の返還による支出が169,200千円(前年同期比7.6%減)と減少し、長期借入金の返済による支出が38,330千円(前年同期比40.1%減)と減少したこと等によるものであります。
③販売の実績
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の経営成績等は「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりでありますが、当社はスポーツ振興及び生涯スポーツとしてのゴルフライフを楽しんでいただける社交場を提供することを目指し、高いコースクオリティの維持向上やゴルファー人口の拡大と社会貢献に努めた結果、当事業年度は目標とする入場者数50,000人には達しなかったものの、確実に営業利益を確保し、内部留保の充実を図るという経営指針を遂行することができたものと判断しております。
具体的な当事業年度の経営成績等の状況に関する分析は次のとおりであります。
a.経営成績等
1)財政状態
当事業年度の資産合計は、前事業年度末に比べ114,606千円減少し7,179,088千円となりました。
流動資産は53,701千円減少し216,266千円となりました。これは主に現金及び預金が58,286千円減少したことによるものであり、分析につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
固定資産は60,905千円減少し6,962,822千円となりました。これは主に設備投資が少なく、減価償却費の計上があったことによるものであります。
当事業年度の負債合計は、前事業年度末に比べ144,826千円減少し6,465,544千円となりました。
流動負債は42,180千円増加し133,404千円となりました。これは主に新規に短期借入を実行したことにより、短期借入金が35,000千円増加したことによるものであります。
固定負債は187,006千円減少し6,332,140千円となりました。これは主に入会保証金の返還請求により、預り保証金が145,200千円減少したことによるものであります。
当事業年度の純資産合計は、前事業年度に比べ30,219千円増加し713,544千円となりました。これは主に当期純利益の計上により、繰越利益剰余金が30,444千円増加したことによるものであります。
2)経営成績
売上高は、来場者総数が前事業年度より562名減少の48,315名となった結果、前事業年度に比べ0.1%減の515,329千円となりました。
売上原価は、完全セルフプレーへの移行に伴いキャディー費がなくなったこと等により、前事業年度に比べ1.7%減の430,406千円となりました。
販売費及び一般管理費は、経費削減に努めた結果、前事業年度に比べ6.4%減の43,846千円となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
今後のゴルフ業界の見通しとしては厳しい状況は続くものと思われ、当社の経営成績に重要な影響を与える季節や気候による入場者数の変動、財政状態に重要な影響を与える入会保証金の返還請求への対応が重要な課題と認識しております。これらに対して、好天時の集客強化として、各種イベントの増加や料金設定の見直しを図り確実に営業利益を確保するとともに、入会保証金の返還に対して内部留保の充実及び確実な資金繰り計画を立てることを実施いたしております。
②資本の財源及び資金の流動性
当社の契約債務として重要な入会保証金は、入会日から10年間もしくは20年間据置した後、退会を希望する会員に返還することとなっております。現在、据置期間が経過した返還請求中の会員数が多く、返還計画に見合った必要な資金を長期借入金により資金調達することとしております。その他、設備投資については、耐用年数に見合ったリース期間のリース取引契約を締結することを基本としており、また、短期の運転資金需要は自己資金及び金融機関からの短期借入金で調達しております。
なお、平成30年3月31日現在、契約債務の残高としては、預り保証金6,267,815千円、有利子負債が長期借入金78,340千円、短期借入金35,000千円、リース債務14,945千円となっております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、アベノミクスの推進により、雇用、所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調となりました。また、海外経済が回復する中で、輸出や生産の持ち直しが続くとともに、個人消費や民間設備投資が持ち直すなど民需の改善もみられ、経済が好循環しつつあるようになりました。しかしながら、ゴルフ場業界においては、会員権価格の低落や利用料金の低廉化は継続しており、厳しい経営環境ではありました。
このような状況の中、当社が経営するゴルフ場は、コースの維持管理に努めるとともに、人気企画のレディスコンペのリニューアルや、顧客満足度向上を目指した感謝デーの設置などにより来場者の増員に努めました。その結果、当期は、昨今の異常気象によるゲリラ豪雨や積雪によるクローズもあり、前年度より営業日数が増加したものの、当事業年度の来場者総数といたしましては、前年同期比562名減少の48,315名、1日当たり平均入場者は前年同期比3名減少の148名となりました。この結果、当事業年度の経営成績は、売上高が515,329千円で、前年比301千円の減少(前年同期比0.1%減)となり、営業利益は41,076千円(前年同期比31.9%増)、経常利益は41,770千円(前年同期比37.3%増)、当期純利益は30,219千円(前年同期比46.7%増)となりました。
また、当事業年度も入会保証金の返還請求により預り保証金が減少(純減少額145,200千円)し、現金及び預金が前事業年度末の191,905千円から133,618千円と58,286千円減少したこと等により、前事業年度末に比べ資産合計が114,606千円減少し7,179,088千円となり、負債合計が144,826千円減少し6,465,544千円となり、純資産合計が30,219千円増加し713,544千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益を計上したものの、預り保証金の償還による支出等により58,286千円減少し、当事業年度末には133,618千円となりました。
また当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は94,248千円(前年同期比13.6%増)となりました。これは主に、税引前当期純利益が41,730千円(前年同期比37.2%増)と増加し、退職給付引当金が5,793千円減少(前年同期は549千円の増加額)したものの、仕入債務の増加額が2,793千円(前年同期は2,323千円の減少額)となったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果得られた資金は1,620千円(前年同期はなし)でした。これは主に、会員権売却による収入が1,620千円(前年同期はなし)あったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は154,155千円(前年同期比38.4%減)となりました。これは主に、預り保証金による収入が24,000千円(前年同期比700.0%増)と増加し、かつ預り保証金の返還による支出が169,200千円(前年同期比7.6%減)と減少し、長期借入金の返済による支出が38,330千円(前年同期比40.1%減)と減少したこと等によるものであります。
③販売の実績
| 事業の内容 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| (ゴルフ場経営事業) ゴルフ場収益 | 441,910 | 100.5 |
| 食堂・売店売上高 | 68,118 | 96.5 |
| 入会登録料 | 5,300 | 103.1 |
| 合計 | 515,329 | 99.9 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の経営成績等は「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりでありますが、当社はスポーツ振興及び生涯スポーツとしてのゴルフライフを楽しんでいただける社交場を提供することを目指し、高いコースクオリティの維持向上やゴルファー人口の拡大と社会貢献に努めた結果、当事業年度は目標とする入場者数50,000人には達しなかったものの、確実に営業利益を確保し、内部留保の充実を図るという経営指針を遂行することができたものと判断しております。
具体的な当事業年度の経営成績等の状況に関する分析は次のとおりであります。
a.経営成績等
1)財政状態
当事業年度の資産合計は、前事業年度末に比べ114,606千円減少し7,179,088千円となりました。
流動資産は53,701千円減少し216,266千円となりました。これは主に現金及び預金が58,286千円減少したことによるものであり、分析につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
固定資産は60,905千円減少し6,962,822千円となりました。これは主に設備投資が少なく、減価償却費の計上があったことによるものであります。
当事業年度の負債合計は、前事業年度末に比べ144,826千円減少し6,465,544千円となりました。
流動負債は42,180千円増加し133,404千円となりました。これは主に新規に短期借入を実行したことにより、短期借入金が35,000千円増加したことによるものであります。
固定負債は187,006千円減少し6,332,140千円となりました。これは主に入会保証金の返還請求により、預り保証金が145,200千円減少したことによるものであります。
当事業年度の純資産合計は、前事業年度に比べ30,219千円増加し713,544千円となりました。これは主に当期純利益の計上により、繰越利益剰余金が30,444千円増加したことによるものであります。
2)経営成績
売上高は、来場者総数が前事業年度より562名減少の48,315名となった結果、前事業年度に比べ0.1%減の515,329千円となりました。
売上原価は、完全セルフプレーへの移行に伴いキャディー費がなくなったこと等により、前事業年度に比べ1.7%減の430,406千円となりました。
販売費及び一般管理費は、経費削減に努めた結果、前事業年度に比べ6.4%減の43,846千円となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
今後のゴルフ業界の見通しとしては厳しい状況は続くものと思われ、当社の経営成績に重要な影響を与える季節や気候による入場者数の変動、財政状態に重要な影響を与える入会保証金の返還請求への対応が重要な課題と認識しております。これらに対して、好天時の集客強化として、各種イベントの増加や料金設定の見直しを図り確実に営業利益を確保するとともに、入会保証金の返還に対して内部留保の充実及び確実な資金繰り計画を立てることを実施いたしております。
②資本の財源及び資金の流動性
当社の契約債務として重要な入会保証金は、入会日から10年間もしくは20年間据置した後、退会を希望する会員に返還することとなっております。現在、据置期間が経過した返還請求中の会員数が多く、返還計画に見合った必要な資金を長期借入金により資金調達することとしております。その他、設備投資については、耐用年数に見合ったリース期間のリース取引契約を締結することを基本としており、また、短期の運転資金需要は自己資金及び金融機関からの短期借入金で調達しております。
なお、平成30年3月31日現在、契約債務の残高としては、預り保証金6,267,815千円、有利子負債が長期借入金78,340千円、短期借入金35,000千円、リース債務14,945千円となっております。