有価証券報告書-第67期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/03/29 16:48
【資料】
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【項目】
55項目
(1)経営成績等の状況の概要
当会計年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当期における我が国の経済は、海外経済の回復が続くなか、政策効果もあいまって、雇用・所得環境の改善が続き、経済の好循環が更に進展する中で、民需を中心に景気が回復して参りました。また、物価については景気回復により、需給が引き締まる中で上昇し、デフレ脱却に向け前進しております。
一方、ゴルフ場業界におきましては、ゴルフ愛好者の高齢化や若年層のゴルフ離れなどにより、ゴルフ場数並びにゴルフ来場者数は毎年減少しており、依然として厳しい環境にあります。福岡県のゴルフ場につきましては、7月の豪雨災害により、土砂崩れなど、甚大な被害が発生したコースもあり、福岡県のみならず、九州全体の来場者数は前期に比べ大幅な減少となりました。
当社が賃貸しております古賀ゴルフ・クラブにおきましても、災害によるコースの被害は無かったものの、来場者には大きく影響致しましたが、冬季優待券の発行もあり、当期前半の来場者が増加したため、通年での来場者数は31,152名となり前期比△566名で若干の減少に留まることができました。
コースにおきましては、年明けから積雪による3度のクローズ、例年より10日早く梅雨が明け、その直後に西日本豪雨の発生となりました。また、当期の夏は酷暑となり、毎夏状態維持を心配されるベントグリーンにつきましては、例年に比べ乾燥害の被害があり、大変厳しい夏となりました。9月以降は前期同様降水量が多く、コースはしばらく湿潤な状態が続きました。台風の接近も多く、被害を心配致しましたが、幸いクローズは2日のみで済み、大きな被害も発生しませんでした。主要木である松につきましては、ここ数年、松くい虫による松枯れが増加しており、対策を強化しておりますが、被害は未だに終息傾向にありません。今後も根強く、被害木の処分、防除作業、観察の徹底を図って参ります。尚、間伐や枝落とし、剪定については引き続き実施致します、クラブハウスをはじめ諸設備につきましては、適時点検を実施し、必要な補修及び改善を行いました、また、コース内散水設備更新工事は無事終了し、練習場改修工事については一部工事が残りましたが、こちらも概ね終了しており、これでクラブハウス建設から続いておりました大規模な改修工事は、ほぼ終了致しました。長期に亘り、工事期間中はご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。尚、茶店やコース内のトイレ等の諸施設におきましては老朽化が進んでおりますので、改修等の検討を進めて参ります。
以上により、経営成績については、営業収益257,611千円(前年同期比98,029千円増)、営業費用144,205千円(前年同期比20,957千円)、営業外損益を加減して経常利益110,570千円(前年同期比82,024千円増)となりました。また、散水設備更新工事等に伴う除却損、法人税・住民税及び事業税、法人税等調整額を差し引いた結果、当期純利益424千円(前年同期比260千円減)となりました。
財政状態については、当事業年度末の純資産合計が前年同期比424千円増加して4,083,405千円となりました。
なお、当社はゴルフ場施設の賃貸事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における「現金及び現金同等物」(以下「資金」という。)は、「償却前営業利益」が188,166千円と安定していた事により、営業活動の結果増加した資金は199,171千円、投資活動の結果使用した資金は188,344千円、財務活動の結果減少した資金は23,076千円となり、前事業年度末に比べ12,249千円減少し、当事業年度末には237,091千円となりました。また、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動の結果増加した資金は199,171千円(前年同期比142,716千円増)となりました。これは、主として「償却前営業利益」が188,166千円獲得でき、営業債務が10,690千円増加したことを原因として生じたものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動の結果使用した資金は、188,344千円(前年同期比26,187千円増)となりました。これは、主として有形固定資産の取得による支出177,713千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、財務活動の結果得減少した資金は23,076千円(前年同期比100,000千円減)となりました。これは、長期借入金返済による支出23,076千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
該当事項はありません。
c.営業実績
当社の事業は、古賀ゴルフ・クラブにゴルフ場設備を賃貸しており、次の通り営業収益(賃貸料収入)をあげております。
項 目第67期
(自平成30年1月1日 至平成30年12月31日)
金 額前年同期比
千円%
営業収益257,611161.43

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
主要顧客別営業状況
最近2事業年度の主要顧客別の営業収益は、次の通りであります。
相手先第66期
(自平成29年1月1日 至平成29年12月31日)
第67期
(自平成30年1月1日 至平成30年12月31日)
金 額総営業収益
に対する割合
金 額総営業収益
に対する割合
千円%千円%
古賀ゴルフ・クラブ159,582100257,611100

(注)1.上記の金額には、 消費税等は含まれておりません。
2.古賀ゴルフ・クラブは、当社のゴルフ場施設を賃借し、ゴルフ場を経営しておりますが、古賀ゴルフ・クラブの当社事業に係る位置付け等については「第1 企業の概況 3.事業の内容」に記載の通りであります。
主要顧客である古賀ゴルフ・クラブの営業状況は、次の(1)から(2)の通りであります。
(1) 入場者数
(単位:人)

第66期
(自平成29年1月1日 至平成29年12月31日)
第67期
(自平成30年1月1日 至平成30年12月31日)
メンバーゲストメンバーゲスト
1月9998171,8169878091,796
2月8657161,5817439801,723
3月1,1411,4232,5641,1551,4132,568
4月1,2621,7473,0091,1961,7582,954
5月1,0482,3583,4061,1172,3163,433
6月1,0341,4982,5329511,6972,648
7月1,0571,2422,2999361,2042,140
8月8621,0251,8877709031,673
9月1,0991,5652,6641,1021,2212,323
10月1,2812,0293,3101,2521,8753,127
11月1,1092,6753,7841,0892,4893,578
12月1,1931,6732,8661,2711,9183,189
合計12,95018,76831,71812,56918,58331,152

(2) 営業収入の実績
(単位:千円)

第66期
(自平成29年1月1日 至平成29年12月31日)
第67期
(自平成30年1月1日 至平成30年12月31日)
営業収入マンスリーフィ133,300133,650
プレーフィ275,035296,265
キャディフィ110,799109,314
登録手数料53,60053,600
レストラン売上69,65270,641
商品売上7,8556,902
運営雑収入9,86610,624
その他収入616660
合計660,723681,655

(注) 古賀ゴルフ・クラブの消費税等の会計処理について、消費税等抜きで表示しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営社の視点による当社の営業成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。尚、文中
の将来に関する事項は、当事業年度末(平成30年12月31日)現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積もり
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、その作成にあたって採用する重要な会計方針は、 第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計方針)に記載の通りであります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
当社の当事業年度の経営成績等は、売上高257,611千円(前年比161.43%)、営業利益113,406千円、当期純利益424千円となっております。
営業活動によるキャッシュ・フローの状況については、当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローの金額は199,171千円(前年比352.80%)となっております。今後とも、営業活動によるキャッシュ・フローの安定維持のため、償却前営業利益の安定管理と運転資金管理を徹底していく方針であります。また、財政状態については、貸借対照表に記載の通り、投下資金の使途の状態については、有形固定資産の設備等への投資額が4,912,185千円(前年比100.05%)となっており、投下資金の調達の状態については、株主資本(資本金・資本剰余金・利益剰余金)による調達額が4,083,905千円(前年比100.01%)となっております、
b.当社の経営成績に重要な影響を与える要因
当社は第一部 企業情報 第1 企業の概要 3事業の内容 に記載の通り、ゴルフ場施設を古賀ゴルフ・クラブに賃貸していることから、当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、古賀ゴルフ・クラブの営業状況があります。
また、古賀ゴルフ・クラブの営業に重要な影響を与える要因としては、景気動向や天候等の外部要因と、当社が所有するゴルフ場施設の適切な管理、運用という内部要因があります。
当社としては、所有するゴルフ場施設を適切に管理、運営し、必要な設備投資を実施していく事が重要であると考えております。
尚、古賀ゴルフ・クラブの営業状況について前項③生産、受注及び販売の実績をご覧下さい。
c.資本の財源及び資金の流動性
資本の財源については、当社はゴルフ場施設という固定資産を、安定的に自己資本と固定負債にて調達する事を基本としており、当事業年度末においては、有形固定資産4,912,185千円に対し、自己資本4,083,905千円、固定負債1,018,271千円となっております。
当事業年度はコース内散水設備更新工事等に177,713千円支出しましたが、これは当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローにて賄っております。尚、これでクラブハウス建設から続いておりました大規模な改修工事はほぼ終了したと考えております。
資金の流動性については、ゴルフ場施設の維持、管理を適切に行うに足る現金及び現金同等物を維持する事としております。当う事業年度末においては、現金及び預金残高は237,091千円となっております。
d.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
目標とする経営指標等について、具体的な数値等はございませんが、中長期的な設備投資計画を実行していくための適切な当期利益額とキャッシュ・フローの確保を重視しております。
尚、当社はゴルフ場施設の賃貸事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討については記載を省略しております。

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