有価証券報告書-第63期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。
当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、社会経済活動が制限されたことから極めて厳しい状況が続きました。夏場以降は感染拡大の防止と経済活動の両立を図り、各種政策の効果や海外経済の改善によって、徐々に持ち直す動きが見られましたが、一部に変異種の拡大等もあり、今後のワクチン効果が期待されるものの、予断を許さない状況が続いております。
新型コロナウイルスの世界的な感染はスポーツ業界にも多大な影響を及ぼし、東京2020オリンピック・パラリンピックは延期となり、またゴルフを含めて競技会大会は大多数が中止や延期、観客制限を余儀なくされました。
かかる状況の下、下記のような対策を実行、もしくは検討中であります。
ゴルフ場を取り巻く事業環境につきましては、少子高齢化や団塊の世代のリタイア、異常気象への対応といった従来の課題に加え、コロナ禍ということでゴルフ場の運営は非常に難しい状況となっており、今後所謂二極分化が一層進むものと考えられます。こうした中、当クラブはプレー満足度の高い良質なコースを有し、豊かなクラブライフを満喫できる格調の高いゴルフクラブを目指し、一掃磨きをかける必要があります。理事会では係る観点から60周年を機に改めて中期的な経営シミュレーションを行ない、その見通しの下により当クラブは計画的に事業を推進して参ります。
その骨子は以下の通りです。
① コースコンディションの維持向上、そのためのインフラ整備
コース管理はゴルフ場経営にとって最も重要なパートである事から、データに基づく管理、最新情報の収集、人材の育成は勿論のこと、スプリンクラーやグリーンの扇風機等のインフラ整備及びコース景観への対応も並行して着実に行っていく必要があります。喫緊の課題としては、今冬の異常低温によりダメージを受けたBグリーンの修復です。また、懸案であったバンカーの修復については、本年度より順次実行し4年間に亘る計画です。
② サービスの向上、カートの導入を含む新たなサービスの提供
会員の高齢化に伴いカート導入のニーズは増しており、カート導入プロジェクトチームを発足させ現在検討中ですが、その前提となる県道に架かる歩道橋とコース内を横切る市道については行政との協議を進めております。
また、シニア層女性を対象に新しいティーイングエリアの新設と、アプローチ練習場の改修を計画中です。初心者向けのレッスンを始め会員のニーズに合ったレッスン企画を行い、会員とご家族向けの新レッスンプログラムを提供していく予定です。
③ 安全対策の徹底 地域との共生
地球温暖化に伴う自然災害の頻発、更にはパンデミックの対応等安全対策は益々重要な課題となっております。防球ネットは定期的な点検を継続しておりますが、その他にも万年塀の改修、コース外柵周辺の樹林帯の整備など様々な危険要因への対策強化が急務な状況となっています。
地域との共生もゴルフ場にとっては基本課題の一つですが、特に居住地域に隣接する樹林帯整備、騒音及び匂いなどへの対策の面では住民とのコミュニケーションは不可欠です。然しながらコロナ禍により、毎年春に実施しておりました地域住民の皆様を招待する観桜会は、2年に亘り中止せざるを得ない状況となり、別の形でのコミュニケーション強化を検討中であります。
④ 安定的な収益確保と財務体質の改善
以上①と②の課題を推進していくためには、財政的裏付けが必要不可欠であることは言うまでもありません。対策の一つとして、本年度より19年振りに年会費を改定させていただきました。昨年度はコロナ禍ということで、ゲストの来場が大幅に減少し、財務的に大きなダメージを受けました。安定的な収益確保には一定程度のゲストの確保が必要です。コースコンディション、サービス向上、ブランド力のアップ等々を目指しゲスト来場にも繋げて参ります。
当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、社会経済活動が制限されたことから極めて厳しい状況が続きました。夏場以降は感染拡大の防止と経済活動の両立を図り、各種政策の効果や海外経済の改善によって、徐々に持ち直す動きが見られましたが、一部に変異種の拡大等もあり、今後のワクチン効果が期待されるものの、予断を許さない状況が続いております。
新型コロナウイルスの世界的な感染はスポーツ業界にも多大な影響を及ぼし、東京2020オリンピック・パラリンピックは延期となり、またゴルフを含めて競技会大会は大多数が中止や延期、観客制限を余儀なくされました。
かかる状況の下、下記のような対策を実行、もしくは検討中であります。
ゴルフ場を取り巻く事業環境につきましては、少子高齢化や団塊の世代のリタイア、異常気象への対応といった従来の課題に加え、コロナ禍ということでゴルフ場の運営は非常に難しい状況となっており、今後所謂二極分化が一層進むものと考えられます。こうした中、当クラブはプレー満足度の高い良質なコースを有し、豊かなクラブライフを満喫できる格調の高いゴルフクラブを目指し、一掃磨きをかける必要があります。理事会では係る観点から60周年を機に改めて中期的な経営シミュレーションを行ない、その見通しの下により当クラブは計画的に事業を推進して参ります。
その骨子は以下の通りです。
① コースコンディションの維持向上、そのためのインフラ整備
コース管理はゴルフ場経営にとって最も重要なパートである事から、データに基づく管理、最新情報の収集、人材の育成は勿論のこと、スプリンクラーやグリーンの扇風機等のインフラ整備及びコース景観への対応も並行して着実に行っていく必要があります。喫緊の課題としては、今冬の異常低温によりダメージを受けたBグリーンの修復です。また、懸案であったバンカーの修復については、本年度より順次実行し4年間に亘る計画です。
② サービスの向上、カートの導入を含む新たなサービスの提供
会員の高齢化に伴いカート導入のニーズは増しており、カート導入プロジェクトチームを発足させ現在検討中ですが、その前提となる県道に架かる歩道橋とコース内を横切る市道については行政との協議を進めております。
また、シニア層女性を対象に新しいティーイングエリアの新設と、アプローチ練習場の改修を計画中です。初心者向けのレッスンを始め会員のニーズに合ったレッスン企画を行い、会員とご家族向けの新レッスンプログラムを提供していく予定です。
③ 安全対策の徹底 地域との共生
地球温暖化に伴う自然災害の頻発、更にはパンデミックの対応等安全対策は益々重要な課題となっております。防球ネットは定期的な点検を継続しておりますが、その他にも万年塀の改修、コース外柵周辺の樹林帯の整備など様々な危険要因への対策強化が急務な状況となっています。
地域との共生もゴルフ場にとっては基本課題の一つですが、特に居住地域に隣接する樹林帯整備、騒音及び匂いなどへの対策の面では住民とのコミュニケーションは不可欠です。然しながらコロナ禍により、毎年春に実施しておりました地域住民の皆様を招待する観桜会は、2年に亘り中止せざるを得ない状況となり、別の形でのコミュニケーション強化を検討中であります。
④ 安定的な収益確保と財務体質の改善
以上①と②の課題を推進していくためには、財政的裏付けが必要不可欠であることは言うまでもありません。対策の一つとして、本年度より19年振りに年会費を改定させていただきました。昨年度はコロナ禍ということで、ゲストの来場が大幅に減少し、財務的に大きなダメージを受けました。安定的な収益確保には一定程度のゲストの確保が必要です。コースコンディション、サービス向上、ブランド力のアップ等々を目指しゲスト来場にも繋げて参ります。