有価証券報告書-第25期(2025/04/01-2026/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、深刻な人手不足や国際情勢の混乱による物価高などの影響を受け、先行き不透明な推移を辿りました。ゴルフ業界におきましても、諸コストの上昇や、異常気象による来場動向の変化など、厳しい経営状況に終始いたしました。
こうした中、当社は事業の継続と競争力の強化を最優先課題に掲げ、施設の老朽化対策や災害への備えに万全を期すとともに、快適性と安全性を高めるための投資を重点的に実施してまいりました。これらは、質の高いサービスを安定してお届けするために欠かせないものであり、中長期的な収益拡大に寄与するものと考えております。
具体的な施策といたしましては、グリーンの酷暑対策として、ミスト付き1基を含むグリーンファン13基を新設したほか、耐暑性に優れた新世代ベントグラス「ピュアディスティンクション」への草種転換を図る3ヵ年計画の改修工事に着手いたしました。本計画は、1ヵ年毎に10月から翌4月までの期間において、9ホールずつグリーンの草種を転換するものです。なお、工事期間中もテンポラリーグリーンの運用により、間断なくご利用いただけるよう措置を講じております。あわせて、施設運営の根幹である水源確保に向けた井戸の新設とインフラ整備を行い、安定的な供給体制を構築するなど、将来にわたるコース品質のさらなる高質化に注力してまいりました。
このほか、クーラー付カートの増車に加え、最新の自動減速・停止システム搭載カートへの更新、及びSOUTHコースのカート道誘導線の入れ替えを行ったことにより、走行トラブルを抑制し、安全かつ快適なプレーフィールドを供しております。
また、食の安全を支える要として厨房設備を見直し、プレハブ冷凍・冷蔵庫を刷新することで、徹底した衛生管理を実践しております。
以上の結果、当事業年度の経営成績は以下のとおりとなりました。
当社がリゾートトラストゴルフ事業株式会社に運営委託しているセントクリークゴルフクラブの業況は、当事業年度の来場者数51,040名(前期比8,302名減)となりました。会員来場者数は3,302名減少の29,062名(前期比10.2%減)、ゲスト来場者数は5,000名減少の21,978名(前期比18.5%減)となりました。
当事業年度の来場者数が減少した主な要因は、グリーンのコンディション不良に伴う営業制限、及び顧客満足度の低下にあります。前事業年度に発生したグリーンへのダメージは、回復に想定以上の時間を要し、シーズンインまでの修復が叶いませんでした。加えて、当夏季におきましても酷暑によるダメージが再発したため、満足度の低下がコンペや同伴ゲストの来場数減少を招く一因となりました。こうした事態を重く受け止め、当社では根本的な解決を図るべく、3ヵ年にわたるグリーン転換計画を策定いたしました。本計画に基づく工事により、10月以降はWEST・SOUTHの18ホールを通常営業としたものの、EASTコースがテンポラリーグリーンでの運用となる制約も重なり、当事業年度の来場者数は大幅に伸び悩む結果となりました。
当社の売上高は、年会費収入とリゾートトラストゴルフ事業株式会社からの運営委託手数料等で構成されております。当事業年度における年会費収入は148,495千円(前期比0.4%減)、運営委託手数料は181,000千円(前期比4.2%減)、売上高は332,716千円(前期比2.6%減)となりました。
一方で販売費及び一般管理費は333,328千円(前期比2.4%減)となり、営業損失は612千円(前期、営業損失94千円)となりました。前事業年度はジャパンクラシック株式会社への営業差入保証金に対する貸倒引当金の戻し入れが41,500千円ありましたが、当事業年度は78,500千円の戻し入れとなり経常利益は74,246千円(前期比91.1%増)、当期純利益は64,044千円(前期比84.4%増)となりました。
前事業年度末に比べ、資産は101,046千円増加の4,978,135千円、負債は37,001千円増加の329,507千円、純資産は64,044千円増加の4,648,627千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当社の資金状況は、当事業年度における現金及び現金同等物は前事業年度に比べ33,254千円減少し51,819千円となっております。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は101,833千円(前事業年度は50,920千円の増加)となりました。これは、税引前当期純利益が73,162千円、減価償却費が65,306千円であったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は172,864千円(前事業年度は101,470千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が172,864千円であったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の増加は37,776千円(前事業年度は74,865千円の増加)となりました。これは、長期借入れによる収入50,000千円があったこと等によるものです。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社はゴルフ場の管理を行っている会社のため、生産実績及び受注実績については該当事項はありません。
販売実績
(注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は74,246千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。
資産合計は、4,978,135千円となり、前事業年度と比べて101,046千円の増加となりました。これは主に構築物が81,045千円増加したこと等によるものです。
負債合計は、329,507千円となり、前事業年度と比べて37,001千円の増加となりました。これは主に長期借入金が50,000千円増加したこと等によるものです。
純資産合計は、4,648,627千円となり、前事業年度と比べて64,044千円の増加となりました。これは当期純利益を64,044千円計上したことによるものです。
経営成績については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所用資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における有利子負債の残高は281,015千円、現金及び現金同等物の残高は51,819千円となっております。キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会社の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、深刻な人手不足や国際情勢の混乱による物価高などの影響を受け、先行き不透明な推移を辿りました。ゴルフ業界におきましても、諸コストの上昇や、異常気象による来場動向の変化など、厳しい経営状況に終始いたしました。
こうした中、当社は事業の継続と競争力の強化を最優先課題に掲げ、施設の老朽化対策や災害への備えに万全を期すとともに、快適性と安全性を高めるための投資を重点的に実施してまいりました。これらは、質の高いサービスを安定してお届けするために欠かせないものであり、中長期的な収益拡大に寄与するものと考えております。
具体的な施策といたしましては、グリーンの酷暑対策として、ミスト付き1基を含むグリーンファン13基を新設したほか、耐暑性に優れた新世代ベントグラス「ピュアディスティンクション」への草種転換を図る3ヵ年計画の改修工事に着手いたしました。本計画は、1ヵ年毎に10月から翌4月までの期間において、9ホールずつグリーンの草種を転換するものです。なお、工事期間中もテンポラリーグリーンの運用により、間断なくご利用いただけるよう措置を講じております。あわせて、施設運営の根幹である水源確保に向けた井戸の新設とインフラ整備を行い、安定的な供給体制を構築するなど、将来にわたるコース品質のさらなる高質化に注力してまいりました。
このほか、クーラー付カートの増車に加え、最新の自動減速・停止システム搭載カートへの更新、及びSOUTHコースのカート道誘導線の入れ替えを行ったことにより、走行トラブルを抑制し、安全かつ快適なプレーフィールドを供しております。
また、食の安全を支える要として厨房設備を見直し、プレハブ冷凍・冷蔵庫を刷新することで、徹底した衛生管理を実践しております。
以上の結果、当事業年度の経営成績は以下のとおりとなりました。
当社がリゾートトラストゴルフ事業株式会社に運営委託しているセントクリークゴルフクラブの業況は、当事業年度の来場者数51,040名(前期比8,302名減)となりました。会員来場者数は3,302名減少の29,062名(前期比10.2%減)、ゲスト来場者数は5,000名減少の21,978名(前期比18.5%減)となりました。
当事業年度の来場者数が減少した主な要因は、グリーンのコンディション不良に伴う営業制限、及び顧客満足度の低下にあります。前事業年度に発生したグリーンへのダメージは、回復に想定以上の時間を要し、シーズンインまでの修復が叶いませんでした。加えて、当夏季におきましても酷暑によるダメージが再発したため、満足度の低下がコンペや同伴ゲストの来場数減少を招く一因となりました。こうした事態を重く受け止め、当社では根本的な解決を図るべく、3ヵ年にわたるグリーン転換計画を策定いたしました。本計画に基づく工事により、10月以降はWEST・SOUTHの18ホールを通常営業としたものの、EASTコースがテンポラリーグリーンでの運用となる制約も重なり、当事業年度の来場者数は大幅に伸び悩む結果となりました。
当社の売上高は、年会費収入とリゾートトラストゴルフ事業株式会社からの運営委託手数料等で構成されております。当事業年度における年会費収入は148,495千円(前期比0.4%減)、運営委託手数料は181,000千円(前期比4.2%減)、売上高は332,716千円(前期比2.6%減)となりました。
一方で販売費及び一般管理費は333,328千円(前期比2.4%減)となり、営業損失は612千円(前期、営業損失94千円)となりました。前事業年度はジャパンクラシック株式会社への営業差入保証金に対する貸倒引当金の戻し入れが41,500千円ありましたが、当事業年度は78,500千円の戻し入れとなり経常利益は74,246千円(前期比91.1%増)、当期純利益は64,044千円(前期比84.4%増)となりました。
前事業年度末に比べ、資産は101,046千円増加の4,978,135千円、負債は37,001千円増加の329,507千円、純資産は64,044千円増加の4,648,627千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当社の資金状況は、当事業年度における現金及び現金同等物は前事業年度に比べ33,254千円減少し51,819千円となっております。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は101,833千円(前事業年度は50,920千円の増加)となりました。これは、税引前当期純利益が73,162千円、減価償却費が65,306千円であったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は172,864千円(前事業年度は101,470千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が172,864千円であったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の増加は37,776千円(前事業年度は74,865千円の増加)となりました。これは、長期借入れによる収入50,000千円があったこと等によるものです。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社はゴルフ場の管理を行っている会社のため、生産実績及び受注実績については該当事項はありません。
販売実績
| 区分 | 前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 運営委託契約等による手数料収入 | 189,000 | 24.7 | 181,000 | △4.2 |
| 年会費収入 | 149,134 | 66.3 | 148,495 | △0.4 |
| その他 | 3,361 | 57.1 | 3,221 | △4.2 |
| 合計 | 341,495 | 40.3 | 332,716 | △2.6 |
(注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| リゾートトラストゴルフ事業㈱ | 189,000 | 55.3 | 181,000 | 54.4 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は74,246千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。
資産合計は、4,978,135千円となり、前事業年度と比べて101,046千円の増加となりました。これは主に構築物が81,045千円増加したこと等によるものです。
負債合計は、329,507千円となり、前事業年度と比べて37,001千円の増加となりました。これは主に長期借入金が50,000千円増加したこと等によるものです。
純資産合計は、4,648,627千円となり、前事業年度と比べて64,044千円の増加となりました。これは当期純利益を64,044千円計上したことによるものです。
経営成績については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所用資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における有利子負債の残高は281,015千円、現金及び現金同等物の残高は51,819千円となっております。キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会社の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。