有価証券報告書-第60期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。
ゴルフ場経営の厳しい環境が続く中にあって安定した収益を確保するためには、質の高いコースと従業員サービスの提供によりプレー満足度を高めることが肝要であり、また、当社コース特有の事情としてコース内の公道を安全に横断する対策が不可欠であります。その意味で、当社の対処すべき課題は以下のとおりここ数年間変わりがありません。
(1) 質の高いコースコンディションの維持
前述のとおり、(有)G-West社との間にコース管理委託契約を締結して3年目を迎え、グリーンをはじめコース全般について会員から高い評価を頂いておりますので、今後とも更にプレー満足度の高い良質なコースにするべく努めてまいります。
(2) 質の高い従業員の確保と育成
ここ数年にわたり、従業員に対して研修を実施するとともに給与改定や臨時期末手当の支給等でその待遇の改善にも意を用いてきた結果、キャディをはじめフロントや食堂等において顧客と直に接する従業員の接遇が質的に向上しておりますので、次年度以降においても引き続き接遇の質を一段と高めてまいります。
一方で、慢性的な人手不足の影響は当社にも及んでおり、特に良質なサービスの提供に不可欠なキャディの確保に困難を強いられておりますので、求人活動の見直しや派遣の活用など多角的な検討を進め、人材の確保に努めてまいります。
(3) プレーの安全対策
当社コース特有の事情として、1ラウンドのプレー中に4か所の市道横断を余儀なくされておりますが、クラブの市道横断対策特別委員会のご尽力により、来期早々にも飯能市との間に市道横断の解消に向けた協定書を取り交わして協議に入る見通しに至りました。
今後は、具体的な工事計画の内容を詰めていくことになりますが、費用の点も含め多々解決すべき問題がありますので、株主会員の皆さまのご意見を拝聴しながら、市道横断対策特別委員会を中心に検討を進め、適切に対応してまいります。
(4) 安定した収益の確保
株主会員の皆さまのご支援により今期も黒字決算とすることができ、これで6期連続の黒字となりましたが、今期に限ってみるとプレーフィ等の料金改定の効果に負うところが大きかったといえます。上記の各課題に適切に対処するためには、この先も財務基盤を厚くすることが求められますが、未だ十分とは言えない状況にあります。
当社の収入は、クラブ会員からの年会費収入、来場者からの売上金収入及び新規クラブ入会者からの入会金収入の3つを柱としておりますが、クラブ会員の支払う年会費は近隣の同業他社が相次いで改定する中で平成13年以来17年間も据え置かれたままですので、これまでは売上金収入、就中ゲスト料金と入会金収入に依存した財務体質でありました。
しかしながら、ゲスト来場者数はここ数年にわたる諸施策の実施にもかかわらず伸び悩み、当期においては14,795名と予算人員15,000名を205名下回り、前期よりも530名少ない結果となりました。また、新規入会者についても、年々減少傾向にあり、今期も前期の66名(正会員53名、平日会員13名)を割り込む63名(正会員48名、平日会員15名)に止まりました。この実態が示すように、これまでのゲスト料金を柱とした売上金収入と入会金収入に依存した財務体質からの脱皮は、時間を置かずして解決しなければならない重要な課題であります。
他方で、クラブ会員の来場数は年々増加傾向にあり、前々期に8年振りに20,000名を超え、前期も20,000名台を維持し、今期は前期よりも営業日数が8日少ない中で20,000名に僅か29名足りなかっただけでしたので、会員制ゴルフクラブのあるべき姿へ回帰する好機と捉え、今後とも徹底したコース管理と高品質の従業員サービスの提供によりプレー満足度を高め、会員来場者数の一層の増加による収入の確保に繋げるとともに、年会費改定の要否やクラブへ入会し易い入会金・預託金の見直しなど、財務基盤の安定化に向けた方策を検討してまいります。
ゴルフ場経営の厳しい環境が続く中にあって安定した収益を確保するためには、質の高いコースと従業員サービスの提供によりプレー満足度を高めることが肝要であり、また、当社コース特有の事情としてコース内の公道を安全に横断する対策が不可欠であります。その意味で、当社の対処すべき課題は以下のとおりここ数年間変わりがありません。
(1) 質の高いコースコンディションの維持
前述のとおり、(有)G-West社との間にコース管理委託契約を締結して3年目を迎え、グリーンをはじめコース全般について会員から高い評価を頂いておりますので、今後とも更にプレー満足度の高い良質なコースにするべく努めてまいります。
(2) 質の高い従業員の確保と育成
ここ数年にわたり、従業員に対して研修を実施するとともに給与改定や臨時期末手当の支給等でその待遇の改善にも意を用いてきた結果、キャディをはじめフロントや食堂等において顧客と直に接する従業員の接遇が質的に向上しておりますので、次年度以降においても引き続き接遇の質を一段と高めてまいります。
一方で、慢性的な人手不足の影響は当社にも及んでおり、特に良質なサービスの提供に不可欠なキャディの確保に困難を強いられておりますので、求人活動の見直しや派遣の活用など多角的な検討を進め、人材の確保に努めてまいります。
(3) プレーの安全対策
当社コース特有の事情として、1ラウンドのプレー中に4か所の市道横断を余儀なくされておりますが、クラブの市道横断対策特別委員会のご尽力により、来期早々にも飯能市との間に市道横断の解消に向けた協定書を取り交わして協議に入る見通しに至りました。
今後は、具体的な工事計画の内容を詰めていくことになりますが、費用の点も含め多々解決すべき問題がありますので、株主会員の皆さまのご意見を拝聴しながら、市道横断対策特別委員会を中心に検討を進め、適切に対応してまいります。
(4) 安定した収益の確保
株主会員の皆さまのご支援により今期も黒字決算とすることができ、これで6期連続の黒字となりましたが、今期に限ってみるとプレーフィ等の料金改定の効果に負うところが大きかったといえます。上記の各課題に適切に対処するためには、この先も財務基盤を厚くすることが求められますが、未だ十分とは言えない状況にあります。
当社の収入は、クラブ会員からの年会費収入、来場者からの売上金収入及び新規クラブ入会者からの入会金収入の3つを柱としておりますが、クラブ会員の支払う年会費は近隣の同業他社が相次いで改定する中で平成13年以来17年間も据え置かれたままですので、これまでは売上金収入、就中ゲスト料金と入会金収入に依存した財務体質でありました。
しかしながら、ゲスト来場者数はここ数年にわたる諸施策の実施にもかかわらず伸び悩み、当期においては14,795名と予算人員15,000名を205名下回り、前期よりも530名少ない結果となりました。また、新規入会者についても、年々減少傾向にあり、今期も前期の66名(正会員53名、平日会員13名)を割り込む63名(正会員48名、平日会員15名)に止まりました。この実態が示すように、これまでのゲスト料金を柱とした売上金収入と入会金収入に依存した財務体質からの脱皮は、時間を置かずして解決しなければならない重要な課題であります。
他方で、クラブ会員の来場数は年々増加傾向にあり、前々期に8年振りに20,000名を超え、前期も20,000名台を維持し、今期は前期よりも営業日数が8日少ない中で20,000名に僅か29名足りなかっただけでしたので、会員制ゴルフクラブのあるべき姿へ回帰する好機と捉え、今後とも徹底したコース管理と高品質の従業員サービスの提供によりプレー満足度を高め、会員来場者数の一層の増加による収入の確保に繋げるとともに、年会費改定の要否やクラブへ入会し易い入会金・預託金の見直しなど、財務基盤の安定化に向けた方策を検討してまいります。