有価証券報告書-第70期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/03/30 13:45
【資料】
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【項目】
90項目
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当期における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大と行動制限措置の長期化により、宿泊・外食・交通・エンターテイメント等のサービス業を中心に消費低迷が継続し、他の先進国に比べ経済の回復に大きな遅れが生じることとなりました。また、生産と輸出については半導体不足と東南アジア等の感染拡大に伴うサプライチェーンの混乱により、自動車産業を中心に大きく落ち込むこととなりました。今後は経済活動の活性化に向けた感染対策や公的機関の支援策が求められます。
一方、ゴルフ場業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、緊急事態措置の発令もありましたが、ゴルフという屋外スポーツが再び評価され、九州各県のほとんどのゴルフ場では昨年を上回る来場者となり、コロナ禍前の来場者数が期待できる状況まで回復致しました。
このような情勢のもと、当社のゴルフ場運営につきましては、これまで同様、お客様が快適にご利用いただける環境づくりに邁進して参ります。
以上により、当事業年度の業績は、営業収益693,597千円(前年同期比83,256千円増)、営業費用689,140千円(前年同期比14,072千円増)、営業外損益を加減して経常利益9,497千円(前年同期は経常損失46,692千円)となりました。また、退会者入会金取崩、土地売却に伴う売却益、法人税・住民税及び事業税、法人税等調整額等を差し引いた結果、当期純利益34,154千円(前年同期は当期純損失8,248千円)となりました。
財政状態については、資産の部では流動資産が前事業年度末と比べ76,197千円増加し、469,982千円となりました。これらは主に、現金及び預金が87,575千円増加したことによるものです。固定資産は前事業年度末と比べて68,039千円減少し、4,789,674千円となりました。これは主に、有形固定資産の新規取得18,974千円、固定資産の減価償却による85,807千円減少によるものです。負債の部では、流動負債は前事業年度末と比べて44,655千円増加し、248,812千円となり、固定負債は前事業年度末と比べて70,651千円減少し、880,830千円となりました。これは主に、長期借入金の返済及び入会金預りの取崩によるものです。
なお、当社はゴルフ場施設の賃貸事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における「現金及び現金同等物」(以下「資金」という。)は、「償却前営業利益」が90,263千円と安定していた事により、営業活動の結果増加した資金は133,743千円、投資活動の結果使用した資金は13,092千円、財務活動の結果減少した資金は33,076千円となり、前事業年度末に比べ87,575千円増加し、当事業年度末には417,807千円となりました。また、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動の結果増加した資金は133,743千円(前年同期比29,205千円増)となりました。これは、主として「償却前営業利益」が90,263千円獲得できたこと、営業債務が14,095千円増加し、売上債権が7,574千円減少したこと等を原因として生じたものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動の結果使用した資金は、13,092千円(前年同期比1,534千円減)となりました。これは、主として有形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、財務活動の結果減少した資金は33,076千円(前年同期比5,600千円増)となりました。これは、主として長期借入金の返済による支出23,076千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
該当事項はありません。
c.営業実績
最近2会計期間の営業実績は、次のとおりであります。
(1)営業収入の実績
区 分前事業年度
(自令和2年1月1日 至令和2年12月31日)
当事業年度
(自令和3年1月1日 至令和3年12月31日)
金 額総営業収益に対する割合金 額総営業収益に対する割合
営業収入千円%千円%
プレー収入218,31135.77271,87639.20
年会費収入132,68621.74158,10022.79
レストラン収入43,9977.2149,3617.12
ショップ収入6,7461.108,3591.21
その他収入208,60034.18205,90129.68
合 計610,341100.00693,597100.00

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当社の事業は、ゴルフ場事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)入場者数
(単位:人)

前事業年度
(自令和2年1月1日 至令和2年12月31日)
当事業年度
(自令和3年1月1日 至令和3年12月31日)
メンバーゲストメンバーゲスト
1月1,0458681,9139984221,420
2月1,1181,2052,3231,2716151,886
3月1,2029932,1951,2558712,126
4月3211554761,3351,3362,671
5月5111806911,3708502,220
6月1,0105321,5421,1461,0392,185
7月1,2047431,9471,2669402,206
8月1,2468392,0858967711,667
9月1,0996741,7731,3096501,959
10月1,5111,2972,8081,5571,2332,790
11月1,5251,7283,2531,3281,6953,023
12月1,3881,6523,0401,2311,5722,803
合計13,18010,86624,04614,96211,99426,956

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の営業成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。尚、文中
の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
当社の当事業年度の経営成績等は、営業収益693,597千円(前年比113.64%)、営業利益4,457千円(前年同期は営業損失64,727千円)、当期純利益34,154千円(前年同期は当期純損失8,248千円)となっております。
営業活動によるキャッシュ・フローの状況については、当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローの金額は133,743千円となっております。今後とも、営業活動によるキャッシュ・フローの安定維持のため、償却前営業利益の安定管理と運転資金管理を徹底していく方針であります。また、財政状態については、貸借対照表に記載の通り、投下資金の使途の状態については、有形固定資産の設備等への投資額が18,974千円(前年比129.73%)となっており、投下資金の調達の状態については、株主資本(資本金・資本剰余金・利益剰余金)による調達額が4,130,014千円となっております。
b.当社の経営成績に重要な影響を与える要因
当社は第一部 企業情報 第1 企業の概要 3事業の内容 に記載のとおり、平成31年1月1日より、当社が自らゴルフ場その他スポーツ施設の運営を開始致しました。営業に重要な環境を与える要因としては、景気動向や天候などの外部要因と、当社が所有するゴルフ場施設の適切な管理、運用という内部要因があります。会員及びゲストの皆様に快適で安心してご利用いただけるプレー環境を確保すべく、所有するゴルフ場施設を適切に管理、運営し、必要な設備投資を実施していく事が重要であると考えております。
尚、営業状況については、3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③生産、受注及び販売の実績をご覧下さい。
c.資本の財源及び資金の流動性
資本の財源については、当社はゴルフ場施設という固定資産を、安定的に自己資本と固定負債にて調達する事を基本としており、当事業年度末においては、有形固定資産4,787,227千円に対し、自己資本4,130,014千円、固定負債880,830千円となっております。
当事業年度は主に既存設備の取替・改修工事等で18,974千円を支出しました。
資金の流動性については、ゴルフ場施設の維持、管理を適切に行うに足る現金及び現金同等物を維持することとしております。当事業年度末においては、現金及び預金残高は417,807千円となっております。
d.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
目標とする経営指標等について、具体的な数値等はございませんが、中長期的な設備投資計画を実行していくための適切な当期利益額とキャッシュ・フローの確保を重視しております。
尚、当社はゴルフ場施設の賃貸事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討については記載を省略しております。
②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、その作成にあたって採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載の通りであります。
なお、財務諸表の作成にあたって、資産・負債や収益・費用に影響を与える見積りは、一定の会計基準の範囲内において過去の実績やその時点での入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は、これらの見積りと異なる可能性があります。
また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積りにつきましては「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載の通りであります。

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