有価証券報告書-第154期(平成29年2月1日-平成30年1月31日)

【提出】
2018/04/26 11:04
【資料】
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【項目】
78項目

対処すべき課題

文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。
(1) 経営方針
当社は、明治5年創業以来、永年にわたり「より良き内容・より良きサービス」をモットーに、我が国の食文化発展に貢献することを企業理念として参りました。
この企業理念のもと、「伝統と格式ある精養軒ブランドの再構築」、「質の高い料理とサービスの追求」、「安定した収益構造の確立」を目指し、営業力の強化、人材育成に注力しております。また、効率的な業務運営を推進し、企業体質の強化と内部留保を図りつつ、安定配当を継続する方針であります。
(2) 経営環境及び会社の対処すべき課題
今後の見通しにつきましては、東京オリンピック・パラリンピックに向けた経済の活性化や、パンダ人気による上野公園の集客増など、明るい材料があるものの、人手不足や業界内競争の激化は、今後とも続いていくものと思われます。
当社といたしましては、今後とも、積極的な営業活動の推進、店舗運営の再構築、人材育成によるモチベーション向上、将来を見据えた設備投資の検討、不動産の有効活用の推進など、更なる経営基盤の強化に努めて参ります。